9月22日付の日本経済新聞におもしろい記事が出ていました。
見出しは「慣用句、誤用が定着、文化庁調査、○存亡の機→存亡
の危機、○足をすくわれる→足元をすくわれる」。
この記事に登場する慣用句は、「存亡の機」、「足をすくわれる」、
「話のさわり」、「ぞっとしない」、「心が折れる」、「目が点になる」、
「知恵熱」。正しく使っているかと問われれば私も自信がありま
せんが、これらの慣用句は、話の流れの中で使うわけですから、
相手が間違って受け取る心配はまずないと思いますがね。
記事で、日本大学の田中ゆかり教授(社会言語学)は「若い人
たちの間で誤用や新しい使い方が広がるのはやむをえない。
言葉に関心を持つ機会にしてほしい」とコメントしています。