皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます!!
以前丸洗いをした着物を着用しようとした所しみがついてたので
しみ抜きをして欲しいとのご依頼です。
附下袷
附下袷の右内袖と掛衿に黄変しみがが付いていました。
着用後に丸洗いをして保管していたとの事ですが、
しみを見落としていたか、あるいはお茶のしみは丸洗い時は
透明な状態で残留して時間と共にタンニンの成分が黄変化していきます。
附下袷右内袖 黄変しみ
附下袷右内袖 黄変しみ
附下袷掛衿 黄変しみ
しみ抜き作業を行い水処理で70%位落ち、次に酸化漂白を行うと
色素が赤っぽくなり、黄変が消えて行きました。タンニンしみ特有の
抜け方をしたので、お茶のしみと判断するとともに着用中にお茶を
こぼした映像が見えて来ました。
附下袷右内袖 しみ抜き後
附下袷右内袖 しみ抜き後
附下袷掛衿 しみ抜き後
緞子に生地なのでスレが発生しやすいので、しみが付いた時に
おしぼりでゴシゴシ擦ったりしなかったので生地も傷まずに綺麗にしみが落ちました。
附下袷 仕上がり後
綺麗に仕上がりました。
着物と洋服のお手入れは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
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