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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

湯通し出来ない付け下げ反物 

2016年09月27日 | 着物(湯通し・湯のし・新反洗い)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

和裁教室で学ばれ、ご自分で仕立てをされているお客様です。

当店の湯通しを支持していただいています。

付下げ反物

呉服店の少し古い在庫品を見つけて来てくれました。

生地巾が9寸6部なので30年程前の商品と推測します。

付下げ反物 衽柄 

付下げ反物 衽柄  

付下げ反物 上前身頃柄

孔雀の金粉と接着剤による金加工です。

羽の部分は、金粉に金糊を混ぜ、圧縮空気による吹付ています。

吹付加工の場合金糊が弱く、水に付けると金加工が剥げやす事が多くあります。

テストすると吹付の金は簡単に剥げました。地色も弱く赤い地色も弱かったので

本来湯通しを行いたかったのですが、水に入れずに湯のしで整理しました。

この付け下げが洗い張りに持ち込まれた場合は、ドライクリーニングと湯のしで処理するか

金加工が剥げる事をご納得の上で水で洗うかですが、

金加工の剥げなければ水に入れる事は可能なため新しい金加工の剥げない方法を模索して開発します。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

 札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

 電話011-811-6926 FAX011-811-7126

 メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

 ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

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