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=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

シェービング体験

2008-02-06 | 日々の暮らし.能登
 夕飯時だったか、なにげに母に聞いてみた。「ブライダルエステとか行かんでもいいよね?」
 「行くに決まっとるやろ」 え? 「別にいいんじゃない」って言われるもんやとばかり思っていたから、その答えにまずびっくりした。
 でも、必要最小限でいいわと、その前にシェービングだけ済ませるつもり。
 ただ、問題は、すぐにカミソリ負けを引き起こす、この肌。
 試しにと思って、友達に紹介してもらったシェービングを行っている美容院へ。
 今失敗しても、まだ時間はあるし…笑
 できるうちにと、顔と首をやってもらって、マッサージとか、パックみたいなのとかも。
 やはり、プロの切れ味は違う。出来上がった顔を見て思った。
 その晩、お風呂に入って、首のあたりが、少しすーすーしたけれど、決して肌が負けるのではなく、手荒い技が肌を負かしていたのだと分かった。
 そこで、学んだこと。
 カミソリは決して肌を荒らさない。
 抜いたりした場合、後にその毛先を巻き込んで、それが肌を凹凸状にしてしまうよう。
 それが、カミソリに当たると、皮膚に雑菌が入って、悪循環…。
 なるほど。
 仕上がった後、肌のどの部分も、つるつるでびっくりした。ぐっとあか抜けた感じ。
 小さいとき、近所の散髪やさんで、顔も剃ってもらってて、その日の晩は、布団のシーツの繊維までくすぐったかったことを、その晩寝る時に思い出した。
 自分ではない人、それもプロに、きれいにしてもらうことって、思ったよりも、とても、うきうきってすることなんだって思った。ブライダルに関係なく、シェービングは理髪業ならやってもらえる。
 エステっていうと、気構えちゃうけど、シェービング。もっと、早く行ってたら、人生違ってたかな…まさか。(20080206)

サンデーナイトスリープ

2008-02-03 | 日々の暮らし.能登
 ↑サタデーナイトフィーバーに掛けてみたのですが…
 知る人ぞ知る、私は眠り姫です。(あ、自分で姫って書いちゃった…)
 調子が悪いとき、たくさん寝れば治ります(笑)逆に、眠れてないと、分かりやすく、ダウンします(笑)
 最近は、筋肉痛のごとく、その効果?の出が遅く、2~3日後、1週間後になんてことも…。
 そういう自分に気づいて、なんでもスケジュールをたてるとき、どうしても夜でないとダメか…というのをすごく吟味してしまいます。
 あと、すごく大事なのが、日曜の夜に早めに寝ておくこと。1週間、身体のモチが違います~笑
 理想は、21時前とか(今時お子様でもこんな時間に寝ませんっ)。最近では、普段でも22時頃寝てる私には、大差ないかもしれません。でも、おかげで、この2年間、お医者さんにかかってませんっ。(寝込んだりはしてるんですが…)
 そもそも、どこでもよく眠れるのは、特技みたいなもので、すごい遺伝子持ってるなぁと感謝してます…。
暦は春。「光の春」を感じる今日この頃ですが、冬眠から「春眠暁を覚えず…」に移行ってところかな。(20080203)

新居を探しに

2008-01-29 | 日々の暮らし.能登
 春から二人暮らし。それには、まず住むところから、ということで、新居を探しに。
 「一人なら気を遣わんけど、二人だとそれなりに…」というけれど、やはり予算もあるので、家賃と間取り図とにらめっこ。家にいる時間がより長くなるであろう私の意見が、かなり優先。 「収納がないー」とか、「一階がお店なのは、物騒…」とか言いながら…。はじめは一緒に図面見てたけど、あまりにも資料があるので、二人で各々仕分けするも、だんだん時間ばかりすぎていることに気づき、少し集約して、4件に絞って、内見をお願いすることにした。
 一件目。読み落としていた。一階がコーヒー豆のお店だった。設備が古く、こんなものなのかなーと、落胆する。
 二件目。できれば二階以上が希望だけれど、ここは一階。まわりは静かなので問題ない。中の設備はぐんと良いが、窓の外が住人の通路になっているところが気になった。
 三件目。資料の写真からすると、あまりぱっとしない外回り。でも、窓がたくさんあるところに引かれて、候補に入れた。部屋に入って、窓を開けたら、少し高台になっていて、外の景色がぱぁーっと広がった。設備もちょうど入れ替えたところで、新品のキッチン。
 四件目。いちばん広めの間取り。でも、一階なので、日当たりの悪い部屋があるのが気になった。
 少し違う地域の物件も見ようと、その日は、見るだけにした。
 その後、ホットケーキと珈琲のセットを頂きながら、お互い「三件目」のがいいと思ってることで、意見一致。(パチパチ)。
 その日の夜、目を閉じると、あの窓からの風景が蘇った。
 翌日も、違う場所を見て回る。けど、結局、結局、あの三件目にしようということになった。
 後日ネットで調べてみたら、アパマンショップにもちゃんと掲載されてる物件だった。でも、それだけでは、ぱっとしない物件としか思えなかった。図面から、ある程度は想像できるけど、やっぱり現地で感じたことがいちばん優先されるんだと思った。
 「まずは、現場へ行け」建築で口酸っぱく教わってきたことが、ちょっと役に立ったのかも、って思った。
 「行ってみないと分からない、やってみないと分からない」それは、旅で教わったことでもある。
 そして、申し込み、大家さんの審査を経て、無事、契約できることとなり、ほっとしてはいるものの、新たな課題が。
 それは、持ってるものをさらに精査すること。…ふたりで使う家具、家電は揃えるにしたところで、今この部屋にあるものと、もう一人の部屋にあるものを、そのまま持ち込める余裕がないのです。ということで、引っ越しまで、七尾に居る日は、せっせと、身の回りにあるものを、なんとかしないとーと思っているところです。あんまり持たないようにしてたけど、改めて考えると、結構モノって増えてってますね。(20080129)

無財の七施

2008-01-27 | 日々の暮らし.能登
 七尾に来て、初めての去年の年明け、夕方になると、どんどん太鼓を叩く音がして、「何の音だー」とおののいたものだった。耳を澄ましていると、お経を唱える声もして、寒修業の僧が、家々を回っているのだと分かった。
 一年のうちで一番寒さの厳しい時だけ。
 うちにも回ってくるのかしら…と思ってどきどきしていたけれど、その気配はない。もしやってきたら、どのようにすればいいのかしら…。そんなことを考えた。
 そんなことを考えていた、寒の時期、「無財の七施」(むざいのしちせ)を知った。
 お金はなくとも、できること。
1.眼施(げんせ)……あたたかい、優しいまなざしで人に接すること。
2.和顔施(わげんせ)……いつもなごやかで穏やかに、微笑みある顔つきで人やものに接すること。
3.言辞施(ごんじせ)……思いやりのこもったあたたかい言葉をかけてあげること。
4.身施(しんせ)……礼儀正しい振る舞いや、身をもって奉仕を行なうこと。
5.心施(しんせ)……他のために心をくばり、心底から共に喜び共に悲しむことができ,他の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取れる思いやりの心持ち。
6.床座施(しょうざせ)……たとえば自分が疲れていても電車の中で喜んで席を譲る行為。また競争相手にさえも自分の地位を譲って悔いなく過ごせること。
7.房舎施(ぼうしゃせ)……風や雨露をしのぐ所を与えること。自分が半身濡れながらも、相手に雨がかからないように傘を差し掛ける思いやりの行為など、気持ちよいもてなしをしてあげること。
 これから、この暗い七尾の寒い夜を思うとき、この「無財の七施」を、心に改めたい。(20080127)

寒いっ

2008-01-17 | 日々の暮らし.能登
 暦は正直だ。小寒から大寒にかけての今、言葉にしなくても「寒いっ」。
 七尾で2度目の冬。去年もこんなに寒かったっけ?って思うけど、たぶん私の皮膚感覚がどうかしてたんだろう。
 昨日は、最高気温が1度。(最低ではなく…)。冷蔵庫の中と外と、温度を比べてみるけれど、違いがない…。中のほうがほんのり温かい?!
 加賀と能登では、緯度が高い分、能登のほうがいつも寒かったり、涼しかったするのだが、この時期の2度低いうんぬんは、結構大きい。
 冷え性の身体には結構こたえる。夏場よりも、体温が平均0.3~0.5度くらい低めなのを、身体がなんとか、体温あげようという努力があるようで。
 で、寒いときに、一番いいのは、自分で動いて、身体の中からあったかくなること。次にいいのは、お風呂などであったまって、外から熱をもらったのを身体の中まであったかくすること。また、暖房でもあったかくなるのだけれど、身体の芯まではなかなかあったかくならない。あったかい飲み物で、おなかをあったかくするというのも、時にはいい。
 寒いからこそ、自分の身体をあの手この手を使って、あっためようと知恵を絞る。
 寒いとき、意外にも頭の中は、しゃきっとしている。チョコレートはきりっとして美味しいし、チョコにかぎらず、何もかもが、きりっとした表情を見せる、一年のうちでもほんのひとときのこの時期が、決して嫌いではない。もう、しばらくのこと、もうしばらく。(20080117)