純朴も矜持も品位も美学も慎ましさも失い、大陸亜人、半島亜人、白色蛮人、並に成り下がった日本人、その回復はあるだろうか?どうすれば・・・? ネット空間に己の調理場のナベの中を開陳する、その自己満足の品格の無さが解らなくなっている。自己主張のみで人の心を慮る懐の深さを失っている。女賢しうして国滅ぶ。棺桶に片脚突っ込むまでは己の人生の価値は見えないと言う事を解る男が居なくなった。
私はハズレモンの一生を送った。親を追い出し、足蹴にし、その期待を裏切り、嘆かせ、泣かせ、職を転々とし、妻に何もしてやらなかった。長男を崖から突き落とした。腎臓を傷めて多分状況は棺桶に片脚突っ込んでいる。この時点で薄々見えるものがある。私は何かを『探し』まわったのだ。有体に言えば『愛』を探し回ったのだろう・・・得られなかった、諦めた。その諦めた処に自己の完成を見つけたかもしれない。・・・・支離滅裂。妻に言わせれば破滅型人格。
魔物が私を唆す・・・蒸発しないか、三波春夫のチャンチキおけさみたいな生活はどうだ、と。 天山南路をあてもなく歩く自分を想像する、パンパを歩く、ある日高い崖に昇って滔々と流れる川を見る、アンデスの上に瞬く星を見る、銀河鉄道で果てもない旅をする、そんなことを夢見る。
私はハズレモンの一生を送った。親を追い出し、足蹴にし、その期待を裏切り、嘆かせ、泣かせ、職を転々とし、妻に何もしてやらなかった。長男を崖から突き落とした。腎臓を傷めて多分状況は棺桶に片脚突っ込んでいる。この時点で薄々見えるものがある。私は何かを『探し』まわったのだ。有体に言えば『愛』を探し回ったのだろう・・・得られなかった、諦めた。その諦めた処に自己の完成を見つけたかもしれない。・・・・支離滅裂。妻に言わせれば破滅型人格。
魔物が私を唆す・・・蒸発しないか、三波春夫のチャンチキおけさみたいな生活はどうだ、と。 天山南路をあてもなく歩く自分を想像する、パンパを歩く、ある日高い崖に昇って滔々と流れる川を見る、アンデスの上に瞬く星を見る、銀河鉄道で果てもない旅をする、そんなことを夢見る。