池田進のひとり言

少年サッカーコーチの皆さんへ。

選手と指導者の距離

2018-05-21 09:54:43 | 日記

最近、青山学院大学陸上部監督の原晋さんをTV番組で

よく見かけます。その原監督が4月24日付の日経の

「スポートピア」で書いています。以下はその一部の抜粋

です。

 

~ 昨今、パワーハラスメントに関して社会の目は厳しく

なっている。スポーツ界も例外ではなく、レスリング女子

の伊調馨選手がパワハラを受けたと認定されて栄和人・

強化本部長が辞任したばかり。

 

選手と指導者の距離の取り方はなかなか難しい。(中略)

一方で指導者がパワハラを恐れて強くものを言えず、

選手が勘違いする例も少なくないようだ。「アスリート

ファースト」はきれいな言葉だが、選手をちやほやする

ことではない。「能力を最大限引き出してあげること」と

定義すれば、厳しく接することも含まれるわけで、何か

とすぐパワハラとされる風潮には違和感も覚える。現場

で「指導の加減が難しい」という嘆きも聞くが、要は信念

を持って普段から向き合えているかどうか。そこは教える

側の力量ということになる。~