今日はリバーウォークで開催された手話フェスティバルに参加してきました。
今年の特別公演として三重県から、ろうの今川医師が来られて特別公演されました。
私が医療従事者になるずいぶん前は、ろうやろうあの人は医師、薬剤師、看護師にはなれないという法律がありました。
彼は医師になりたくても、法律で禁止されていることを中3で知り、いったん諦めながらも「法律がいつか変わるかもしれない」と信じ勉強は続け準備をしておこう!と頑張り続けていたそうです。運よく、高校時代に法律が変わり、見事筑波大学を卒業され医師として忙しい毎日をすごされておられすそうです。
先天的に聞こえませんが、患者さんとのコミュニケーションをとる方法や当直時の電話に代わる方法、など工夫されていることがとても印象的でした。筆談や口話、それにアプリを使ってお話しされた内容が文書に残るようになっていたり。
心臓カテーテルの時は滅菌ペンを使い滅菌シーツにたくさんの筆跡の写真があったのも面白かった。
現在聴覚障害の医師は全国に22名、うち内科医は2名だけ!!
ですが、ろうは耳が聞こえないだけで何でもできる!!とおっしゃっていました。
とても充実した講演会で今川先生とまた、お会いしたいな、と思う印象的な医師でした。
写真や画像が禁止されていてご紹介できないのが、残念です!