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スピリチュアルな力を持つメンタル・カウンセラーeRi
★顔・心・体を通じて魂の成長をサポートする活動と日常のできごと。

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ミッションに気づくこと。本当の問題は頭には無いこと。<こぼれ話>

2011年03月27日 | カウンセリングの現場から

『仕事が軌道に乗らない』ことでご相談に見えたA子さん。
心理カウンセリングと心理療法で探っていくと、本当の問題は
別にあることがわかりました。

では、A子さんが最初に訴えていたお悩みは、
いったい何だったのでしょうか?

そのような質問をいただきましたので、ここで解説してみます。

『仕事が軌道に乗らない』ことは、顕在意識で捉えていた
”見せかけ”の問題であると、前回書きました。

そもそも顕在意識とは何でしょうか?

それは心理学者フロイトが発見した『意識』の一部で、
意識全体を100%としたなら、
顕在意識は3-5%、残りは潜在意識(=無意識)で構成され
ています。

私たちは、今この瞬間にも自分自身を理解し、コントロール
していると思っていますが、実際には自分への理解度など
ごくわずかで、まだ開かれていない多くの可能性を秘めて
いるのです。

しかし潜在意識とは、自分の力で開花したりアクセスするのは
難しいことです。

そうであるからこそ、A子さんも問題の本質に気づかず、
表層部に表れていた”見せかけ”の問題に翻弄されていた
わけです。

ざっくり言えば、顕在意識は左脳で考える部分、
潜在意識は右脳を使いイメージする部分です。

スポーツ選手がイメージトレーニングをするのは、
無限の可能性を秘めた潜在意識に働きかけて、今現在の
実力以上のチカラを発揮させようとする試みです。

潜在意識に自分でアクセスするには、このイメージが
とても重要です。

よくカウンセリングで『気づきを待つ』と言いますが、
それもまた顕在意識で気づいていなかった価値観や思いを
潜在意識から引き出すことを表しています。

しかし自然に『気づき』を得るには、
ご本人が問題を何としても解決したいという意欲、
辛い問題と向き合う苦痛、
自己理解のための能力を要します。

それには半年から数年(長い人は数十年)の時間を要し、
その間はお悩みを維持し続けることとなるわけですから
苦痛も継続されます。
経済的な負担も要します。

だからTrue Colorsでは、
『気づきを待ちません』。
『気づきに会いにいきます』。

それがInner Trip(内部対話療法)。
深い部分での変容をもたらす手法です。

潜在意識には、問題と同時に
解決する能力も秘めています。

だから1-3回で解決する、オリジナルの超・短期療法
(ブリーフセラピー)が可能となるわけです
(ちなみにA子さんのセッションは45分で終了しました)。

風邪を例に挙げれば、問題の原因はウィルスです。
症状である咳や発熱は顕在意識で捉えられる現象です。

西洋医学はこの『現象』に働きかける『対処療法』であり、
本当の意味で病気を治すのは、本人の自己治癒力です。

A子さんの『仕事が軌道に乗らない』というのは、
この現象部分にあたります。
『胸が押しつぶされそうな苦痛と、それが起こると不安が
かき立てられて何も手につかなくなる』本当の問題は、
潜在意識にあるものであったことがおわかりいただけた
ことと思います。
そしてそれを解決する能力は、カウンセラーと言えども
他人には無く、本人にしかありません。

カウンセラーはただガイドするだけです。

もしもカウンセラー自身が「私の力で問題を解決した」と
言うならば、それはカウンセラーの価値観や解決策を押しつけ
たか、ただの驕(おご)りでしかないと私は思います。

ただしスピリチュアル・カウンセリングともなると話は違います。

信じようと、信じまいと、誰にでもガイド(守護霊やハイアー
セルフ等の高次元の存在)がついていますが、
彼らは人間の潜在能力にあるような叡智を備えていますから、
彼らの言葉は正確で、愛に満ちています。

もっともそれを読み取る人間が、自分の解釈をそこに入れてしま
うと、正確にガイドの言葉や思いを伝えることができなくなります。

また読み取る能力がいかに優れていようとも、ボキャブラリや
表現力が充分備わっていなかったり、伝える相手が一人の繊細な
人間であることを忘れてしまったり、相手への敬意や愛情が
欠如していれば、それはただの『リーディング(読み取り)』で
あって、『カウンセリング』とは言えないと考えています。

依頼する側は、心理カウンセリングであっても、
スピリチュアル・カウンセリングであっても、
どんなカウンセラーに任せたいのか吟味する必要があると
思います。
どのカウンセラーに依頼するかで『結果』が異なります。

皆さまから信頼されるカウンセラーになれるよう、
私も邁進する覚悟です!

今日も『地球を癒すぞプロジェクト』実施中です。
地球に感謝し、1日を終えます


ミッションに気づくこと。本当の問題は頭には無いこと。<後編>

2011年03月26日 | カウンセリングの現場から

昨日に続き<後編>です。

昨日のご相談者は20代後半のA子さん。

夢を叶えるためにフリーランスとなったものの、
なかなか仕事が軌道に乗らないそうです。

「もー、仕事どうしよう・・。どうしていいか分かりません。
考えると不安で落ち込んでしまって、何も手につかなくなる
んです」と困り果てている様子です。
(ご本人の許可を得て掲載しています)


こういうとき、一般的に考えたら、
「ではどうしたら仕事が軌道に乗るでしょうか?」と
話を進めていくところでしょうが、どこに問題があるかは
ご本人にしか分かりません。

ところが、ご本人が自覚されている問題は顕在意識(頭の中・
思考)にあるもので、それは言ってみれば見せかけのものなの
です。

では、見せかけでない本当の問題はどこにあるのでしょうか?
それは潜在意識、「心にあるもの」なのです。

だから私は「無い」ところで話はしません。
潜在意識に働きかけていきます。

さてごA子さんに話を戻しましょう。

まずは、A子さんを悩ませるものの正体を突きとめることから
始めてみました。

すると思った通り、問題は『仕事が軌道に乗らないこと』でなく、
恋愛や家族関係、今般の地震の影響(被災地への心配や
自身のストレス)等、幾つもの事柄が複雑に絡み合い、
『仕事について考えた時に、胸が押しつぶされそうになる。
さらにそれが起こると不安が広がり、何も手につかなくなる事』
であることが分かりました。

その後は、それらがなぜA子さんを苦しめるのか確認します。
するとそこには、A子さんの顕在意識では考えもしなかった
『そうせざるを得ない理由』があることが分かりました。

さらにセッションを進めていくと、それらの問題はA子さんを
苦しめることが目的でない。むしろA子さんにエールを送って
いるという、思いもかけなかった展開を迎えました。

ずっと苦しそうだったA子さんのお顔に、笑顔がこぼれました。

さて。お気づきかもしれませんが、こうして本当の問題が
分かったところで、『仕事が軌道に乗らない』という事実は
変わっていません。

しかし無限の可能性を持つ潜在意識は、A子さんに
現状を変えるための具体的な行動と知恵も授けてくれました。

A子さんにはお帰りになった後で、
実際に潜在意識が教えてくれた行動とヒントを試して頂きます。
もしもお一人では上手くいかない場合には、
2回目のセッションをお勧めしました。

その場合には、カウンセリングよりもコーチング手法の方が
効果を発揮するかもしれません。

メニューには出していませんが、実はTrue Colorsでは
コーチングもやっているんです
  (コーチングとは、目標の達成やパフォーマンスの更なる向上を
  目指して、ご相談者を勇気付け、やる気を引き出し、
  自発的な行動を促すコミュニケーションスキルをいいます)

今回のように、心の問題を取り去った後だからこそ
コーチング手法が活きます。

コーチングは現実的な問題を扱うので、顕在意識(頭で
考える)ことが求められます。

もっとも人間の心は複雑ですから、コーチングをする間に
別な潜在意識レベルの問題が出てくる可能性もあります。

その時にはまたカウンセリングで対応するというわけです。

45分間のセッション終了後。
A子さんに、いつも通り仕事が軌道に乗らないことについて、
考えていただきました。

すると、押しつぶすような胸の感触はもはや存在せず、
一向に不安にならずにいられることが確認できました。

「どうして!?・・・す、すごい・・・・・・」と不思議そうなA子さん。

その目はキラキラと輝いていました

 

こうして私のこの日のミッション、終了です

A子さん、潜在意識がプレゼントしてくれた行動とヒント、
試してみてくださいね

ご活躍、お祈りしています


ミッションに気づくこと。本当の問題は頭には無いこと。<前編>

2011年03月25日 | カウンセリングの現場から

今日のご相談者は夢を叶えようと、フリーランスで仕事を
始めて間もない20代後半の女性です。

仕事をどう軌道に乗せたらいいのか考えると、
不安で胸が押しつぶされそう。
どうしていいか分からない。何も手につかなくて困っているという
お悩みでした。
(ご本人の許可を得て掲載しています)

夢を持っていることは、スバラシイことだと思います。

10年程前になりますが、当時小学生だった甥っ子が、
「しょうらい、何になりたいかワカラナイ」と言うので
「わかるわー、その気持ち・・。私だって、まだ分からないもの」と
当時30代半ばの私が答えると、
「えぇー!?大人なのに分からないのー!?」
顎が外れそうなぐらいビックリされたのを思い出します。

そりゃぁ、そうですよ。
一瞬先は光(!)ですもの

夢は幾つあってもいい。
1つにしぼること無いじゃないですか
幾つ叶えてもいいんです!

人間は幸せになることを夢見て、そこに向かって生きていく
ものなのに、いつしか生活が人生そのものになっている方が
ほどんどなのじゃないかな、と思います。

今般の地震により、
いま自分にできることを考えよう』というようなステキな
風潮になっていますけれど、人はそうやってミッション(天命)に
目覚めることが大きな幸せだと思います。

ミッションは、人から言われたのでなく、
自発的に生まれたからこそ尊いのですよね。

ミッション。
それもまた『叶えたい夢』の1つではないでしょうか。

自分のミッションに気づき、それを実現したいと考える原動力は
何事にも代え難い力となり、気づきそのものが人生の喜びである
と思います。

人間というのは、誰かの役に立ちたいという欲求を
備えている尊い生き物なのでしょうね。

今般の地震は、大きな打撃と試練を私たちに与えました。
そして、そこから何も得られない人と、
得られる人がいると思うのです。

私はどのような事からも、何かを学びとれる人だけが、
大きなたましいの成長を遂げることができると考えています。

被災者の方々を支援することのミッション。
そこに気づいた方達は、次にはさらなる大きな意味で
自分の存在意義』を考えるようになるのではないかと思います。

自分は、地球上にたった一人の、
 誰とも異なるかけがえのない存在であることに気づく。
この世に生を受けた瞬間から、自分には何らかのミッションが
 与えられたのではないだろうか?それは何だったのだろう?
今、本来の自分にふさわしい生き方をしているか?
過去に夢見たものの、叶える努力をしないままに
 はなから諦めて遠くへ押しやった夢はないだろうか?
自分が本当にやりたい事は何なのだろう?
それは今送っている生活なのだろうか?
明日からの未来を、
 現状の延長で続けていくことが自分の人生なのか?

これらの事を考えるのは、時間の無駄ですか?
現実はそうはいかない、と考えていますか?

ミッションは、あなたの考えようで
今の生活にも取り入れることができることに気づいてください。

マザー・テレサが、
「世界を平和にするにはどうしたらいいですか?」と
訊かれたとき、こう答えたそうです。
     「家に帰って、家族を愛しなさい」と。

大きなミッションも、
小さなところから叶えていくものだと解釈できないでしょうか。

さて。
本日のご相談者は、True Colorsのカウンセリングで
どのようなことに気づかれたのでしょうか。

つづく。

追記
私が屋号を「メンタルケア&サポートTrue Colors」
付けたのは、あなたの「本当の色」⇒ついては「本当の自分」を
見つけ、それを見つけた時の喜びを多くの方に知って
欲しかったからです。
本当の自分に出会うと、自分が世の中で貢献できるミッションに
気づき、それが大きな喜び、生きる原動力、生きる上での支えと
なると私は信じています。


心の2次災害(生活編)

2011年01月11日 | カウンセリングの現場から

今日は昨日に続いて心の2次災害について考えてみる。

みなさんにも経験がおありだろう。
ショックなことがあったとき、人は誰かに話すと
スッキリするものだ。

そんなスッキリを期待して、誰かに相談する。

ところが聞いた方は「あなたのこういうところが良くない。
こうすればいいのに」という返答をしがちだ。

すると相談した側にとっては二重のショック。
なんだか自分が責められたような気持になってしまうのだ。

それこそが心の2次災害。

うまくいっていない話を聞くと、ついつい問題解決をしようと
先走りしてしまうのが人の情けのようだ。

それも善意から来ているから事態は複雑。


例えば痴漢に遭った女性に対して、
「そんな短いスカートを履いているからいけないのよ、
気をつけなさい。」

泥棒に入られた家主に対して
「いつも見栄をはって、いい服を来ているから
目をつけられたんじゃない」と陰で噂する。 

どこかで聞かれたような会話ではないでしょうか?

また登校拒否をしている小学生のお母さんに対して
「幼少期の育て方に問題があったのでは?」と言うのも
困った話。

仮にそれが正しいとしても、戻ってやり直すことが
出来るわけじゃなし、そのような分析は無意味だと思うのです。

さて、それならショックを受けた人に対して
どのように対応する
のがいいのか?

何はともあれ、
相手の感情に共感し、そしてそれを言葉にして返すことです

共感というのは、相手と同じ気持ちを味わうこと。
それが難しければ、相手の表情や声のトーンに
合わせるだけでもいい。

そして、その人がしてほしいであろうことを言葉にする、
行動で示してさしあげるのがよいのではないでしょうか?


例えば痴漢に遭った女性に対してなら、
「ショックだったでしょう?
もしよかったら、しばらく一緒に通学しようか?」

登校拒否のお子さんがいるお母さんに対してなら、
「お子さんも辛いでしょうが、お母さんもお辛いでしょうね。
私にできることがあれば遠慮せずおっしゃってね」

・・と言った具合。

但しいくら言葉で示しても、心が伴っていなければ
相手の心には届きません。

まずは心ありき。次に言葉であることを忘れずに★


同一化と自己受容について

2011年01月10日 | カウンセリングの現場から

今日は、日本人に多い「同一化」について
お話しようと思います。

クライアントMさんの息子さんは引きこもりで、それが
きっかけでMさん自身がうつ病になってしまった
と言います。

お話を訊いてみると息子が引きこもりになった
ことが信じ難く、対応に迷っているうちに、
それまでPTAやママさんバレーなどで積極的に
交友関係を持っていた場に顔を出すのが
辛くなってしまった。

ママさん達に近づいていくと、ぴたりと会話が止み、
そんな時、自分の噂をしていたのではないかと
疑ってしまうといいます。

そして次第に孤立し、家で独り過ごしているうちに
うつ病になったそうです。


さらに詳しく訊いていくと、夫がリストラされるかも
しれないという不安から家にいても文句ばかり言って
夫婦仲が悪くなったこと、姑の介護などに疲れ果てて
いることなど、様々な要因が絡み合っていることがわかりました。

しかしMさん自身は今もなおママさん達と楽しく過ごしたい
こと、息子には明るいお母さんでいる方がいい影響を
与えられるのではないかと思っていることが確認されました。

このように、悩んでいるときには様々な問題が複雑に
折り重なり、絡み合い、クライアントさんはどこから手をつけて
いいのか分からない・・。
時には悩みがあることにさえ気づいていない・・・という
状態で来所されることもあります。

ですが不思議なもので1つのことが解決されると、
自然とその他の問題も解決していくことがあります。

Mさんのケースもそうでした。

まず説明したのが「同一化」
についてです。
これは心理学用語で、家族=自分、自分=家族と
不即不離の関係になってしまうことを言います。

1つ1つの問題を、自分事と他人事(このケースでは家族の
一人ひとり)に整理していきます。
例えば息子の引きこもりが自分にとってどう
問題であるのか?

最初は「だって家族としては心配でしょう?」という
表面的な答えしか出てこなかったのですが、
無意識に働きかけて訊いていくと「自慢の息子が
人並みの生活を送れなくなって、ママ友達に顔向け
できない。恥ずかしい」という気持ちがあることが
出てきました。

そこで、引きこもりになっているのは息子であって、
あなたではないよね、という話をしていき、
どうしたら自分の問題と切り離せるか答えを
見つけてもらうのです(その答えはカウンセラーが
提案するのでなく、クライアントさんが考えて見つけます)。

Mさんの場合には「ママ友達に顔向けできない、恥ずかしい」
という気持ちを捨てて、「息子のことで悩んでいるの。
辛い気持を聞いてくれる?」とママ友達に打ち明けて
みるという答えを見つけました。

もちろん、そう言って受け止めてくれる友達がいる、
というリソース(解決の資源)があってのことです。

そしてその場面をありありとイメージし、シミュレーションします。

脳はイメージと実際にあった事とを区別することは
できません。
(スポーツ選手がイメージトレーニングするのは
この原理を利用しています)

ですからイメージの中で友達に打ち明け、共感されて
癒されていく自分を体験すると、あたかも実際の
体験のように記憶に残るのです。


すると本来の、社交的で明るく仲間に恵まれたMさんの
資質が再度
輝き
を取り戻しました。

(これはMさんが自分のスピリチュアルの領域に触れた
結果でもあると考えます)

そしてそれを機に、他の問題についてもスルスルと
解決に向かっていったのです。

少し乱暴な言い方になるかもしれませんが、
起こっている現実を
自分の意のままに変えていくことは
難しいものです。

そうであるなら現実を受け入れてしまった方が
ずっと楽になれるもの。
これを「自己受容」と言いますが、目を背けるよりも
目を開く方が勇気はいるけれど、
結果的には
HAPPYになれるのではないかと思います。

自分一人の力では困難なことも、誰かの力を借りれば
成し遂げられることもあります


どうか一人で悩まないでくださいね。

あなたのそばにTrue Colorsが控えています♪