=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

セーターリメイク

2006-12-26 | 日々の暮らし.能登
 最近、服を着ながら考える。この服、いつ買ったんだっけ?と。今年去年買った服ならいざしらず、それ以前の服がほとんどなので、?年選手の服が、それはそれは…笑。なかには、高校の時に買った服を、少しリメイクして…というのも。それはそれで記憶が鮮明なのだけれど、オトナになって、自分で稼いだお金で買った服が定かではない。もう働いて通算10年以上になるので、それは4年ものなのか、10年ものなのか…笑
 その定かではない記憶の服のひとつである茶色のグラデーションの薄地のセーター。ここ数年は家でよく着ていました。そのセーター、美味しい生地なのか、一度虫にやられ、そこは、適当に繕ったのだけれど、今年また虫食われ…。それも、裾と袖と…。さすがに大きな穴だったので、もうダメかなぁと思いつつ。
 その裾の部分を、はさみでジョキジョキ裁ってみた。短くなったけど、まだいけるか…。でもなんだかアンバランスなのが気になって。そうだ、ベストならいけるかも…と、こんどは袖をハサミでじょきじょき。
 ほつれてくるかなぁと思ったけれど、思ったより目の細かいニットだったのと、洗濯して多少縮んでいるので、切りっぱなしでも結構味がある。言わなきゃ、こんなデザインのだーと、押し通せそうな勢い…笑
 かえって、前のよりよくなったし、出番も多くなるような気がする。(作業服の下には、セーター・カーディガンよりベストがグー)
 そして、切り落とした袖の部分は、今年大活躍のレッグウォーマーに。
 もうしばらく頑張ってもらえそうで、よかった。
 それと、少し考えた。買ったきっかけは思い出せなくても、それぞれとちゃんと人生を歩んで、ひとつひとつと思い出を刻んでいこうと。それが、モノ、服に対しての精一杯の思いやり。(20061226)

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