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双極Ⅰ型障害

2011年01月10日 | --用語説明

2009年04月13日 2:20


一般に言われる「躁うつ病」、「躁病」。
アメリカ精神医学会が定める『精神障害の診断と統計の手引き』
(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)が定めた「気分性障害」(症状によって6つに分類)したうちの1つ。

躁状態とうつ状態が出現する疾患。
双極Ⅰ型障害と双極Ⅱ型障害に分かれるが、うつ状態がなく、躁状態だけの場合にもⅠ型に分類される。


双極Ⅱ型障害

2011年01月10日 | --用語説明

2009年04月13日 3:04

気分障害の1つで、食欲減退または過食、不眠または多眠、気力の低下または疲労、自尊心の低下、集中力の低下または決断困難、絶望感などの内、2つ以上の症状が2年間にわたってあり、症状の無い日よりもある日の方が多い場合に診断される。

双極Ⅰ型障害ほど躁とうつの差が無いため「軽い躁状態」は軽く、本人は調子が良いぐらいの認識しかなく、周囲の人もほとんど判りません。

日常生活に支障は無いため(もともと患者は「躁状態」に病気としての認識がありません)、当人は躁状態の後の「うつ状態」の際に医療機関を受診することが多く、「うつ」の苦しさしか訴えない。そのため、医師側も鑑別診断・発見が難しく、「大うつ病」と診断されて治療されている実態がある。

 

診断基準(DSM-Ⅳ)

A 持続的に高揚した、開放的な、または易怒的な気分が、少なくとも4日間続くはっきりとした期間があり、それは抑うつのない通常の気分とは明らかに異なっている。

B 気分の障害の期間中、以下の症状のうち3つ(またはそれ以上)が持続しており(気分が単に易怒的な場合は4つ)、はっきりと認められる 程度に存在している。

1.自尊心の肥大、または誇大。

2.睡眠欲求の減少(例えば、3時間眠っただけでよく休めたと感じる)。

3.普段よりも多弁であるか、しゃべり続けようとする心迫。
4.観念奔逸、またはいくつもの考えが競い合っているという主観的な体験。

5.注意散漫(すなわち、注意があまりにも容易に、重要でない関係の外的刺激に伝導される)。

6.目標志向性の活動(社会的、職場または学校内、性的のいずれか)の増加、または精神運動性の焦燥。

7.まずい結果になる可能性が高い快楽的活動に熱中すること(例えば、制御のきかない買い漁り、性的無分別、ばかげた商売への投資などに専念すること)。

C.エピソードには、症状のないときにはその人物に特徴的でない明確な機能変化が随伴する。

D.気分の障害や機能の変化は、他者から観察可能である。

E.エピソードは、社会的または職業的機能に著しい障害を起こすほど、または入院を必要とするほど重篤でなく、精神病性の特徴は存在しない。

F.症状は物質(例:乱用薬物、投薬、または他の治療)の直接的な生理学的作用、または一般身体疾患(例:甲状腺機能亢進症)によるものではない。

気分変調性障害(気分変調症)とは

2011年01月10日 | --用語説明

一般に言われる「うつ病」。
アメリカ精神医学会が定める『精神障害の診断と統計の手引き』
(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)が定めた「気分性障害」(症状によって6つに分類)したうちの2つ目。

大うつ病性障害の診断基準を満たすほど重くはないが、病的なうつ状態が長く続いている」状態。

以前は「抑うつ神経症」「神経性抑うつ」などと呼ばれていた病気。



診断基準(DSM-Ⅳ)

A 抑うつ気分がほとんど1日中存在し、それのない日よりもある日のほうが多く、患者自身の言明または他者の観察によって示され、少なくとも2年間続いている。

B 抑うつのあいだ、以下のうち2つ、またはそれ以上が存在すること。
1 食欲減退、または過食。
2 不眠、または過眠。
3 気力の低下、または疲労。
4 自尊心の低下。
5 集中力の低下、または決断困難。
6 絶望感。

C この障害の2年の期間中(小児や青年については1年間)、1度に2ヶ月を超える期間、基準AおよびBの症状がなかったことはない。

D この障害の最初の2年間は(小児や青年については1年間)、大うつ病エピソードが存在したことがない。すなわち、障害は慢性の大うつ病性障害または大うつ病性障害、部分寛解ではうまく説明されない。

ただし、気分変調性障害が発現する前に完全寛解しているならば(2ヶ月間、著明な徴候や症状がない)、以前に大うつ病エピソードがあってもよい。さらに、気分変調性障害の最初の2年間(小児や青年については1年間)の後、大うつ病性障害のエピソードが重複していることもあり、この場合、大うつ病エピソードの基準を満たしていれば、両方の診断が与えられる。

E 躁病エピソード、混合性エピソード、あるいは軽躁病エピソードがあったことはなく、また気分循環性障害の基準を満たしたこともない。

F 障害は、精神分裂病や妄想性障害のような慢性の精神病性障害の経過中にのみ起こるものではない。

G 症状は物質(例えば、乱用薬物、投薬)の直接的な生理学的作用や、一般身体疾患(例えば、甲状腺機能低下症)によるものではない。

H 症状は臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。

 

 

 

2009年4月記

 



大うつ病性障害(大うつ病エピソード)とは

2011年01月10日 | --用語説明

一般に言われる「うつ病」。
アメリカ精神医学会が定める
『精神障害の診断と統計の手引き』
(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)が
定めた「気分性障害」(症状によって6つに分類)したうちの1つ。

※さらに軽度、中等度、重度とに分けるが、その判断基準は明確でない


診断基準(DSM-Ⅳ)

A 以下の症状のうち5つ(またはそれ以上)が同じ2週間の間に存在し、病前の機能からの変化を起こしている。(これらの症状のうち少なくとも1つは抑うつ気分または興味・喜びの喪失である)
1 その人自身の訴えか、家族などの他者の観察によってしめされる。ほぼ1日中の抑うつの気分。
2 ほとんど1日中またほとんど毎日のすべて、またすべての活動への興味、喜びの著しい減退。
3 食事療法をしていないのに、著しい体重減少、あるいは体重増加、または毎日の食欲の減退または増加。
4 ほとんど毎日の不眠または睡眠過多。
5 ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止。