充電式のドライヤーがないか
電気屋さんを探したけど
無かった
去年流行った
手持ちの扇風機くらいかなあ
使えそうなのは
本沢温泉にはドライヤーはない
(山小屋には普通ドライヤーはない)
充電できるコンセントはあるけど
ドライヤーみたいに電気を大量に食う機器の使用はどうかな
まあ今回は濡らしたタオルで髪を拭く程度にしたけど
あと
渋御殿湯にもドライヤーはない
ないけど
シャンプー持参で洗髪した
やはり山を降りたら
頭も体もさっぱりしたい
八ヶ岳の東天狗岳に登ってきた話
天気は時おり太陽を雲が隠したが
終始良かった
陽が当たるところは暑いくらいだった
しかし白砂新道を登り
根石岳と東天狗の鞍部に出たとたん
猛烈な風が!
新調したアウターを着込んだものの
グローブをした手がかじかむほどの寒さ
時おり息ができないほどに強風が吹き荒れていた
帰れるならばここで帰りたいような風だった
今回は久々に稲子湯(みどり池入口)から登った
台風や雪解けの影響か登山道は少し荒れていた
以前来たときと道が変わっているような
他の登山者が歩いているから道かと思うが
もしも一人だったら少し不安に思っただろう
右のアキレス腱は相変わらず痛い
痛み止めを使っても初っぱなから痛む
それでも大禍なく今回の宿、秘湯・本沢温泉に到着
休日だったからかけっこう人がいた
キャンプ場もテントが割りと混んでいた
今回はじめて秘湯の宿のスタンプ帳を持参しスタンプをもらった
生ビールがあったのに缶ビールを買ってしまった
「豆炭です」
小屋の人が容器に入れて暑い布でくるんだ炭? を届けてくれた
「布団の中に入れといたください」
とのこと
おかげで夜は温かく過ごせた
本沢温泉はWi-Fiはなくて
SoftBankは電波が入らない
小屋からでてボイラー室?の前辺りだと
アンテナが2本くらい立って
ラインで通話ができた
小屋の中ではまったくつながらなかった
夕食は17:30
朝食は18:00
年配女性の団体が7:00出発だと話していたので
翌朝は7時前に出発
目標は天狗岳
白砂新道を行く
以前来たときはここで鹿を見た
ピーピー鳴く声が聞こえたからいるのだろうけど
姿は今回見なかった
倒木が多くて道が荒れていた
途中から雪
アイゼンはなかったが問題なく通過
梢のほうで風がごうごうと鳴っている
根石岳の鞍部からはものすごい風
油断するとバランスを崩しそうだった
山頂は長居をするには過酷な環境だった
それでも前回、前々回に比べると
眺望はよくみんな写真を撮っていた
予定はしてなかったけど
西天狗も登り
黒百合ヒュッテへ
初めてではないはずなのに
めちゃくちゃ遠く感じた
上からすでにヒュッテの屋根が見えてはいるのだが
おそらく寒さのせいだろうけど
時間の感覚が少しおかしかった
風のない岩影でお湯を飲んで休みながら降りた
黒百合ヒュッテは混んでいた
日曜日だからか
ハンバーグカレーを食べたが
人が一杯なのでヒュッテの外でベンチに座って食べた
自炊している人達もいた
テントサイトも人が多かった
こんなに人の多い黒百合ヒュッテははじめてだ
いつも休日には来ないからかな
渋温泉で入浴して帰るつもりだったので
食べたらすぐ下山
ここも雪解け後だからか
浮いてる石が多くて足をのせると転がり落ちる石もあった
後、アイゼンの爪痕だろうか
岩の上に無数の白い引っ掻き傷が付いていた
予想より時間がかかって
それでもなんとか渋温泉着
しかしここでまさかの事態が
なんとバスが無い!
いや正確には
台風の影響で渋温泉までバスが入ってこれず
ひとつ手前のバス停まで歩かないといけないと
そんな情報は初耳だった
しかも隣の渋辰野館までは2キロある
今すぐ出発しないと間に合わないかも
渋御殿湯の方の話では
それより手前800メートルの場所に仮設のバス停があるとのことだったが
なんにせよバスに乗っては風呂には入れない
という訳で今回はタクシーを呼ぶことにして
日帰り温泉入浴をしたのだった
渋温泉から茅野駅までは9000円ほどかかった
バスが入れないのでは
渋温泉にはしばらく行けないかな
若干、体力の低下を感じた
足はつらなかったけど
aと