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改良服と帽子 食べこぼししみと汗じみ しみ抜き 正絹素材

2022年06月20日 | 神職衣装・法衣(丸洗い・しみ抜き・水洗い・染色補正)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。の

いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

お寺さんから改良服の食べこぼししみと帽子の汗しみのしみ抜きの

ご依頼です。

改良服

京都の株式会社安藤謹製の黒地の改良服です。

改良服袖 食べこぼし

汁物でもこぼしたと思われますが、大きな白いしみが付いています。

帽子

白地の塩瀬羽二重の帽子です。

塩瀬羽二重(読み:しおぜはぶたえ)は

絹織物の一つです。経糸が密であり、緯糸を太くして畝織りとしたものです。

帯地、袱紗、半衿などに用いられます。「塩瀬」の名称は、千利休の袱紗所で

あった塩瀬九郎右衛門の名からつけられました。

帽子表側 汗しみ

帽子表側 汗しみ

汗しみが付いています。

お坊さん、必死の勤行で汗をかきます。

正絹の分厚い、塩瀬羽二重の為に一般的にドライクリーニングで処理ですが

黄変しみの付いた帽子で私も嫌ですので水処理で汗しみを落とした後に水洗いも

行いました。小じわになり易いので要注意です。

改良服 しみ抜き後

たんぱく質も入っている為に少し落ちずらかったですが、綺麗に落ちました。

帽子 しみ抜き後

塩瀬羽二重の生地に付いていた糊が強かったので汗の輪じみになり易かったので

水洗いをして、糊を落としました。

帽子 仕上がり

小じわも発生せずに綺麗に仕上がりました。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる 

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

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