北千住の名店、秋田料理まさきが閉店していた
調べてみると3/31日で営業を終了していたとのこと
知らなかった
コロナになってからちょっと足が遠のいていたこともあって、今月はまだ行ってなかった
足立区に住み始めて以来の行きつけのお店だった
またひとつ行きつけのお店が閉店してしまった
お給料が入ったらまさきで飲むのが楽しみだった
ちょっと疲れたときには自分へのごほうびでまさきに行った
すべて料理が美味しかった
帆立と千住ネギのかき揚げやはんぺんチーズあげ(メニューから無くなってしまったが)が大好きだった
鰹の刺身があったら必ず注文した
ぎばさもほぼ毎回注文した
初期の頃は焼おにぎりになめこの味噌汁で、後には冬はきりたんぽ鍋、夏は稲庭うどん冷麺で締めていた(稲庭うどん冷麺は晩年にメニューから無くなってしまったが)
唐辛子味噌をつけて食べる水ナスもうまかった
しょっつる鍋は1度しか頼んだことがなかった
美味しかったけど、きりたんぽ鍋がもっと美味しかったからだ
松茸の土瓶蒸しも好きだった
磯つぶ貝の煮付けも好きだった
舞茸と姫筍の天ぷらもよく食べた
何よりも秋田の酒をよく飲んだ
新政も雪の茅舎も阿櫻も一白水成も秋田の酒はみんなうまかった
職場の仲の良い人も何度か連れていった
帰国前の技能実習生も連れていった
yが妹を連れてきたときも連れていった
弟が東京に来たときも連れていった
相方と何度も通った
私が一人で行ったのはコロナのとき、緊急事態宣言が明けて一度だけ行った
ずっと北千住に在って欲しいお店だった
今日、お店の入っているビルの前を通ったら、いつもあった大きな看板がなくて、見上げると窓に飾られていたなまはげの絵もなくなっていた
内装が取り払われてがらんとしているのが見えた
盃ブリュワーでビールを飲みながら私は動揺していた
これが閉店ではなく、リニューアルならいい
そんなことも考えていたが
どこかで覚悟もしていた
でもこんな終わりは予想していなかった
最後に食事して、店長さんにお別れを言って終わりたかった
仕方ないことかもしれないけど
さびしかった
今はただ、さびしい
閉店の理由は定かではないが、板場を取り仕切っていたお父さんがもうだいぶご高齢だったからだろう
昨日、お店の入っているビルの前を通ったら、いつもあった大きな看板がなくて、見上げると窓に飾られていたなまはげの絵もなくなっていた
内装が取り払われてがらんとしているのが見えた
盃ブリュワーでビールを飲みながら私は動揺していた
これが閉店ではなく、リニューアルならいい
そんなことも考えていたが
どこかで覚悟もしていた
でもこんな終わりは予想していなかった
最後に食事して、店長さんにお別れを言って終わりたかった
仕方ないことかもしれないけど
さびしかった
今はただ、さびしい
十年来の友人をなくしたかのようなショックです
次からどこで飲めばいいのやら
iinaも若いときに、よく行っていた横浜の居酒屋に時々でかけていましたから、残念なことでした。
このお店の閉店は、8年前のことでした。