会話中クイズ症候群

会話の途中にクイズを挟んでくる人って何なの？（ココロ社　♪ほのぼの四次元ブログ♪）

カミサンの場合は「職業病」なのカモ知れないが、彼女の同僚への愚痴話をする時に必ずと云って良いほど・・・「で、（その人は）何て云ったと思う？」と聞いてくる。愚痴を聞くのも家族の務めと思っているのだが、このクイズには困ってしまう。真面目にクイズの答えを考えてみようと思える精神状態の時でも、その人物の情報不足で思考停止に陥るのだが・・・、義務として愚痴を聞こうと思っている時はイラッとくる。（それは大部分が、真剣に考えても正解が出ない問いへの怒りなのだが・・・）冒初のＵＲＬのエントリーを読んで・・・少しだけ気が楽になった次第。

<<（１）「会話中クイズ」とは、つまらない話を聞かせるためのテクニックである
<<
<<面白い話の場合は、もったいぶらずにそのまま話す方が好まれます。話す方も早く話したいし、聞く方も早く聞きたいと思うからです。
<<それに対して、言いたい話が面白くない話だったり、本当は面白い話なのに圧倒的に話術が欠けている場合で、かつどうしても聞いてほしい場合、「クイズ形式にすることで生返事を許さない」という作戦が採られます。
<<人をクイズに走らせる心理、それは学校で退屈な授業をちゃんと聞いてもらうために生徒を当てるのとまったく同じ原理であり、悲劇なのです。

ウンウンと声に出して納得してしまった。（やはり妻のは職業病なのか？）

先日、仕事関係の講習会に参加した時の事。PowerPointを使って講演をする講師が多いのだが・・・、そのフリップがクイズ形式になっていてガックリ疲れた。結果を直ぐに見せないで「じらす」事で関心を引き付けよう・・・と狙っているのだろうが・・・。PowerPointのアニメーション機能を恨むべきなのか？講師の話術を恨むべきなのか？

私は自宅では殆どTVを観ないのだが、偶に朝のワイドショーを観るとボードに貼った紙をペラペラ剥がしていく手法で説明をしている。フリップに書かれた内容をわざわざ紙で隠しておいて、読み上げながら順々に捲っていく・・・。日曜のワイドショーでは拡大した新聞記事に貼った紙を剥がしていきながら読むと云う手法に正直驚いた。

これは、当に「つまらない話を聞かせるためのテクニック」なのだろう。ニュースを面白く見せる・・・のがワイドショーの使命なのか？

ま、多くのワイドショーで、この手の手法が使われているので、止めてしまうと、あのボードを作っている方の仕事が無くなるだろうから、滅多にTVを観ない私が苦情を云う必要はないだろう。だが、折角・・・デジタルTVの時代なんだからスチレンボードに付箋を貼ると云う前時代的な演出を止めLEDディスプレイか何かでスマートに表現したら良いのに・・・と思った次第。