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Dear 嫌われたくない、と思っている人へ

2014年08月27日 | スピリチュアル・ライフ?

誰かに「嫌われたい」と願っている人は、何か特別な理由を除いては、そうそういないのではないかと思います。

どちらかと言えば、「嫌われたくない」と思うのが一般的でしょう。

 

 

今年知り合ったGさん(30代)は、私がこれまで生きてきた中で、もっとも純粋と思える男性です。

やや天然なところもあるので(そういう私も、同じく天然と言われておりますが)、自分の持ち味に気付いていない可能性もあります。

 

 

そのGさんと一緒に料理をする機会に恵まれました。

お喋りしながら進めていたその時、「人に嫌われたくないんですよねー」という発言がありました。

彼の口からその言葉を聞くのは二度目でしたので、少しお話してみる必要があるのかな、と思った私は、「厳しいことを言うようだけど、それはエゴかなー?」と申し上げました。

そして「相手が自分を好きになる権利があるように、嫌いになる権利もあると思うのよ。それを奪っちゃわないで」と続けました。

一瞬考えた後で、彼は「そうか・・・。おー、ありがとうございます。スッキリしました」と言ってくださいました。

あまりに早い理解だったので、私の方が少し心配になり、「大丈夫?」と聞き返しましたが、「大丈夫です、もう一瞬で楽になりました」の返答。

Gさんのそういう、人の話を至極当然のように受け止めていく垣根の無さが、本当に純粋だなーと思うところ^^

人は準備が出来ているとき、小さなきっかけを『変わるチャンス』に活かす事ができるもの、と思います。

 

 

ところであなたにとって、他人のこういうところが許せない!というところはどんなところでしょう?

気遣いがない?

不親切?

嘘つき?

えらそうなところ?

優柔不断なところ?

何か一つ挙げてみて、それから続きを読んでみてください。

 

 

↓↓↓

 

 

心理学の中に、『他人は自分を映す鏡だ』という説があります。

今あなたが挙げたものは、実はあなたの中にある部分。

自分の中に無いものは、他人が見せてきても気付かずスルーしていくもの。

けれどスルーせずに引っ掛かってしまうのは、自分の中にそれがあることを認めたくない葛藤の表れ。

「あの人の××なところは、本当にイライラさせられる!」・・・と思ったら、この記事を思い出してみてください。

そして自分の気持ちを、より正しく理解し直す機会としてほしいのです。

 

 

さてその相手は、本当にあなたをイライラさせようとして行動しているのでしょうか?

いいえ。

相手の行動に触発されて、あなたがイライラしているだけのことなのです。

それはなぜか?

あなたが大事にしたいと願う信条や価値観を相手にも求め、何の権利があってか自分の都合のいいよう強要したいとしているからです。

あなたが大事にしたいものがあるように、相手もまた自分が大事にしたいものを持っています。

あなたはそこに敬意を払わずにいて、どうして相手ばかりを責めることができるのでしょう?

 

 

私たちはそうやって、他者との関係の中で、自分を見つめ直すチャンスをもらっています。

自分とは異なる世界観を感じる事があったならば、相手を責める前にこう思えばいいのです。

「なるほど。この人は、私とは違う世界観を持っているのだな」。

そして「違う世界観を持つもの同士が上手くやるためには、どうしたらいいのだろうか」、と考えてみてください。

 

 

また、こんな風にも考えることができます。

「なるほど。今まで無意識だったけれど、私はこういうところを大切にしたいと願っているのだ」。

そして「大切にしているこの価値観を、どうしたら相手に理解してもらえるだろうか」、と考えてみるのです。

 

 

もちろん、上記はご自分が試してみたいと思ったら・・・の事。

私が強制することはできません(笑)

ただ私の経験から申せば。

この真理を理解することは、悟りへの大きな一歩となる事でしょうって事。

ヨーガによれば、悟りは唯一無二のものでなく、荒い悟りから精妙な悟りまで幾つもの段階があるのですが、これがその一つである事は紛れも無い事実、と考えます。

 

 

自分に自信が持てない人にとって、往々にして自分の世界観よりも相手の世界観を優先してしまう人が多いと思います。

かつての私もそうでした。

アサーションというコミュニケーションのテクニックがあるのですが、それが目指すところは、"You are OK"/"I am OK"です。

あなた(・あなた達)もOKだし、私もOKという状態。

それが私の場合には、"You are OK"/" I am not OK"の状態だったのです。

しかし心理学に出会い、意識的に自分自身の世界観を認めようと働きかけるうち、いかに自分が受動的に生きているのかが分かってきました。

自分の人生なのに、主役が自分じゃないなんて!!

 

 

逆に、"You are not OK"/"I am OK"という人達も、世の中には多く存在します。

その手法が攻撃的であろうと、ソフトであろうと、他者を自分の思う通りに従わせようとしたならば、それはまた健全な状態とは言えません。

相手の人生だと言うのに、自分が主役になってやろうだなんて可笑しいでしょ?

 

 

「嫌われたくない」と思う人は、かつて嫌われた(と自分がジャッジした)経験が、無意識に制限を創っているのだろうと思います。

もうそろそろ、そんな自分を自由にしてあげてはいかがですか?

そして相手が誰を好きになろうと、嫌いになろうと、それは相手の自由であって、自分にそれをコントロールする必要も、権利も無い事を知ってほしいと思います。

 

 

『他人は自分を映す鏡』とは本当によく言ったものと、思いませんか?

鏡に映したあなたの顔に、穏やかな笑顔がありますように・・・!

 

 

映利


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