自慢話で恐縮です。
私が経営する昌和機械工業所は、2001年のスポーツ事業部設立以来、
サッカーに関連した商品をつくってきましたが、2008年から、ビジネス領域
を「サッカーを中核にしたより広範囲なスポーツ事業」に拡大させました。
その開発商品第1号がポータブル式鉄棒で、続いて逆上がり練習用の鉄棒
を出しました。
「逆上がり感覚鉄棒」という商品名で、愛称は「できるクン」。この鉄棒は、
岡山大学大学院の梶谷信之教授の推奨をいただいています。梶谷教授は
1984年のロサンゼルス五輪の男子体操平行棒で銀メダルをとられた
体操選手です。開発にあたっていろいろとアドバイスをいただきました。
この逆上がり練習用鉄棒は、鉄棒の中央部分がくぼんでいるのが特長です。
くぼんでいる所が手の位置より少しでも下にあると、その分お腹が鉄棒の上に
乗りやすくなり、逆上がりのコツである「足を振り上げてお腹を鉄棒に巻きつける」
感覚を容易に習得できます。
この商品は読売テレビや毎日放送の番組でも紹介されました。
逆上がりは小中学校の授業で取り入れられることが多いですが、出来ないことで
苦手意識を持つ子どもが多いのが現状です。保育園の園長さんにお聞きすると
「保育園の頃から早期に逆上がりを習得させたい」というお考えが多いです。
逆上がりができるようになったという成功体験を、より多くの子どもたちに味わせて
あげたいと願っています。