12月になると、一年がとても早かったな、と毎年思ってしまいます。
皆様にとっては、どのような一年だったでしょうか。
院内でも、今年を振り返ってみますといろんなエピソードがありました。
3月に先代、辻敏が85歳で逝去いたしました。40年近く、この地域での医療に貢献してきたことに感謝しつつ、思いを引き継ぎ、後継者として恥じない医療を行っていくことを再確認した次第です。
長年勤めてくれている阿比留師長は、1年以上前から熊本の親御さんの介護の為、勤務日数を減らしていました。長い闘病生活後、お父様がご逝去されたのは大先生の永眠から7時間後でした。同日に葬儀という、何かしらの縁を感じた日でもありました。
(現在も残されたお母様の介護のために水曜から土曜の勤務となっています。)
また、妊婦姿で働いていた3人のスタッフが2月、5月、9月と出産が続いた年でもありました。
3人とも男の子で、生後間もない赤ちゃんを抱っこさせてもらうたびに幸せを感じました。
妊娠、出産の報告を受けると、うれしくもありながら、それがお別れのタイミングになることもあり、複雑な心境となってしまいます。育児に専念するため2名が退職、1名が1年の育児休暇を取ることになりました。
そんな中、新しいメンバーが仲間入りし、さらに、2名の看護スタッフが数年のブランクを経て戻ってきてくれました。2人とも、長年当院を支えてくれていたスタッフですので、私たち、患者様からの信頼も厚く、とてもありがたく思っています。
仲間意識が高くなり、さらによいチームワークがとれていると自負しています。
来年も一致団結して頑張りますので、よろしくお願いします。
皆様に良い年が訪れますよう、心よりお祈りいたします。
(喪中のため、年頭のご挨拶は失礼させていただきます。)