コーエンさん来日を考える
しばらく前、前原議員に北朝鮮による拉致義会社問題や日米同盟について考えを教えてくださいと質問のメールを送付したことを記した。もとより回答を期待していなかった日米同係、“米中”同盟については受信したことすら無視された。昨日の北朝鮮の核実験について2人がどのようなことを話したのか興味を引く点だ。新聞の報道によると・・・・・読売新聞を購読している・・・・・アメリカから日本に北朝鮮が核実験をするとの情報提供は無かったとのこと。政府関係者が本当のことを言うかどうかわからないが、たぶん情報の提供は無かったと想像している。情報の提供があっても無くても、国防の任に当たるものにとっては、情報の提供についてその有無をコメントすること自体、本来なら機密事項である。国防や国益を意識しない政治家や官僚が多いから、“機密”事項もつい口外する。これが、平和ボケした日本の実態だ。
そこで、コーエンさんが前原さんと会談したのは、軍事的な観点に立てば、いわゆる“威力偵察”(相手がどのくらい知ているかチョッカイして探り出すようなもの)をしたのだろう。いずれ日本のリーダーになるかもしれぬ人、野党の党首を務めたことがある人が、北朝鮮の動向をどの程度、把握しているか。まったく情報らしい情報を持っていないのか。北朝鮮が核兵器をもったら日本はどう反応するか?コーエンさんの狙いは、ここにあったことは明白だ。元国防長官という経歴や会談の時期からみて、このようなことが念頭にあったはずだ。これらはまったく、私の想像で実に恐縮ですが・・・・・。
世界中が日本の反応を注視している
一般の人間関係において良好な人間関係を保つのためにはギブアンドテイクだ。自分だけが”いただきます”では良好な関係は、築けない。まして情報の世界、しかも相手は普通の人ではない。前原さんがコーエンさんに価値ある情報を提供できたかどうか。出来なければ情報らしい情報をもらうことは出来ないはずだ。韓国は北の核実験よりも前の大統領の死のほうに関心が向いているらしい。北の目論見、見事に命中だ。北朝鮮が核もミサイルも持ったとなれば、長い間、周辺の民族に支配され隷属させられた屈辱感に満ちた朝鮮人、いや朝鮮民族でもいい、内心誇りに思っているかもしれない。その韓国は、諜報機関を持っている。したがって韓国はアメリカと情報交換ができただろう。
情報機関を持たない、持っていてもたいした能力もない日本は北朝鮮の核実験に関する情報を収集できなかった。国ができないのだから前原さんだって収集出来なかった?コーエンさんはいろいろな人と会ったはずだ。コーエンさん以外の米政府の関係者も来日していた。これらの人たちは政府関係者、国会議員などに接触したが、誰一人、日本人は情報らしい情報を得ていないと思っただろう。今朝の新聞を読んだ感想である。
日本が自力でどの程度のことが出来るか出来ないか、北朝鮮が核兵器をもったらどう反応するか、アメリカだけでなく世界中が固唾を呑んで注視している。なんとなれば、日本はかって一国で世界を相手に戦ったのだから。周辺国家が核兵器とミサイルを持ったとき日本がどう進むのか、大きな経済力にふさわしい軍事力を持つのか、それとも無気力に沈潜し、没落に向かって下り坂を転げ落ちるのか、世界中の国が注視している。その尖兵がコーエンさんだ。
裏で進む米朝、中との出来レース
前に書いたが、コーエンさんはクリントン政権の国防長官の時、日本側に、“北朝鮮の核保有を容認できないか”と言ったとか。国防長官経験者だから国防省と密接な連携を持って動いていてもおかしくない。その国防省の長官ゲーツさんは元CIAの長官となれば、一筋縄ではいかない。それだけではない、パパブッシュも元CIA長官だった。息子のブッシュ元大統領も中国に複数回行っている。
インドネシアの華僑である李文正は中国のエージェント、彼が1970年代アーカンソー州に設立した銀行の顧問弁護士をしていたのがヒラリ-長官だ。夫のビルも中国からたっぷり金をもらった。現職大統領の汚職が発覚しないよう目くらませするために仕組まれたのがルインスキーとのセックススキャンダルだった。アメリカと中国は裏で”結婚”している。世界は2つある、表だけでなく裏もある。
クリントン大統領は、戦後の現職大統領として日本は“エネミー”と言った人。宮沢内閣に無理難題を吹っかけた人。このクリントンさんは、アーカンソー州知事を務めたウインスロップ・ロオックフェラーのが遊び相手の女に産ませた子、クリントンの父親ウインスロップ・ロックフェラーが死去したあと母親が結婚した男がクリントンだった。そこで、ビル・クリントンというわけ。クリントンさんのバックを考えればアメリカが何を考えているかがわかる。
そして高名な政治家キッシンジャーさんはロックフェラー財閥の大番頭だ。キッシンジャーという男は単なる政治家ではない。日本をジャップという男。キッシンジャーアソシエイツとやら、キッシンジャーが関係する数10の企業が中国と商売している。
その企業が中国の企業と作った合弁会社が北朝鮮に進出している。オルブライト元国務長官もカーターさんも北朝鮮を訪問した。コーエンさん、キッシンジャーさん、オルブライトさんはユダヤ系の人。バイデンさん、エマニュエル補佐官も同じユダヤ系。私の偏見と独断、裏で米朝,中ともつながっている。
片方の目だけで物を見ているのは日本人だけだ。外国を相手に“戦う”政治家は複眼でものを見るべきだ。
前原さん、今こそ出番です!
前原さんのホームページを拝見すると、「目指す国家像 尊厳ある国家、自らの国に誇りを持って、他国からも尊敬される国家に」ということで、“自立と協調、アメリカを中心に他国と協調、ただし、自分の国は自分で守る”となっている。
私も概ね同感、残念ながら今、アメリカは日本と“離婚”したがっているのではないか、少なくとも“家庭内別居”を模索しつつあるのではないかと思う。今までの惰性による国連重視、アメリカが日本を守ってくれるからアメリカの言うことは何でも聞くという卑屈な日本ではだめだ。前原さん、どうしますか。今こそ出番です。“成人”になったにもかかわらずアメリカ追従一辺倒だから、キッシンジャーは日本をジャップと言ったのだ。われわれ日本人は恥を知らねばならない。
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