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詩と物語を紡ぎます

スーパームーン

2018-01-02 21:20:00 | daily tsukasa
〉スーパームーン


今宵(一月二日)は満月。十九時四十二分に撮影した。十二月に続いて、のスーパームーン。掌の皺がはっきり見える明るさだった。


さぼてん、ですよう!
にせんじゆうはちねん、いちがつは、すぺしやる! なんと、まんげつが、にかい、あるですよ! つきのぱわー、にばいにばいで、らつきーらつきー、かも♡


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2018/01/02
19:45 pm
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Amaterasu

2018-01-02 20:20:00 | poem
     Amaterasu



高台から臨む夜は薄まり、
薄まった夜は光を吸って、
朝へと疾走を始め、
大気は極小温度の、
摂氏零度に凝縮しきった。


太古、此処には【海】があった。


高台から公園に下る急激な段差は、
なだらかに住宅地に連なり、
この地がかつて、
海岸線であったことを告げている。

背中に気配がした。
祈り、の気配だ。
真摯な処女の、祈りの詩だ。

長い黒髪を結って、
純白の衣を纏い、
emptinessと化して、
energyの降臨を待っている、
巫女の清浄なる祈りの、祝詞、だ。

     その後ろで、
星を、
   月を、
      陽を、
大地を、海を、

――森羅万象、の、
――季節の巡り、を、

読み、拝み、祈る、
古人の【合掌の、群れ】が、
高台を埋め尽くす。

凛と張り詰めた、
元旦の空を朱に染めて、
地を照らし、
海を照らして、
energyが溢れ弾ける、
初日が昇り、
辺りに響き渡る、

二拍手。

刹那、気配は消え、
わたしひとりが、
慈悲深く冬の天を照らす、
初日に、
合掌して、

震えていたのだ。


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written:2018/01/01〜02
elaborated:2018/01/02
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