これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

民主党と自衛隊、同じ体質:指揮系統の断絶と無能な指揮官鳩山由紀夫”閣下” 

2010-03-25 | 安全保障

民主党の党内紛争、
    
首相批判の自衛隊中隊長を処分

   民主党は3月23日の常任幹事会で、生方幸夫副幹事長の解任方針を撤回し、続投させることを決めた。生方氏は、解任騒動の発端となった3月17日付の産経新聞社のインタビューの前にも、鳩山政権の「内閣一元化」方針に反し、政策調査会の復活を求めるなど、執行部にありながら執行部批判を強めていた。小沢幹事長が23日、生方幸夫副幹事長を一転して留任させた背景には世論の厳しい批判に、参院選への危機感を覚えたからだ。 高嶋氏は22日に小沢氏と電話で協議した際、小沢氏から「温情があだになった。人事は冷厳に、だ」と生方氏への厳しい姿勢を聞いたばかりだったため、驚いたが、受け入れたという。ゴマスリ男が、小沢一郎に“ヨイショ”したが、世論の反発でチョンボになってしまった。どの世界にも中身の無い“ヒラメ”、“ゴマスリ”がいるというお粗末な騒動だった。 
     弱い指揮官鳩山由紀夫は戦場離脱で不在 
     アメリカとの戦い(交渉)に勝てるのか!
                   
  一方、自衛隊では現場の指揮官が“執行部”(首相らのこと)批判で処分された。政権批判の連隊長を擁護した中隊長2名が注意・指導を受けたとの記事が新聞に掲載されている。
  2月10日、福島市駐屯の連隊長が日米共同演習の開始に当たって訓辞で首相の日米同盟への取り組みを批判して防衛相から注意処分を受けたが、これを批判するメールを送ったなどの理由で2名の中隊長がそれぞれ注意処分、口頭注意を受けた。
   現場の声が上に伝えられない体質の組織
          小沢民主党と瓜二つ
           
  民主党も自衛隊も現場に危機感充溢、上層部のあなた任せ・風邪任せの体質、現場感覚の欠如や正規のルートでは現場の声が伝わらない体質のため現場を与る“下”の者が苦悩しているようだ。

指揮官“不在”の組織、民主党と自衛隊 
  鳩山由紀夫、小沢一郎、小林千代美といい、どの議員も金銭疑惑を抱えたままで公僕が務まるかのごとく振る舞っている。警察沙汰になっている者が国民の生活第一とか議員としての職責を果たすと言っても、生方副幹事長が代表する民主党内の身辺が綺麗な議員にとってははた迷惑だろう。
  民主党の議員は、選挙民と接するたびに金に汚い上層部の弁護に追われて辟易、“さっさと身を引け”と文句を言いたく成るはずだ。“もの言えば唇寒し”が小沢民主党。この大元は、”指揮官”不在にある。
  一方、自衛隊はどうか。口先で「同盟は『トラストミー』という言葉だけで維持されるものではない」ことは、至極当たり前である。現場を預かる指揮官が最高指揮官の無為無策、無責任さを指摘しなければなぬのは、“軍隊”であれば重大な出来事であるが、自衛隊は”軍隊”出はない。
  歴代の政権は自衛隊を“軍隊”にすることを避けてきた。シビリアンコントロールに必須な軍事的素養も政治家としての理念もなく、軽武装経済重視で無為・無策に終始したからである。
  これは、戦後の中国の経済発展、軍事力増強及び政治的影響力の推移と比較すれば一目瞭然である。
  幸か不幸か分からないが自衛隊は軍隊ではない。一見、軍隊のような錯覚を覚えるが似て非なるもの、準軍事的な武装集団に過ぎない。どこに軍隊らしさがあるというのだ。イラクへ派遣されたが、オランダ軍やオーストラリア軍に守られて民生支援を行った。武器を持ったボランティアだった。
  しかも、現在の”指揮官”の体たらくはどうだ。鳩山首相、防衛大臣及び外務大臣は、政権発足半年経過したが相変わらず、小田原評定で何一つ決断できない。鳩山首相、防衛大臣及び外務大臣のどれをとっても戦略がない、言うことなすこと何もかもが他国には通用しない書生論では、共同訓練の相手である米軍将兵に顔向けができないだろう。
   “日米対等”と訴えるが、自国民に国のを防衛の任に服するのは日本人の務めだと説くことも出来ず、”米軍は国外・最低でも県外”などと言っている者が最高指揮官ときていれば反乱を起こしたいような心境ではないか。
  現場サイドから見れば最高指揮官は一応、鳩山由紀夫”閣下”であるが、自衛隊も民主党と同じように最高指揮官が“不在”である。

“正規の手続きを経ず”で処分、  
   
正規の手続きが出来ない体質、これも同じ

  民主党の生方副幹事長も正規の場で意見を言わなかったので解任された。自衛隊も正規のルートを経ずに首相を批判して処分された。自衛官が意見を公表するためには制服の上官を通して長官へ伝えると言うのが正規のルートなのだろう。果たしてそのようなルートで現場の意見が大臣、首相に届くだろうか。制服組の上官の中には政治家に取入って出世しようと下司な考えを持っている者もいるだろうから、例え正論であっても途中で“没”となる。
  仮に内局の官僚に伝われば、それこそ制服組より保身に長けているだろうからシビリアンコントロールの脅威と吹聴し政治家と結託して潰しにかかる可能性がある。
  政務三役に嫌われては出世が出来ないと汲々となっている官僚は、それこそ制服の意見を潰しにかかる。尤も制服もゴルフ、マージャン、酒で政治家・官僚に取入らなければトップに登れないだろうが・・・・・。
  “上”に従わなければ“人事異動”で処分される。現場の制服組の意見は大臣、首相には届かないようだ。鳩山首相、民主党の小沢幹事長、副幹事長や一般の議員と同じような力関係が自衛隊にも在る。
  防衛省(庁)・自衛隊がこのような体質を抱えていることも、自衛隊が発足50年以上経っても軍隊にあらず準軍事的集団から卒業できない一因、口頭注意で事足れりの所以だ。
  また、この程度の“指導”しか出来ない防衛大臣は列国には存在しない無能な”国防相”の見本だ。北澤大臣が
無能で組織を統率する器でないことを、大臣就任直後の記者会見で自らさらけ出していた。”馬鹿な指揮官敵より怖い”という。これでは、組織はもたない、戦えない。
(参考)戦略が無い国家“戦略室(局)” と ”反戦・反自衛隊”の防衛オンチの防衛大臣誕生!

 


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