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とこしえのひととき

坂上健太の日常とか雑記で

運命を紡げ

2007年11月16日 | ひぐらしのなく頃に
神になりたかった者、
神とされてしまった者。

二つの思いが交差した運命は、
たくさんの心と、ひとつの光に導かれて
終焉の時を迎える。

さあ、カケラを紡いで、未来を開け。

という事でひぐらし祭カケラ結びの澪尽し編、新OPがファミ通WaveTvにて発表されましたねぇ

曲自体が変わってなくてちょっと安心しましたよ
圭一のバックにレナ魅音がいるシーンの裏として悟史のバックに詩音レナがいる場面があったり
風景が描かれてるシーンで一瞬時が止まった世界で羽入の袴が翻り元に戻った後に手毬が転がってる、とか中々いいなぁと思うシーンが結構ありましたね
無印の今までの世界の回想と台詞だけのOPも中々いいと思ってたんですがこっちもこっちでいいなぁ…と思いましたよ
年末年始には欲しいのが結構出るのが嬉しいやら時間が足りなくなりそうで困るやら(笑)

ひぐらしのなく頃に 解 第19話 祭囃し編 其の六「幕開け」

2007年11月13日 | ひぐらしのなく頃に
ついに祭囃し編の本編が開幕ですよ!
これからが楽しみで仕方ありません
そんな感じで今回のひぐらし解の感想、行きます

「昭和58年6月 またこの季節がやってきた
 前の世界で学んだ事は運命は打ち破れるという事
 ただその為には皆の気持ちが一つにならなければならない
 だから、僕は…!!」

雛見沢分校に新しい転校生がやってきた
その名は古出羽入。梨花の遠い親戚なのだという
その初々しい雰囲気に可愛らしさを感じるクラスの皆
特にレナにとってはクリーンヒットだったようでお持ち帰りモードを抑えきれない様でさっそく羽入をお持ち帰りしようとして先生に怒られる始末

・後ろで息が荒くなってるレナが怖いんですけど(笑)
早々にお持ち帰りしてるし(笑)

昼休み、さっそく質問攻めにあう羽入
下着の色とか聞こうとした魅音は沙都子に制止させられ
唐突に羽入をお持ち帰りしようとするレナは教室の隅で縛られているという状態
その扱いに涙するも ふと、圭一に羽入が来てくれて嬉しいと漏らす
お持ち帰りが増えたからか?と茶化す圭一に、いつも見かけていた気がするから、と答える
いつも私達が遊んでいるそばで見ていながら決して仲間に入る事が出来なかった、そんな感じがするから今仲間に入れて良かったね、ってそう思うんだ
その言葉にレナの優しさを感じた梨花
二人に羽入と仲良くしてほしいと願い出るも二人にとってそれはごく当たり前の事で

・誰だレナに亀甲縛りなんかしたの(苦笑)
しかもそれを腕力だけでぶち破るレナも大概だけどな

放課後、いつものように部活を始めようとする一行の前に帰ったはずの羽入が姿を現す
何かを訴えようとするも、中々言葉にならないようでついには梨花に助け船を求め始める
だが言いたい事があるなら自分の口でいうのですという梨花の言葉に意を決して部活に入れてほしいと願い出る
驚く一行と言えた事を褒める梨花
とんだ命知らずがいたもんだ…との魅音の発言に、覚悟の上ですと答える羽入
僕は今まで負けるのが嫌で全ての勝負から逃げ出していた 逃げる事が負ける事にすら劣る事を知らず繰り返していた事 負ける痛みに挫ける事なく戦い続けなければ勝つ事など到底出来ない…
僕の好きな人たちがそう教えてくれた、そう顔を赤らめながらいう羽入に決意のほどを見た魅音は入部試験を許可する
そう、それはジジ抜き 圭一の時と同じ
裏についた傷でカードを見破れる部活メンバーの一行に羽入が立ちうち出来る訳もなくなすすべもなくやられていく…そう思えたが、魅音の気まぐれに出したヒントで圭一に勝ってしまう
転校初日から首輪としっぽつきブルマでハイハイのまま帰宅させてやろうか!?とすごむ圭一
だがそれは圭一にこそ似合うという沙都子の発言に皆が賛同し何故か圭一包囲網が完成してしまい…

・Kの女装に対する期待の高さは異常
魅音、とりあえずよだれはやめなさいって

一方警視庁内部では一つの決定がなされていた
赤坂たちが調べていた政治家の汚職問題が闇へと葬られる事が決まったのだ
憤る部下たち それをなだめながらこれくらいはよくある事、大事なのは今の悔しさを忘れない事だと言って聞かせる赤坂
そんな事を言いながらめくっていた資料にふと、見覚えのある場所を見つけ目が止まる
それは入江診療所、そして雛見沢の名前だった

学校帰りの一行
結局罰ゲームは圭一に決定したようで猫耳にピンクのフリフリ衣装で文句をいう圭一
それをからかう一行 圭一が怒ると蜘蛛の子を散らすように逃げて行ってしまう
それを見ながら羽入が皆と打ち解けて良かったという梨花
転校初日なのにずっと一緒に居た気がするよ、という圭一に対し本当にずっとにいましたですよ?と笑みを浮かべる梨花
その言葉の意味が分からず?が浮かぶ圭一であったが羽入の悲鳴に打ち消され
駆けつけると茂みから河原に転落してしまったらしい
急いで駆け付けたその場には鷹野と富竹の姿が
気を失っていただけとの事に安堵する一行
直後に目を覚ました羽入は鷹野の顔を見、そして思い出す
過去の事を 前の世界での全てを
だが梨花にはその記憶は継承されていないようで…
その事実、そして自分自身がそれを覚えていない事にもどかしさを感じる梨花
ひょっとすると繰り返す力が衰えてきているのではないか…そう予測する羽入
たぶん、この世界が最後の世界 次は無いものと考えた方がいい…
その言葉に深くうなづく梨花
おかしな事だらけの世界ね…という梨花に対しおかしな事など何もないと反論する羽入
僕はもう傍観者を辞めた 鷹野は山狗という強力な駒を持っているのだから、梨花もあらゆる人に相談しそれに対抗できる駒を持たねば決して鷹野には勝てないのです
そう強く説得する羽入に改めて傍観者を辞めた事を理解する梨花
羽入はこの地に祭られた神 昔、人と鬼とを結びつける人柱として罪を一身に背負い、流された存在
人は誰かに罪を押しつけなければ生きていけぬ存在
綿流しも本来は罪と穢れをみそぐという意味の祭
でも僕はもう無力な神である事は辞めたのです 綿流しの日まで僕は梨花と一緒に戦うのです! そう強く言い切る羽入であった

・過去の回想に入った時一瞬澪尽し設定が頭をよぎって不安だったのは俺だけでいい
僕がこの星に来てから…とか言われたらどうしようかと思ったぜ

赤坂は休暇を取って興宮に来ていた
5年前、古出梨花から聞かされていた予言 その真偽を確かめる為に
その全てが予言通りに行われている事を知った赤坂は大石たちに連絡をとり飲み屋で全てを打ち明ける
そして今年の連続怪死事件、その標的である古出梨花だけでも救いたいと願い出る
その言葉ににべもなく協力を約束する大石 詳しい話を聞かせて欲しいと赤坂をせっつく…

月に一度の健康診断のために雛見沢分校に訪れていた入江
相変わらずの様子で沙都子と接する彼に梨花が重要な相談があると申し出る
緊急マニュアル34号
初めて聞くその名、そしてその内容に驚きを隠せない梨花
女王感染者である梨花が急死を遂げた場合、感染者が末期症状となるため48時間以内に雛見沢を封鎖、そして毒ガスによって感染者を殲滅するという
もし、それが起きた場合鷹野が得をするという状況は…?との問いに困惑しながらもそれはありえないと言い切る入江
このプロジェクトはあと3年で打ち切りが決定している、鷹野さんはそれまでに何とかしてこの病気を解決したいと思っているはずで…
でもどうせ打ち切られるなら盛大にひっくり返してやりたいと思ったりはしない?との言葉に思い当たる節があるようで…

保健室から出てきた梨花を心配して取り囲む部活メンバーの一行
具合でも悪いのか?と聞いてくる皆に実は漫画の相談をしていた、と答える
ネタに詰まったので入江にも相談していたのですよという梨花に相談なら自分たちも乗るよ?という魅音
そして今のこの現状を漫画のネタ、として相談する事に
この女王感染者を殺す悪役の動機が決まらなくて…という梨花に対し魅音はあっさりと真相を暴きだす
東京の中に対抗勢力があり、大災害につながるような事になればその対抗勢力にとっては責任を追及する事で相手を貶めることが出来るようになる、と
だったらその女王感染者の女の子はどうしたら…との問いに地理に詳しい仲間、武器の取扱いに長けた人、そして出来るなら沙都子のようなトラップ使いがいれば…と言う魅音
それは奇しくも梨花の仲間たちの事であって…
それに気づいた梨花は仲間たちにもっともっとアイデアが欲しいと訴えかける
もっともっと、そう、この陰謀を打ち砕けるまで…!!

・おお、梨花が自分から漫画設定を出してくるようになったのか
しかし魅音が知ってか知らずか部活メンバーがいればこの彼女も救える!と言い切るシーンはクる物があるなぁ
そりゃ梨花ちゃんのテンションもあがるってもんでしょ

一方、鷹野と接触していた野村という女性は鷹野に連絡を入れていた
上層部が雛見沢症候群を認めた事、そして作戦後新たな研究所で研究を続けられる事…
だがその電話の直後に連絡した人には作戦で得られるアドバンテージの事しか語られず 鷹野は自分自身すら生贄でしかない事を知らない…

次回祭囃し編 第7話 「トラップ」
ピーーーーに盛大に吹きだした
そうだよな、ピーーーーにしか見えない…ってわからねぇよ!!(笑)
さてさて、次回はどこまでやるんでしょうか
見た所48時間作戦発動までは行きそうですねぇ
ワクワクして次回を待ちたいと思いますよ

ひぐらしのなく頃に 解 第18話 祭囃し編 其の五「最後の駒」

2007年11月06日 | ひぐらしのなく頃に
…むう、前回がちょっと見れない状態なんで先にこっちをUPしておきます

「誰かが言う 運命は自分の手で切り開くものだと
 でも、そのきっかけを与えてくれるのはほんの小さな奇跡なのかもしれない」

雛見沢の住宅分譲地に来ていた圭一の父、前原伊知郎
すすきが群れをなし緑深いこの地に思わずカメラを向けシャッターを落とす内、少女らの楽しげな声が聞こえてくる
それは幼い梨花、そして羽入の姿だった

・ワンピースの羽入に凄い違和感を感じるんですけど!?
原作だと巫女服のままだったんですがさすがにそれはないだろうとの判断なんでしょうね… でもやはり違和感(笑)

雛見沢分校、その昼下がり
暗い目のままグラウンドで遊ぶ生徒たちを見つめる沙都子、そして少し距離を置き同じようにグラウンドを見つめる梨花
そんな二人を心配そうに見つめる魅音に悟史が話しかける 
いつも沙都子の事を気にかけてくれてありがとう、と
学校にいる間だけでも沙都子はほんの少し、肩の力を抜く事が出来ていると言う悟史から目をそらしつつおじさんは大したことはやっていないという魅音
だがその言葉は悟史の小さい、しかしはっきりとした「そんな事はない」という言葉に遮られる
そして悟史は沙都子に笑顔を取り戻すために魅音に助けを求める
だが魅音は自分が園崎家だから沙都子が迷惑に思わないかな…と尻ごみをする
自分がそばにいるから、と説得を続ける悟史
だったら放課後に遊びにさそうと乗る気になってきた魅音に対し悟史は家に帰ると叔母に色々言われ外には出れないとかぶりを振る
だったら学校で遊べばいいと提案する魅音
だが服を汚すとまた叔母が…と言う悟史にだったら教室で遊べばいい、自分は趣味でゲームを集めている…それなら沙都子だって遊べるしルールが分からないなら自分たちで作ればいいとすっかり乗る気の魅音
勢いに負けうなづく悟史だが嬉しそうにしていた顔を一変させ、もう一つの頼み、アルバイト探しを相談する
沙都子の誕生日に素敵なプレゼントを用意したら喜んでくれるかな…と少し寂しそうな顔で微笑む…

・沙都子沙都子沙都子、本当に悟史は自分の事を二の次にしてますな…
ほんまいいあんちゃんやで悟史は

病院で貰った薬を飲み続けなさいね、といいながら荷物をまとめるレナの母親
頑なに睨みつけるレナに対し再度ついてこないか尋ねるもレナの決心は固く
母親が出ていくその音を聞くなら薬を払いのけ風呂場へと向かうレナ
その背後から聞こえる足音に怯えるも、それがオヤシロ様と分かりさらに謝罪の言葉を重ねるその声に…

雛見沢に引っ越してきたレナ
挨拶回りにいくと小さい頃に住んでいた事を覚えてくれていた住人から懐かしいねぇ礼奈ちゃん、と声をかけられる
それに対し少し戸惑いながら自分の名前がレナだと告げる
そう、もう礼奈という名前は捨てた 新しい名前で新しい生活をはじめるんだ…

人気のない廊下でしきりに後ろを気にしている悟史
不意にレナに肩を叩かれ大声をだしてしまう
沙都子ちゃんの事で心配でもしてるのかな?というレナからの質問に曖昧に否定する悟史
何かあったら相談をして欲しいというレナにずっと足音がするんだ…と打ち明ける悟史
その足音はレナにも覚えがあるもので…

野球部を退部したいと入江に願い出る悟史
何かあったのかと心配する入江に、沙都子の為にバイトを始めるから…と答える
妹思いだと感心する入江に、さらにバットを持ち帰ってもいいかと尋ねる
素振りの練習くらいは出来るから…とはいうもののどこか落ち着かない様子で…
しかしそれに気づかない入江は快く快諾してしまう…
そして4年目の祟りは起こる
…それを知った大石は改めておやっさんにこの事件の解決を誓う…

沙都子へのプレゼントであるぬいぐるみが大きすぎて運べず、入江に来てもらっていた悟史
具合が悪そうな彼の心配をするもただの風邪です…と流されてしまう
診療所で見てみましょうと車を発進させるも次第に悟史の様子がおかしくなってくる
通りすがりのおばさんを死んだ叔母と勘違いしたり、段々と落ち着きが無くなったり、あんなにも叩きのめしたのに…と殺害を口走ったり…
これはきっとオヤシロ様の祟りなんだ、ぬいぐるみを買う直前まで遠い所へ逃げ出そうとしていたのを許さなかったんだ、兄失格なんだ…
そうつぶやき続ける悟史 ついには喉をかきむしり始めた彼をなだめつつ診療所へと連れ込む入江
日頃のストレスを考えればいつ発症してもおかしくなかった、それを彼はぬいぐるみを買うまではと自分で押さえこんでいた…
そう言う入江に対し鷹野は嬉しそうに綿流しが近づくと生きた検体が手に入るわねと語る
そんな鷹野を見つめる入江は何を思うのか…

・段々と狂気に侵されていく悟史くんが怖いよー…
そしてそんな悟史くんを検体としか見れない鷹野さんがさらに怖い…

すすき野原で遊ぶ彼女らに心奪われていた圭一の父
そんな彼の元へ二人が近づく
「ここは素敵な場所なのですよ」そう言う彼女の言葉に賛同する父
だが「この村にないものを貴方が持ってきてくれる」という言葉には自分たちにそんなものがあるのかい?といぶかしげな様子
しかしもう一人の彼女が力強く肯定する
「僕たちはずっとこうやって生きてきました だから何も起きないし何も変えられない…」少女のその言葉に何も変わらないのがこの村のいい所じゃないのか?と尋ねるも、何かを変えたいからここに来たのでしょう?と逆に問いかけられる
たしかにそうだ、と頷く彼に言葉を続ける
「僕たちは新しい風を受け入れたい 例えるならそれは流れ出ぬ沼の堤を打ち破るような物… 水は出入りするからこそ清水となる 循環せぬ湖は沼と変わらず」
その意味深な言葉に驚く父 だがその直後の「待っていますですよ、前原」との言葉にさらに驚く…
問いかけようとするも彼を探していた案内の方に呼び止められ、振り向いた先にはもう彼女らの姿はなかった…

お魎の元を尋ねていた親戚の姿を見かけ声をかける魅音
不動産関連の仕事をしている親戚に成果を尋ねると、案外好評だといわれ物好きが多いと肩をすくめる
しかし一人、別荘でなくこちらに引越したいという人がいると聞きそれにはさすがに驚きを隠せないようで
親戚が去った後、お魎に今回の件を尋ねる魅音
よそ者嫌いのばっちゃがなんで…?との問いにこの村にも空気の入れ替えが必要なんよ、と答える
レナが引っ越してきて近い年の友達が出来て嬉しいっていってたじゃろ?との問いにこんどは魅音が満面の笑みで答える
寒い冬でもたまには換気せな囲炉裏から出た悪い空気で窒息する 寒くても窓を開けて換気しなければならないんよというお魎を神妙に見つめる魅音
そんでうちらみたいな悪い空気はとっとと追い出されるべきだ…とつぶやくお魎にそこまでを期待するのは酷だという魅音
誰が来ても村は変わる…そういいながら家に入ろうとするお魎だったがふと魅音に振り返る
お前、北条家のせがれが姿を消した時、私に詰め寄ったろ?との言葉に言葉を濁す魅音
だがお魎は気にせずあの時に目が覚めたんよ 北条家の問題は年寄りが死ねば解決するなんで考えじゃあかんねんて そんなん待たずに早よ解決せなあかん、と空を見上げる
他力本願の極みだねぇ…とつぶやく魅音だがお前は外からの風を迎え入れ、お前自身は中からの風となってこの雛見沢を変えてくれ もうわしには憎まれ役しか出来んわ…というお魎の言葉にはそれが次期頭首の役目なら、と言い切る

・うお、お魎が凄くいい人に見える
これが世に言うツンデレという奴か(違います
ほんとこの婆さんは頑固っつうかなんつうか
もっと素直ならここまでこじれずにいたんじゃねぇの?とか思っちゃいますな…

雛見沢分校に案内された圭一
町の学校との差に驚きながらも気に入った様子で中へとかけていく
そんな圭一を見つめながらこれでこの学校もにぎやかになる、息子が悪さをしたら叱ってやって下さい…と話し合う校長と両親
それを少し離れた場所で見つめていた梨花と羽入
ようやく来てくれた もう待ち疲れた、という梨花に でもこれでまた変わり始めるのです だって圭一は僕たちに奇跡の起こし方を教えてくれたのですから… という羽入
それに対し圭一の奇跡は肝心な所で良くこけるとボヤく梨花
それは圭一のせいではないのです!と強く反論する羽入に対して梨花は意地悪そうに 羽入が悪いのです 全部お前のせいなのです 圭一に謝るのですと言い放つ
言い返せない羽入を尻目にふと真剣な顔になる梨花
私たちはまだゲーム盤に今までと同じ駒しか並べていない…
今まで足りなかった強い力を持つ駒 鷹野の意思を打ち砕く強さをもつ駒…
それがあなた、羽入よ… と優しい笑みを浮かべる梨花
この日の為に百年かけてきたんだから…と梨花は決意を新たに最後の幕開けを宣言する…

あれ、本当の最後の駒こと赤坂さんの出番は?
梨花を救えなかった事を後悔しつづけあの日に戻れたら救えたのにと自分を責め続けた一人の男はいずこ?
…え、ないの?

次回祭囃し編 其の六 「幕開け」
転校生羽入キターーーーーーーーーーーーーーーー
やべぇ来週は是非とも見ねばならんな
来週は展開的には羽入転校から鷹野と出会い前回の記憶の継承失敗が判明するあたりまでかな?
それよりももう羽入IN部活のシーンでワクワクが止まりません!どうにかしてください!(笑)
今回の教えて黒梨花のコーナーのパンチが弱かったのもどうでもいいです!早く次回を!!

ひぐらしのなく頃に 解 第16話 祭囃し編 其の三「終わりの始まり」

2007年10月23日 | ひぐらしのなく頃に
今回、次回あたりは原作で言う所のカケラ結びなんでしょうね
盛りあがる場所ではないんですが過去の事件や裏を知るには大切な話になるんですよね

…地味ですけど(笑)
そんな感じで今回の感想というか半ばあらすじ、いきたいと思います


昭和53年の雛見沢は大きく揺れていた
振って湧いたダム建設の話 住人にとっては寝耳に水
説明会で役人相手に噛みつくのも無理はない話で
そんな住人を制し、計画は飲めない これは村の総意だと言い切る園崎家のお魎
だが村の中にはダム建設に賛成する人たちもいるようでお魎に食ってかかる
その代表こそ北条家の主、沙都子と悟史の父親であった
国からの補償金、仕事の斡旋、公営住宅の手配 これらは貧しい生活をしていた住民たちにとっては願ったりな事であったのだ
それを勝手に村の代表として拒絶した園崎家を口々に非難する賛成派の住人たち
それはいつしか殴りあいの喧嘩となっていき…
それを見ているしか出来ない羽入はただ胸の内で謝るしか出来なかったわけで

・ダム建設賛成側にもそれなりの理由があったってのが実に分かりやすく描かれてますな
たしかに雛見沢に思い入れがなく、貧しい生活をしている住人からすればこの話は渡りに船な話な訳で
それゆえ勝手に話を御破算にする園崎家は許しがたい存在だったんでしょうねぇ…

夜中、入江診療所に駆け込んでくる悟史
その背には具合の悪そうな沙都子の姿が…
容体が安定したとの事で一息つく入江と鷹野
またL5になった沙都子をいぶかしむ二人
前回は両親の事故について警察からの度重なる取調からのストレスが要因だと考えられるが…と原因を探ろうとする入江に対し協力を申し出る鷹野
感謝の言葉を述べる入江に対し、もし沙都子が回復不能に陥ったら貴重な資料になるからと事もなげに言う鷹野
そんな鷹野に怒りを覚える入江は改めてこの病気の撲滅を誓う…

野球チームの買いだしに出ていた入江と悟史
その帰り道、悟史は入院している沙都子の容体を尋ねる
2週間もの間入院している妹を心配する悟史
経過は良好、ただ気になる事が…と暗い顔をする入江
沙都子の口から次々と今までに受けた虐待を告白されていたことを悟史に打ち明ける
だがそれは今までの父親たちがしてきた事だという悟史
それを聞き今現在の事でない事に安堵する入江に対し、沙都子の入院の延長を願い出る悟史
なんでもおばと沙都子の関係が良好でないらしく…
そんな沙都子を第一に考える悟史を褒める入江
だが、悟史はそれを否定すると、このまま入院が長引けば自分の気が楽だからと打ち明ける
退院すればまた沙都子はおばともめる、そうすればまた自分が矢面に立つ羽目になる…
ならいっそこのまま入院しててくれれば、なんて思ってしまうと言う悟史
この時も、見ているしかなかった羽入はそれをただ後悔するしかなく…

・ちょ、買いだしでMAXコーヒーのみ購入とかどんな罰ゲームですか(笑)

ダム建設反対に沸く中、入江の元に東京から検査結果が届く
だがその結果は芳しいものでは無かったようで
電子顕微鏡を持ってしても寄生虫を確認出来ない現状に落胆を隠せない二人
見えぬほど極小なのか、あるいは宿主が死ぬと崩壊してしまうのか…
そう予測を立てる入江
ならば、生きている検体を用意すればいい… あっさりとそう言う鷹野
驚愕を隠せぬまま、異を唱える入江であったがそのまま鷹野の雰囲気に飲まれてしまう…

富竹と外出中、突然の雨に打たれる鷹野
二人きりになるのは初めてとの事で赤面を隠せない富竹
そんな富竹にカメラの使い方を教わりながら密着する鷹野…

・なんかたかのん悪女だ
いや黒幕だし悪女なんだがなんかこう、ちょっと違う意味での悪女だ

ダム工事現場 夜
男たちは現場監督を取り囲み、手に手に武器を持ち監督を打ちのめす
それを見ていた羽入にはやはり謝罪を口にする事しか出来ず…
絶命した監督を前に次々と後悔の言葉を口にする男たち
だが一人が仕方なかったじゃないか!と強く言い放つ
襲ってきた時の監督はどう見ても普通じゃなかった
だから自分たちの身を守るために殺したんだ、と
こんな事でムショなんて冗談じゃねぇ、死体を隠してしまおう
そう言う男に次々と非難の声が
だが男は彼らを殴りつけると名案が浮かんだと鋸を手にする
皆で死体をバラバラにして隠せば共犯だ、と
そう言いながら死体を切り刻む男の目は先ほどまでの監督とまったく同じ目で…

末期患者を捕えたとの報告を受ける入江
拘束されてなお暴れ続けるその男をどこから連れてきたのか尋ねるも、鷹野は偶然に見つけたと言うだけ
それよりも…と彼が持っていた人間の右腕を見せられ驚きを隠せない入江
小此木から身元報告を受け、彼が前科者である事を知らされる
こんな社会の屑なら解剖されても仕方ないですわね?と確認を求める鷹野に否定的な入江
だが富竹から彼がL5であり治療可能な状況ではない事を知らされる
苦渋の決断をする入江に対し、生きのいいサンプルが入ったとこの上なく嬉しそうに話す鷹野…

現場監督の死体を前に犯人を上げる事を誓う大石
彼にとって監督は親父のような存在であったのだ
だが、彼が犯人だと睨んでいるのはダムに関して強く抵抗をしていた組織のボス、園崎家…

全てがねじれ、歪んでいく世界
それらは全て、鷹野の望むままなのでしょうか
だが、羽入にはそれを見ている事しか出来ず… 止められる事は出来ないのか…

沙都子の事で魅音に相談をする梨花
僕たちは村で仲間外れになれている沙都子の力になれないのか、と
それに対し魅音は自らの力の無さを悔みながらこう伝える
もし、沙都子の味方になる人がいるなら、それはきっと村のしがらみに捕われない人なんだろうね…
きっと、その人はやってきます そう力強く言い切る梨花
そして僕たちはその人と力を合わせ村の悪弊を打ち破るのですよ、と
その時こそが本当の始まり、そしてその時こそ全ての終りとなる…
羽入がその言葉に続く
僕も頑張るのです 信じるこの力を持って…!!

・前回あれだけ啖呵切っておきながら今回ED後まで謝るしかない羽入
ED後に決意のカケラが見えてちょっとほっとしましたよ
とはいえ今回だけではまだ1年目の祟りしか語られる事が無かったのできっと来週もカケラ結びなんでしょうねぇ

次回ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 其の四「謀略」
ひさびさのというか第一話予告以来の教えて黒梨花のコーナー
だけどやっぱり相談者は鉄平(笑)
んでもってやっぱり答える気のない梨花ちゃん(苦笑)
本編のほうはどうやら3年目以降の事件を追う形になりそうですね
梨花ちゃんのお母さん随分強気そうな方だなぁとか思ったけどある意味梨花ちゃんの母親っぽくてあれでいいのかも知れないと思った

所々盛り上がる部分はあるにせよやはり過去の事件の裏を語られるだけなのでやっぱり地味な話でしたねぇ…
はにゅー。

ひぐらしのなく頃に 解 第15話 祭囃し編 其の二「蠢き」

2007年10月16日 | ひぐらしのなく頃に
現状は変わりなく。聞く所こどものじかんとやらも放映中止したらしいですね…
あっちは子供の性的描写が問題になったとか
しかし放映の契約をしておいて突然それを反故するってのは会社としてどうなんだろう…
そんな事を考えつつ、ひぐらし解感想、行きます


逃亡に疲れ果てた美代子は天を呪った そして叫んだ
「さあ、狙え、殺せ! 私を天へ連れてゆけ!
…だがもし殺し損ねたのなら… 私の運命をひっくり返してみろ!!」
そして落ちる雷

目を覚ました美代子が見た物はこなごなになった背後の巨木だった
賭けに勝った!喜ぶ美代子だがその身体を風が容赦なく襲う
…神なんていない… そうつぶやく美代子の耳に男たちの声が
慌ててその場を離れ、道に出るとそこには仕切りのある公衆電話が
導かれるように中へ入りしゃがみ込むと、そこには一枚の十円玉が
「もし私が死んだら…高野先生を頼りなさい 高野…一二三を…」
父の最後の言葉が蘇る あの後父はなんて言っていた!?
あれは数字… そう、電話番号!
必死に思い出し、電話をかける美代子
繋がった先には高野一二三先生がいた
両親が死んだ事、父が高野先生を頼れと言っていた事を伝える
電話先では両親が死んだ事に驚くも、その先を聞いてくる
私に何を望むのか、と
その言葉に一瞬躊躇するも、意を決して伝える
「私を助けて下さい!」
だがその言葉は伝わったかどうか怪しいものだった
言葉の途中に電話が切れてしまったのだ
ショックのあまり座り込んでしまう美代子
絶望に膝を抱えたその足に響く車の音
脇を通り抜けるその音に安堵するも、急に停止する車
その意味は分かっていた 慌てて電話ボックスを飛び出し逃げ出すも男たちに捕まってしまう…

空の家に戻される美代子
虚ろだったその目も周囲の虐待に段々と怯えの色が増す
そして連れていかれた部屋 そこにいたのは自分が指を噛みちぎった男だった
髪を掴まれトイレへと連れていかれそこで虐待がまさに始まろうとした瞬間、ほかの男たちが慌てた様子で飛び込んでくる…

・美代子間一髪ですな…
空の家に戻ってきた美代子が周囲の風景を見て段々と怯えていく、ってのが描かれなくてもその虐待の酷さが伝わってくるようですな

翌朝、外へと連れていかれる美代子
そこに待っていたのは…高野一二三先生だった
自己紹介をする高野 みよ、と呼んでいいかと聞く高野に車のガラスに「三四」と書く美代子
ここに美代子は消え、三四が生まれたのであった…

・原作とはまた違った形での名前継承ですがこれはこれで。
こちらだと高野先生の意思を継ぐ、というより美代子を捨てる、という意味合いが強く感じられる展開ですなぁ

夜遅くまで養父となった一二三の研究を手伝う三四
心配するおじいちゃんに対し、今はこれくらいしか出来ないけど将来はもっと勉強してお爺ちゃんを助けるからと笑顔でいう
その後友人が来訪した際に教授たちがおじいちゃんの研究発表を聞きたいと言われている事を伝えられる
ノーベル賞物だと噂していたとの言葉に照れながらも熱心に雛見沢症候群の説明を始めるおじいちゃんを幸せそうに見る三四…

そして2週間後、ついに研究発表の時が来た
だが来訪したのは高圧的な人ばかり 応援してくれていた友人の姿もなく…
そしてお茶を入れてきた三四が見た物 それは口々に研究を罵る男たちの姿であった
妄言、危険思想と中傷を受けても堪え、相手を立て力添えを願い出る一二三
だが男たちにはこの研究は価値がないものとしか捉えられず…

その頃、研究を後押ししていた友人はある男に呼び出されていた
単刀直入に雛見沢症候群の研究の打ち切りを命令する男
このまま続ければ藪をつついて蛇を出す、しかもでかい蛇が…
その言葉に思い当たる節があるのか、その友人は頭を下げ、命令に従う…

・細菌兵器への転用を暴かれるのを恐れての行動ですな
分かってはいるんだが、ここらへんは見ていて胃に来るものがあります…

論文を突き返される一二三
受け止められず床に落ちたその論文を踏みながら帰ろうとするその足に三四は組みつく
「踏まないで!おじいちゃんが必死に書いた論文を足で踏まないで!」
直後、おじいちゃんから平手を打たれ呆然とする三四
悪態をつきながら教授たちが去った後、三四に謝る一二三
「すまんな三四、私がもっと研究を頑張っていれば、三四が手伝ってくれた研究も無駄にせずにすんだのにな…」
その後お茶をかたずける為に部屋を出た三四の背に聞こえた物、それはおじいちゃんのすすり泣く声であった…
その声を背で聞きながら三四は決意をする

人の命が地球よりも重いのなら、この決意は地球より重い
願いを成就し未来を紡ぐ力、紡がれる糸の強さは意思の強さ…
気高く強い意志は必ず現実となる…

・鷹野の意思が決定する瞬間 そして梨花が抗わなければならなくなった瞬間
意思が弱い俺にはここまでの決意は本当に人をも超えたようなそんな気すらしますよ

勉学に励み、優秀な人たちとの関係を持ち、順調に研究を進めていく三四
「見てて…私がおじいちゃんを神にしてあげるから…」
絶対の意思は絶対の未来を紡ぐ 誰にも邪魔出来ない 誰にも覆せない
運命すらも私が決める 挫けぬ絶対の意思で…

入江診療所開院直前、鷹野は古出神社を訪れていた
あの時の10円玉を神へ返す為に
あの時だけは感謝している… そう言い、放った10円玉
だがそれは虚空で停止すると鷹野へと跳ね返る
そしてさい銭箱越しに姿を現わす雛見沢の神 羽入
「…貴方がここの神様ね?」
「強い意志は運命を強固にします」
「そうよ…」
「揺るがない信じる心がどんな運命をも打ち破るのです」
「その通りよ ふふふふふ…」
「僕はようやく分かりましたのです 何度繰り返しても決して覆せないこの運命は貴方の強固な意志の力故 …僕は貴方に負けない!! 教えられたのです 信じる力が運命を切り開く奇跡を呼ぶのだと 僕たちは貴方の意思の強さに負けないのです!!」
「ふふふふ… あははははは!! 結構!かかっておいでなさい!どちらの思いが強いか見せてやる! …私は私の未来を一歩も譲らない!間抜けな餓鬼め!貴様を神の座から引きずり降ろしてやる!」

・祭囃し第一の名シーンキター!!!
原作より強暴そうな羽入ですがちっこくて可愛らしい印象しかないなぁ(笑)
しかし、おどろおどろしい曲もいいんですがやはり原作のbeingの方が「最終章の始まり」って感じで良かったですねぇ…
さてさて、ここからどう展開していくんでしょうねぇ…

次回ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 其の三「終わりの始まり」
二度目だというのにあっさりと梨花ちゃんに騙される羽入(笑)
どうやら次回はカケラ紡ぎ回収って所ですね
最重要なカケラだけを回収していっても一話まるまるになるんだろうなぁ…
個人的には51番目のカケラだけは回収して欲しい、が無理っぽいだろうなぁ…

ひぐらしのなく頃に 解 第14話 祭囃し編 其の一「三四」

2007年10月08日 | ひぐらしのなく頃に
ついに祭囃し編まで来ましたー
自分の所のTVでは放映を取りやめてしまいましたが何とか視聴出来る限りレビューは続けていきたいと思っております

で、ここまできたらネタバレも無いよなぁと思ってますんで冒頭の注意書きは辞めにしますです

うおおお、OPが一部変わりましたね
中盤までは一緒なんですがサビ後に神羽入、レナの立っていたシーンが黒幕鷹野の後姿へ、そしてラスト、手まねきする梨花に微笑み、部活メンバーの輪の中に入る羽入…とここまで出せなかった所を出してきた感じですねぇ

とある館、その書斎にて少女がおじいさんに質問をする
前頭葉、そこに寄生する虫の存在、そしてそれが個人の思想をも左右しかねない事
だが、それを認めれば虫に感染した民族の虐殺を肯定しかねない
だから戦後この寄生虫の存在は語られる事が無かった事を
必ず脳内寄生虫はいる、が自分が存命のうちにこれを証明出来るとは思っていないようで
だがこの説が証明出来ればその時亡くなっていてとしても自身の存在は蘇る、と
少女は尋ねる 蘇るって、神様みたいに?、と
おじいちゃんはそれに頷き、神のようになれるんだよ、と少女に微笑む…

随分柔和なおじいちゃんですな
原作のイメージだと偏屈で家族にも心を開かないって書いてあったからガリガリで目がぎょろっとしてるような一見怖そうなイメージの爺さんをイメージしたんですがねぇ
そして幼少のたかのん、凄く可愛らしいんですけど(笑)
このまま成長したらどんな鷹野さんが見れたんだろう…

場面が変わり、怪しげな館「空の家」
雷鳴轟く夜、鳥小屋の鍵を持ち扉を開けようとする4人の少女
その中には先ほどおじいちゃんに質問していた黄色い髪の少女の姿も…
酷く何かに怯えた様子で周りをさかんに気にしている様子の一行
見回りらしき人が近づいてくる中、必死に鍵を回すリーダーらしき少女
「絶対この鍵で開くんだ、開けば幸せになれるんだ…!!」

また場面が変わり昼の町中
バスの運転手、突然苦しげに胸を抑えハンドル操作を誤り事故を起こしてしまう
怪我人が次々と運ばれてくる中、黄色い髪の少女は父親にすがりつく
「美代子…戦争で親戚を失った私たちが死んだらお前の世話をしてくれる人は誰もいない…私が死んだら、高野先生を頼りなさい…高野、一二三先生を…」
そう言い残し父親は亡くなってしまう
児童相談所から空の家という児童保育施設に預けられる事になった美代子
だがそこは身寄りのない子供への虐待が日常的に行われている最悪な施設で…

寝静まった夜、同部屋の少女たちが噂話をする
山の向こうにある児童施設はとてもいい場所だという事を
虐待もなく、園長はお母さんと親しまれているその施設と自分たちとの境遇の違いに涙する少女たち
その時リーダーの少女が皆に打ち明ける
階段裏の扉と鳥小屋の鍵が一緒だという事を
そして過去に集団脱走があった際、捕まったのは一人だけだった事を
ばらばらに逃げれば捕まる確率も低くなる
だが日々の虐待に怯える少女たちには逃げる気力すらなく
しかし美代子はその話に乗る事にする

ついに鍵が開くも、見回りの男に見つかってしまう一行
決めていた通りにバラバラに逃げだすも、美代子は直後に捕まって暴行を受けてしまう
必死で男の指を噛みちぎるも、それは男を逆上させるだけで…

相変わらず施設が酷い描かれ方をしてますなぁ
文だけの原作と違って絵が入るだけでこれほど不愉快な気分になるとは
だいぶマイルドにはなっているけれどそれでも嫌なものですねぇ…

初老の男からアタッシュケース一杯の大金を受け取る鷹野
金は時間のある若いものが持つべきだ、と笑う初老の男に礼をいう
真面目な顔になると高野くんが羨ましい、きっとあの世でも君の事を自慢しているだろうと言う男に対し、祖父の研究が完成したその時に初めて褒めてもらえると思いますと返す鷹野
礼を尽し、大勢の信用と支持を得た鷹野
その努力を認め、正式に高野一二三の研究の後継者だと認める初老の男
過去、高野の研究の手助けを出来なかった事を悔い、これから鷹野の研究には何不自由なく出来るよう尽力を申し出る

上層部も研究の成果に驚きを隠せない中、次々と協力を申し出る
ただ、研究は細菌兵器としてでなく病気の解明が目的、組織には鷹野とは別に(お飾りの)トップを置く事、そして名目だけとはいえ軍所属となる事…
そして医局の片隅で飼い殺されていた入江京介が所長となり、監査役に富竹ジロウ、ボディガード役として小此木が配備される事となる

雨の降りしきる山中、ボロボロの美代子は足を引きずりながら必死に逃げ回るも、足を滑らせ転げ落ちてしまう
足の痛みに逃げる事を辞め、両親と過ごした懐かしい日々を思い出すも…
追っ手はすぐそこまで迫っていた
慌てて逃げ出すも痛めた足ではそう遠くまで逃げられず大木の下で動けなくなってしまう
思わず神を呪いはじめる美代子
「人生にはいい事と悪い事が半分ずつあってどっちも長続きしないってお父さんが言ってた、だったらこれも長続きしないんだよね!? …これで私の不幸を終わりにして!今日までに見合う幸せに導いて!それも出来ないっていうならこんな人生はいらない!私を殺して!その雷で私を殺してよ!」
そして雨の中立ち上がる
「殺せ!田無美代子はここにいる!私のお父さんとお母さんを奪ったように!私の命もここから奪えぇ!!」
そして彼女の真上に雷が…

うーん、まだ少し残ってるんで来週の前半あたりは鷹野さんの過去話、んで羽入との対峙あたりでCM、って感じですかね?
ってEDの後にも話続くのか、パート編成まで変えてくるとは思わなかったなぁ

悪夢から飛びはね起きる鷹野
山狗から問題がないと定時連絡が入る
そして雛見沢を眼下に収めつつもうすぐおじいちゃんの夢が叶うと高笑いする…

次回 祭囃し編 其の弐「蠢き」
まだ前回のネタを引っ張りますか梨花ちゃん
って梨花ちゃん!そういうビデオ見ちゃ駄目!(笑)
そして羽入のあうあうはそういう意味じゃないから!

…うーん、どうやら来週一杯鷹野のターン!みたいですねぇ
こまかくやってくれるのはとてもいいんだけど…本編大丈夫なのかなぁ…(汗

ひぐらしのなく頃に 解 次回予告

2007年10月04日 | ひぐらしのなく頃に
食堂で夕飯を食べたら魚が生臭くてお腹の調子が悪いです…
一口しか食ってないのに…

今日ひぐらしの公式見てみたらきちんと祭囃し編に変更されてましたよ
良かったー

ひぐらしのなく頃に解第14話 祭囃し編第1話「三四」
やはり三四さんの過去話からですねー
丸々一話かけてやってくれるっぽいですね
今回といい次回といいきっつい話が続くなぁ

そして久しぶりに黒梨花が黒梨花らしいいじめを(笑)
口癖を丁寧にねちっこくそれでいて嫌味に言って羽入をいじめる
ホント黒いよなぁ梨花ちゃん(笑)

ひぐらしのなく頃に 解 第13話 皆殺し編 其の八「終末」

2007年10月02日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
それでもよろしい方のみ閲覧していってください





てれ玉、今回をもってひぐらし解の放送を休止するそうで…
ちょっとショックを隠しきれませんが、皆殺し編最終話感想、行きます

部活メンバー一行で大石の帰還を待つものの、一向に来る気配がない
一方その頃、鷹野は大石たちの遺体を始末したとの報告を受ける
その報告を聞いた鷹野は山狗たちに梨花たちと警備している警官の抹殺を指示する…

圭一たちは一向に姿を現さない大石の事を警備している警官たちに尋ねるも、逆に帰宅するように言われてしまう
仕方なく帰宅する一行、レナは不審な視線に気づくもそのまま帰宅してしまう
寝るための準備をしながら明日の事について話してくる沙都子
だが無事に明日を迎えられるか分からない梨花は不安なまま
そんな梨花に対し、沙都子は「何かあった時の為」の手段を話し始める
そう、先の見えない未来こそ今の自分には希望 自分にそう言い聞かせ梨花は布団に潜り込む
そんな梨花の前に羽入が姿を現す
沈痛な面持ちの羽入に軽口を叩いてみるも表情は晴れぬまま
「その『時』が近づいている」その言葉に一気に不安を煽りたてられる梨花
この気持ちに飲まれちゃ駄目、信じろ、信じろ、信じろ…
そう自分に言い聞かせ、改めて自分の運命に抗う事を決意する
そんな梨花を見ていられないのか、羽入はそっと視線をそらす

胸を抑え、必死に自分の心を静める梨花がなんかこう、心に来ますね
そして諦めきっている羽入、彼女も梨花の幸せを望んでいるだろうに…

警備している警官をテーサーで仕留め、梨花の元へなだれ込む山狗たち
だがすでにもぬけの殻、急いで後を追おうとするも沙都子お手製のトラップに次々とかかっていく
その隙に魅音の家へと逃亡しようとするも、山狗たちに追いつかれてしまう
梨花を逃がす為山狗たちに立ちふさがる沙都子
沙都子をこのまま殺させる訳にはいかない! そんな結末は嫌!
だがここで死んだら鷹野が犯人という事も忘れてしまう 何としても生き残らねばならない!
激しくジレンマに捕らわれる梨花
そして結局自分を馬鹿だと言いながら沙都子と共に立ち向かう決意をする
運命なんてぶち壊せる、そう教えてくれた人がいるから…
山狗の一人が梨花たちにテーサーを構えた次の瞬間、その男、前原圭一が山狗をバットで殴打する
他の山狗もレナが、魅音が、詩音が次々と仕留めていく
倒れた山狗に手際よくスタンガンを打ち込みながらレナが不穏な空気に気づいたから戻ってきたと明かす詩音

来ましたよ運命をぶち壊す男前原圭一!
他の面々も実にキビキビとしててかっこいいですな

戻ってきてよかったと話す一行に急ぎここを離れる事を提案する
そして皆で安全と思われる魅音の家の地下を目指すも、その途中 一台のバンが行く手を塞ぐ
その道を塞ぐ山狗たちのバンを急襲し、車で一気に現状打破を試みる一行
部活の成果からか、奇襲で一人、また一人と無力化していくメンバーたち
皆がそろえば運命なんて簡単に打ち破れる そう信じる梨花は羽入に皮肉る
諦めている貴方はそこでただじっと見ていろ、と
そして一気にバンを急襲するも…鷹野の銃撃に圭一が撃たれてしまう
すまねぇ、俺はリタイアだ…早く逃げろ…血を吐きながらそう呟く圭一の手を握りながら嫌がる魅音
圭一はそんな魅音に何か言おうとするも、もはや言葉にならず
レナはその言葉がわかったのか、行こう、ここで死ぬのは圭一くんも望まないと皆を促す
意図が伝わったのか圭一は微笑みながらわずかに頷き、走り去る皆を見ながら事切れる…

Kぇぇぇぇ!!!最後までお前はかっこよかったぞ
レナの言葉に微笑みながら頷く所でちょっと涙出そうになりましたよ…

再び逃げ始める一行
そんな中、突然魅音が足を止める
自分が囮になる、皆はその隙に逃げて…!そう言うと圭一の血のついた手を握る
魅音の気持ちを汲み取ったのか、レナと詩音は魅音の名を叫ぶ梨花の手を取り、森の中へ姿を消す…

原作とはまた違う展開になってきましたね
圭一の事を思いながら鷹野たちに立ちふさがる魅音の心境はどんなものだったんでしょうね…

森の奥深く、息を整える一行の前に魅音が姿を表す
皆は魅音が無事だった事に安堵するも、直後に魅音が倒れ込む
もう死んでるの、そう言いながら姿を現す鷹野と山狗
詩音に二人を託し、今度はレナが囮となり立ちふさがる…
崇りを起こし神となる、そう言い切る鷹野をあざ笑うレナ
鷹野さんには無理だよ だってオヤシロ様は"いる"んだから
その言葉を否定するように銃声が鳴り響く…

背中ごしにその音を聞いてしまった詩音、沙都子、梨花
耐えられなくった沙都子は死を考えるも…詩音に平手を食らう
1分1秒でも生きるのよ!私が悟史くんの分も守るから…!!
だがすでに山狗に包囲されている状況は打破出来ず捕らえられてしまう
誰から殺そうか、そう言う鷹野に詩音は沙都子だけは殺さないでと懇願する
鷹野はそんな詩音を見下ろしながら検討してあげる、そう言い詩音に銃弾を撃ち込む
そして沙都子に銃を突きつけ、クイズをしようと言い出す
ブロッコリーとカリフラワー、緑色はどっち?と言う鷹野にブロッコリーと答える沙都子
鷹野は正解、と言いながらその頭に銃弾を撃ち込む…
政治的争いの為、鬼ヶ淵伝説のピリオドの為に梨花を殺すと宣言する鷹野
そして部下に命じ梨花に麻酔薬を嗅がせようとする
だが梨花はそれを断る 鷹野が敵である事を魂に刻むため、次にあった時それを思い出す為…!!
そして身動きが取れないまま運ばれる梨花に羽入が泣きながら姿をみせる
また、また駄目だった そう嘆く羽入に対し梨花はいいのよ、私たちは精一杯頑張ったのだからと慰める
そしてどんな状況になろうとも決して諦めない事を改めて誓う
神社にて縛られる梨花の手を握りながらこの事を忘れない、そう羽入は誓う
梨花が記憶を引き継げなくとも、自分が梨花に伝える、と
そして僕も皆で幸せに過ごす未来を見たかった…!そう言いながら号泣する
その手に誰かの手が重なる
圭一の手だった 気づけば皆梨花を見下ろしてる
もう少しで運命に打ち勝てたのに…!と悔しがる圭一
皆は精一杯頑張った、僕がずっと見ていた…そう羽入はいうが圭一は納得しない
もっと運命に抗う意思さえあればきっと打ち勝てた…!!そう後悔する
次々に後悔を口にする皆 そんな中、鷹野は梨花の腹を…

羽入がついに諦める事を辞めましたね
部活メンバーの必死の戦いを見て心動かされたって奴なんでしょう
ボロボロ泣きながら梨花の手に手を添える羽入が痛々しいですな…

皆が力を一つにしても運命に打ち勝てなかった、そううなだれる梨花
だがレナはそれを否定する 勝てなかった理由を知ってる、そう言い羽入へ振り返る
ねえ…あなたは、本当に信じてくれてた?
その問いに羽入は戸惑いながら僕は非力な存在、見守る事しか出来ない非力な僕が願っても奇跡なんて…と呟く
その言葉を遮り 奇跡は起きた 断言する圭一
自分たちに貴方が加われば絶対に勝てた と言う魅音
貴方にも運命と戦う勇気が欲しかった だって貴方も私たちの仲間なんだから!そう言うレナ
そして次々と羽入に手を伸ばす
戸惑いながら、皆の手にしっかりと手を重ねる羽入
梨花はそれを見ながら次の世界へ行く事を告げる…

東京では大臣たちが雛見沢の事について議論していた
2千人もの人を犠牲にするのか、そういきり立つ男に別の男は告げる
発症すればそれ以上の人数が犠牲になる、と
議論を聞いていた大臣は犠牲を最小限にする事を条件にこの提案を飲む…
そして雛見沢大災害に見せかけられた虐殺が行われる
その報告を聞きながら、自分がオヤシロ様となった事を宣言した鷹野の笑い声が雛見沢に響き渡る…

これで終わっちゃうんですか…?
なんだかこれで終わっちゃったらジャンプの打ち切り、俺たちの闘いはこれからだENDみたいじゃないですか?(汗
ひぐらしのなく頃には殺人を否定する話なのに現実の殺人事件に影響されて休止されるってそれは違うと思うんですよ私は。
殺人を連想させるから子供が見るアニメは中止にしてドラマや映画は大人のみるものだから問題はない
そんな訳ないんですけどね
それに犯罪を犯すのは作品ではなく人です
よくアニメやゲームが犯罪の原因であるとして取り上げられますがそんなのはまったくの出鱈目、誤認もいいところですよ
もし犯罪を犯した人がゲームやアニメに影響されて…と言い出したとしても、私はそれを認めません
だって実際に犯罪を犯したのはその人の弱い心のせいなんですから
それをその人は自分のせいにしたくないだけ、それがあるから自分が犯罪を犯すハメになったから自分は悪くないと思い込みたいだけです



ちょっと熱くなってしまいましたが、最後に原作者である 7th Expantionの龍騎士07さんの言葉を借りて今日の感想を最後としたいと思います

『ひぐらし』はもちろんエンターテイメントです。
ですが、劇中ではくど過ぎるぐらいに、ある一連のメッセージを重ね重ね繰り返しています。
その中でも、もっともシンプルにして、一番最初のメッセージがこれです。
・ひとりで悩みこんで殺人しかないと考え至るのは、惨劇(バッドエンド)の近道である。
そして、それを打ち破るもっともシンプルな最初の方法として物語が提示したのが、
・ひとりで悩んだら、身近な人(友人・家族)に相談しよう!
ということです。

『ひぐらし』の世界では、ひとりで膝を抱えて至った短絡的な発想でハッピーエンドになれることは絶対にありません。
それこそが、「短絡的な犯行」に対する明白な否定であるつもりでいます。


ひぐらしのなく頃に 解 第12話 皆殺し編 其の七「雛見沢症候群」

2007年09月25日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
それでもよろしい方のみ閲覧していってください





かの事件の影響からか他TV局だと放送を自粛していたようですがてれ玉は放映してくれましたよー よかったです

学校の帰り際、鷹野と富竹の殺害について大石に質問攻めをされる梨花
だが作り話だった以上捜査に協力出来るわけもなく…
そんな梨花に対し大石は古出家の貴方だから、と前振りをしてとある話を持ち出す
鷹野の死亡推定時刻が合わない、と
ひょっとしたら鷹野はまだ生きているのではないか、雛見沢連続怪死事件に見せかけているのではないか…?
その説に梨花は呆然とする
その説を入江に説くも…一蹴にされる
山狗の隊長である小此木にも意見を聞くが上が捜査中だからいい加減な事はいえない、と断られる
だが二人ともこの関係者だった以上、内部犯行の可能性も…と入江を見る
二人を殺す理由がないと言い切る入江を尻目に小此木は梨花に上からの命令で警備体制は強化されている、なんの心配もない…そう安心させるも当の梨花は不安ぬぐえず…
日の暮れる丘で梨花は羽入と相談をする
鷹野が犯人かもしれない、との情報に誰を信用すればいいのか…と当惑を隠せない羽入
だが梨花は今までそんな事を考えた事もなかった、今までとは違うと決意は揺るがず

翌日、沙都子を巻き込まないようにとの思いから仮病を使って学校を休む梨花
そんな梨花に羽入は尋ねる
貴方は特別な存在 死してもすぐ別の雛見沢で生まれ変わるのに何故今回はそれほどまでに必死なのか、と
梨花は答える
羽入は昭和58年6月以降の世界に何が待っているのか知りたくないの?と
見たくない訳がない、即座に否定をする羽入
だがそれ以上に期待をして裏切られる梨花を見る方が辛い、そう言って顔を伏せる
そこに鳴り響く一本の電話
その電話は小此木からの物で、入江が二人を殺した犯人だというのだ
話によると横領を繰り返していた事を見破られ二人を殺害したのだと
そして梨花を交渉材料として使おうとしているから一層警備を強化する、と
その話に動揺する羽入を置いておき梨花は大石の元へと電話をする
匿名の電話で今度は自分が狙われている、そう言われたと
その話を信じる大石はすぐに警官を配備するよう手配する
そして鷹野の死体を調べに岐阜へ行った後即座に梨花の元へ向かうという
電話を切った梨花は入江と小此木、どっちも信頼出来ないのなら警察を頼るのは間違いではないという
だがそれだけでは足りない、本当に信用のおける味方が…と呟く梨花
だがそれは全てお見舞いに来ていた圭一たちに聞かれていた
口々に梨花に質問を浴びせる一行
そんな皆を見つつ、梨花は圭一に問う
今でも運命は打ち破れるものと信じているのか、と
あたり前だと即答する圭一に梨花は決意を固める
今まで一度も話した事のない、雛見沢の真実を打ち明ける事を…

この雛見沢には特殊な風土病、雛見沢症候群という病気がある
戦時中に発見されたこの病気は発症すると周りが全て敵に見え、酷く暴力的になり、最後には喉を搔き毟り死に到る
雛見沢の住民全てに感染しているこの病気は普通に暮らす分には何の問題もない
ただ、強いストレスにさらされる、疑心暗鬼に陥る、雛見沢を離れる、それらによって症状が悪化してしまう
ごく希に治癒する事もあるがほとんどは治らずそのまま死んでしまう
未だ治療法も見つかっていない…そんな病
昔の人はそれをオヤシロ様の祟りと呼んでいたらしいとの事
そう考えると過去の文献にも辻褄があう話なんだそうで
そんな恐ろしい病が住人に知らされていない原因は二つ
治療法がない今知らせても不安を煽るだけという点ともう一つ、これを細菌兵器として研究している人たちがいるという点
それこそが入江診療所、真の名は入江機関。
雛見沢症候群を研究して細菌兵器を作り出そうとする組織の一部…

そのころ入江診療所では入江が苛立っていた
鷹野が死んだ事で名実共にこの機関のトップになったのですからむしろ喜んだらどうなのかと言う小此木に食って掛かる入江
自分の得になるからと言って知人の死を喜ぶほどさもしい人間ではない、それに自分は鷹野の研究に向けるあの情熱には感謝すらしていた、なのに志半ばでこんなことに…と肩を落とす入江
それを聞き小此木はそれを聞いたら鷹野さんも喜ぶでしょうと呟く

入江診療所が組する組織、その名は「東京」
政治家や官僚が作り出したその組織、それに関しては梨花も詳しくはなく…
だが所長の入江は兵器開発より治療法の研究に没頭しているそうで
今では末期症状でなければ注射によって進行を食い止める事すら可能になったとの事
そしてその入江機関を見張る組織、それが「山狗」と呼ばれる特殊部隊…

そんな途方もない話を「梨花ちゃんが話してくれた」それだけの理由で信じる部活メンバーたち
ただ、過去に発症したレナの心中はおだやかではないようで…
そんなレナを見た沙都子は入江から頼まれていた栄養剤が実はその進行を食い止める注射ではないかと疑いを持つ
そして過去の事を思い出しそうになりおびえる沙都子
梨花はそんな沙都子を抱きしめ、今思い出す必要はない、思い出すとしても今はその時ではないと語る

そんな梨花に圭一はある質問をする
何故梨花は命を狙われるのか、今の話と関係があるのか…?と
梨花は答える
さっきの話では雛見沢を離れると発症する、そう言った
だけど正確には自分から離れると発症するのだと
雛見沢症候群には女王感染者と呼ばれる存在が常にいる
その人物のそばにいるとある程度症状が安定する その人物こそ古手家の血統
だからこそ雛見沢の人は古手家の者に対し温情をもって接するのかも知れないと
そしてそんな存在である梨花が殺されると雛見沢の住人は全員が症候群に発症するだろう
そして恐ろしい惨劇になる
何の為にそんな事をするのかは分からない でもそれで得をする人がいるとするなら自分を狙う理由になるのだろう…

そのころ、入江はいまだ小此木といた
早く犯人が捕まってほしい、そしてこの施設が閉鎖するまでにせめて治療法だけでも完成させねば…そう呟く入江
それを見つめる小此木に部下から伝言が届く
今話していた鷹野さんから連絡が入った 作戦は予定通り決行される、と
その言葉に不気味な不安に襲われる入江であったが…

梨花からの話を分析し、鷹野が犯人だろうと推測する一行
入江はむしろ利用されるようなタイプですよと笑いあう一行を梨花はぼぅっと見つめる
正直、こんなに簡単に信用されるとは信じていなかったという梨花
その言葉に笑いながら仲間の話を信用出来なくなったらお終いだぜ?という圭一
レナは梨花ちゃんが自分たちを信じてくれたから自分たちも梨花ちゃんを信じる、それだけだよと微笑む

麦茶を注ぎながら羽入に意見を聞く梨花
別世界で圭一やレナ、詩音が発症した事をまだ言っていないという羽入に対し梨花はその後何も出来なかったあんたが後ろをくっついて回り謝罪を繰り返した事も?と皮肉る
だがそれは別世界の話、今の圭一たちには関係のない話…と言いかけた所で電話が鳴り響く
大石が岐阜の件が片付いたのでそちらに向かうとの事
大石さんと警察は信用出来るんだね?と聞く一行に対し警察より何より、皆がいてくれるほうが心強いと梨花は打ち明ける

雛見沢へ戻ってきた大石は梨花の家へ向かう途中不審な車を見かける
部下と一緒に不審な人物に職務質問をするも銃弾に倒れ…

ここらへんだとほぼ原作通りなので感想というよりあらすじになってますね…
細かい部分は違えど本筋が一緒なので仕方ないですけど
ついに次回は皆殺し編終盤、山狗vs部活メンバーとその後、そして梨花の決意と羽入の決意…
特に最後のシーンは次の話にも繋がる重要な場面ですから期待してますよ

次回予告 皆殺し編 其の八「終末」

分かってはいた…分かってはいるんだが…しょっぱなの絵が「モノトーンの部活メンバーとそれに向かい合う羽入」ってのが悲しすぎる…
しかし戦う部活メンバーとか動きが良さそうなんでかなり期待はしてますよ

そして…鷹野さん、セクハラはいけませんよ(苦笑
小此木さんも本当に苦労する人だなぁ(笑)

ひぐらしのなく頃に 解 第11話 皆殺し編 其の六「強い意志」

2007年09月18日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
それでもよろしい方のみ閲覧していってください





鉄平の暴力の前に全身傷だらけにされている沙都子
電話が鳴った事で暴力を一時中断し、電話に出ている間に通帳のありかを思い出せと言い放つ
電話の主は児童相談所、うんざりした鉄平は早々に切ろうとするもいつもより強い物言いに仕方なく沙都子を電話口に出す 余計な事は言うなと言い含めて
電話口に出た沙都子だが所長の問いかけにもいつもどおりの答えを返すばかり…

沙都子がボコボコにされてる…
顔が腫れあがっちゃって痛々しいぜ…
実際の虐待の現場を見るってのが原作とこれほど違うとは思わなかったですよ
虐待とかやはり良くないです 鉄平、酷いです

そこへ電話の向こうが圭一に変わる
ようやくここまで辿りついたぞ お前さえ頷けば相談所は保護に回ってくれる
園崎家もこれに協力してくれたんだ
園崎家だけじゃない、雛見沢や興宮の人たちも陳情してくれている
ダム戦争以来辛い思いを味わったかもしれない、だけどもうそんなのないんだ!と
そして電話が梨花に変わる
圭一の言ったことは本当、もう二人で買い物に行っても沙都子だけが冷たくされる事もない、と
だが沙都子はそんな事は信じられないと否定する
その言葉に梨花も賛同する
私にも信じられない、だけど実際に圭一がこんな運命を打ち破ってくれた
沙都子が鉄平に連れ去られたときには諦めかけたけど、今私たちはこうやって貴方を救おうとしている
あとは貴方さえ頷いてくれれば救えるのよ!と説得する
だがその言葉にも自分は強くならなくちゃいけないんですの…と拒絶するばかり
そんな沙都子に対し梨花は耐える事=強くなる事と思っている沙都子を否定する
思い出しなさい、貴方をかばい続けてきた兄の姿を
振り返り見なさい、兄が対峙し続けてきた恐ろしくそして醜悪な顔を
そして気付きなさい、それと敢然と立ち向かった悟史の勇敢さを!
もし、悟史に対する罪を償うのならそれは助けを求めないんじゃない、悟史の勇気を、力強さを受け継ぐ事なのよ!
…これから相談所の人に電話を戻すわ 貴方の口で伝えなさい 貴方の勇気、ここで見ているから…
そういうと梨花は電話を相談所の所長に戻す
そして再度、鉄平との生活に問題がないかを聞かれる
息を飲み見守る一行
恐怖で歯が震える沙都子

次の瞬間、沙都子の口から飛び出した言葉は「私を助けて…!」という言葉だった
その言葉に怒り狂う鉄平に対し敢然と立ち向かう沙都子
ここは私たちの家なのよ、あんたなんか嫌いだ、出て行け!!
暴力を振るわれても従わない沙都子を鉄平は再度殴りつけようとするも、直後に警察が踏み込んでくる
その騒動を電話先で聞いている部活メンバーは騒然とするも、それが大石の手引きだと知り、ひと安心する
沙都子の家に向かう一行
そこで見たものは警察に連行される鉄平と傷だらけになり保護されている沙都子の姿であった
沙都子は皆の顔を見ると安心したのか、梨花に駆け寄り嗚咽を漏らす
そんな沙都子の頭を撫で、梨花は親友の勇気を褒め称える…

くうう、名シーンきましたよこれ
沙都子が助けを求める瞬間のあの息詰まるシーンは結果を知っててもドキドキしましたよ…

綿流し祭当日、元気に駆け回る部活メンバー
羽入はそれを見ながらこんなに楽しい綿流し祭は初めてだと嬉しそうにする
それを聞きながら梨花は改めて運命に屈しない事を決意する
だが、羽入はそれを聞くと悲しげに姿を消してしまう…

羽入が運命に抗うことに消極的な事がまた描かれてますな
まあこのあたりは皆殺しのラストシーンに繋がる重要なシーンですから仕方ないんですが…
もうちょっと頑張ろうよ羽入(苦笑)
…あれ、原作だとここで赤坂が戻ってきて肝心な時に役に立たないとか言われてたような…
もしかして赤坂の出番あれだけなのかな?

改めて富竹と鷹野に忠告をする梨花
だがやはり本気にはしてもらえないようで
自分たちが殺されても山狗に梨花の周辺の警護は任せている、とはいうがやはりどこかひとごとのようで
最後には自分たちに妬いている、とまで言われてしまう
二人を説得する事には失敗したものの、諦めない梨花は今度は大石に相談をする
人ごみで二人を殺害するという話を聞いてしまった、やるなら雛見沢と興宮の境目あたりだと言っていた…
その言葉を二つ返事で信用し、境目に警察を配備すると言う大石
なにも起きないのならそれに越した事はない、と笑顔を見せる大石に梨花は安堵する
さらに部活メンバーにも相談をする梨花
皆は信用してくれて、できるだけ二人きりにしないようにしようと協力してくれる

運命はまた上手くいく方向へと回りだした、かのように見えるのだが…
本当に皆殺しはどんでん返しが多いなぁ

部活メンバーの見送りを受け入江診療所までやってきた富竹と鷹野
梨花の症状を心配する富竹に対し、あの子には驚かされたという鷹野
そして突然富竹が好きだと言い始める
訳の分らない富竹に対しもうすぐ自分の夢が叶うのよと呟く
オヤシロ様の祟りが現実になるその日がやってくる…
その言葉に何をしようとしているかを理解した富竹が立ち上がるも、部屋になだれ込んできた山狗部隊に囲まれる
雛見沢症候群が爆発すれば惨事となる だけど「東京」の一部の人はそれを望んでいる…
そういう鷹野を見据え、そんな事になればどんなことになるのかわかっているのか!?と問いただす
その問に対し鷹野は 無論よ、そうなれば「東京」も失態を隠しきれないでしょうから…と嬉しそうに微笑む
鷹野の説得を諦めた富竹は次に山狗部隊のリーダー、小此木に裏切ったのかと問いただす
だが元々山狗は鷹野の部下 知らないのは貴方と入江だけだ、と突き放す
そして取り押さえられた富竹に対し、寝返りを要求する鷹野
だが手厳しく拒絶された事で決意を固める
そして破棄されたはずの薬物を持ち出し、さらに富竹に摂取した予防薬が偽物であると告げる

トランクに積み込まれた富竹を確認すると鷹野は終末作戦の開始を宣言する
その後富竹を投棄するはずだった場所に警察がいる事に舌打ちをするも別の場所で富竹を投棄する
未だ目を覚まさない富竹に対し鷹野はオヤシロ様の祟りとして名が残る事は名誉な事なのよと言いながら高笑いする…

その後指揮車に戻った鷹野に偽装した死体に一日のズレが生じた事が報告される
だが大事の前の小事と問題にもしない鷹野
どうせ気づいても検死結果の間違いとして受理される、と
しかし偽装された自分の死体が梨花の言っていた通りの死に方だった事を知り梨花への監視を強化するよう命じる
富竹の死体が警察に発見され、呆然と佇む入江
その報告を聞きながら鷹野は待ち望んでいた時がもうすぐ訪れると含み笑いをする…

ついに明かされていく黒幕、鷹野
だが未だ何の為に富竹と梨花を殺すのか、そして二人が死ぬとどうなるのか…
そのあたりはこの先しっかりとやってくれるんでしょうか?

次回 皆殺し編第七話「雛見沢症候群」
梨花ちゃん変わり身はやっ!(笑)
そして羽入、梨花ちゃん一人を人間代表にしないでくれ(苦笑)

物語としては…どうなんでしょう、最後まで行くのかな?
予告映像見る限り追いつめられるあたりまでなのかなぁ
次々回で逆転から結末、そして皆での反省会…となるっぽいですなこの感じだと

ひぐらしのなく頃に 解 第10話 皆殺し編 其の五「対決」

2007年09月11日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
それでもよろしい方のみ閲覧していってください





圭一は間近にせまった綿流し祭の打ちあわせの為、町内会事務所に来ていた
が、状況によっては村の人々に沙都子の事をぶつけるつもりでもいた…

ってあれ、前回の引きは?
沙都子を説得すると言い切った梨花ちゃんはいずこ!?

そこに魅音から外に来てほしいと言われる
そこにいたのは沈んだ面持ちの知恵先生と校長
先生たちは明日の陳情を最後に様子を見ないかと持ちかける
そうしなければ雛見沢分校が無くなってしまう…そう苦しげに話す知恵先生
先ほどまでとは一転したその態度に大石の言葉を思い出す
北条家を良く思わない人たちが敵に回る…
何故ダム戦争が終わったというのに未だに沙都子を嫌うのか
沙都子には関係ない話じゃないか!
そう憤る圭一に魅音はもう北条家を恨んでいる人はいないのかも知れない、という
その言葉の後を継ぐように様子を見にきた詩音が語る
今の村人はダム戦争時の北条家の惨状を知っている
だから北条家とかかわると同じように村八分にされてしまう、それを怯えている
この村を牛耳るお魎も村人の求心力がなくなる事を恐れ、北条家に関わるなとの号令を出すのが精一杯だった…
こんな悪習を詩音は「オヤシロ様の祟り」だと呼んでいると言う
梨花はその言葉にオヤシロ様は沙都子を大事に思っている、そんな言葉にオヤシロ様の名前を使わないであげてほしいと言う
話を聞いていた圭一は沙都子を救うには元凶であるこの村を、そしてこの集会所の人を潰さねばならないと言い切る
そして臆する事無く集会所に入っていく…
そして静止の声を振り切り、上座へ進むと村人を見回し、言葉を発する
ここにいる人全てが沙都子の現状を知っている、なのに見殺しにするばかりか助けようとする俺達の邪魔をする、と
村長はそれに対しダム戦争のように役場に押し掛ける時代じゃないんだと言う
それに怒った圭一は机に足を振りあげ、ダム戦争は関係ない、これは俺の戦いだ、それに関わるなら敵か味方かはっきりしろと声を荒げる
それに対しダム戦争が終わった今、村が役所と戦う理由はなにもないと言う村長の言葉を制し、祭り事や慰安旅行での役所との癒着を指摘する詩音
驚く村人を後ろにそれとこれとは関係ない、話を混ぜっ返すなと言う村長
そういう村長に対し圭一は死守同盟の結束、一人のために村全体が立ち上がれという言葉を語る
俺はこの村が好きだ 沙都子は村の一員だ 沙都子を救うため、もう一度死守同盟の力を結集させてほしい!と
その言葉に心打たれ同意を示していく村人 だが村長だけは乗り気でないようで…
梨花はそれを見、お魎の許しがほしいのではないかと聞く
お魎を説得すると誓う圭一にお魎は怖いぞ?と聞いてくる村長
だがレナは笑いながら怒った圭一くんのほうが倍は怖いという
そんな言葉に今度は圭一が怒ったレナはその倍は怖いがな、と笑いかける…

オウシット、随分省略されてますな
つーか村人たち聞き分けよすぎ
集会所に入る前のレナとの半径5m以内に…とか腐った畳は…とかのやりとりとか、説得時の圭一たちの村人との殴りあいと圭一の父親のかっこよさとか丸々カットされちゃってましたな
あそこは燃えるシーンだっただけにこの省略の多さは残念ですな…
だけど最後の指折り数えて自分の怖さを確認するレナはちょっと可愛かった(笑)

そのまま、メンバーに村長、入江を加えた全員でお魎の元へ行く一行
だが当のお魎はやる気がないばかりかかなり苛立っている様子…
村人を救う為の行動が貴方に迷惑をかけているのか、と尋ねる圭一に魅音たちの母親、茜は園崎家と役所と手打ちをしている、共存していくだけであり北条家がどうなろうと関係ない、とばっさり
嫌だといったらどうするか、とのお魎の言葉にこの場で殺して魅音を頭首にして了承を得る、と挑発する圭一
ぶちぎれるお魎、圭一は臆するも沙都子は村の一員でありそれ以上に俺の仲間、園崎家のそれを助けるのに協力をお願いします!と頭を下げる…
その言葉に圭一の思いは分かったがけじめが足りないと言い出す茜
なら沙都子ちゃんに土下座でもさせてけじめつけますと言うレナ
だが、当事者でない沙都子にけじめをつけさせるからには村八分を放置していたお魎もけじめをつけるべきだと言い切る
魅音たちの父親もそれに同意、皆で頭を下げお魎の言葉を待つ…
だがお魎は怒り心頭、それを見た茜は出直してこいと圭一たちを追い払う…

さっきほどではないにせよ、はしょられてますなー
省略されてて圭一の言葉がなんか軽く感じてしまう…

庭で話し合う一行
ばっちゃの印象は最悪だったと語る魅音に対しレナは全然怒ってないよ?と言い切る
そこに村長と茜が現れ、お魎の許しが出た事を伝える
体裁の為に、圭一と争った挙句、男気に惚れて特別に許したというシナリオだった、と
感謝し、今度改めて訪れるという圭一に茜は今度こそ切り伏せられるよ?と笑う

おうあ、圭一の嫁話もカットか
あれで慌てる二人が見たかったなぁとかちょっと思った

帰り道、これで沙都子の運命が変わるのか尋ねる梨花
圭一はその問いに明日にでも救いだせる、だけど運命なんて言葉を使うのは辞めようぜ、運命なんて俺達で変えられるんだからと言う
そんな圭一に梨花は貴方の言葉ならそれに従う、こんな最悪の目すら変えてしまう貴方なら…と大人モードで返す

ここで半分。詰め込みましたなー
俺の予想だとこのあたりで次回へ…となると思ったんですが。

雛見沢の総意が市へ連絡される
過去を知る職員は慌てて児童相談所に連絡するも…それを知らない所長は拒絶の一点張り
それを知った住人たちは相談所を取り囲みシュプレヒコールを開始する
雛見沢だけではない、お魎は興宮の人たちにも動員命令を出していたのだ
街宣車まで動員してのこの騒動に大石たち警察が駆けつける
この集団を解散しろとの事 相談所の所長からそのような命令がきた、と
話を聞く気もない所長の態度に怒り心頭の部活メンバー
この方法が無理ならば少人数での毎日の陳情しかない
だが沙都子にはそんな時間は残されてはいない!
追い風が吹くのを待つしかない、がその風はいつ吹くのか…

所長超嫌な奴になってる
机に足を投げ出して電話取るとか酷いよなぁ

一方その頃沙都子は熱を出して倒れこんでいた
沙都子が寝ている事を知ると鉄平は迷わず悟史の部屋へと向かう
だがそれを察知した沙都子は入らないでほしいと懇願する
悟史の部屋に預金通帳があると確信する鉄平はそれを出せと強く迫る
知らないとの一点張りの沙都子にイラつく鉄平は沙都子に暴力を振るい始める…

絵がついた事でより鉄平が嫌な奴に見えますな…
容赦なく張っ倒したあげく蹴りを入れるとかこちらこちらでひどい…

相談所の前で問答する部活メンバーの前に車が止まる
中から現れたのは園崎市議会議員、そして園崎県議会議員
それを見た所長は慌てて逃げ出そうとするも…直後に鳴り響く市長からの電話に観念する
相談所から出てきた所長に詰め寄る一行 所長は今までの対応に詫びを入れると北条家に電話を入れる
もうすぐ沙都子を救える、強い思いを秘め部活メンバーはそれを見守る
電話が鳴り響く北条家では痣だらけの沙都子が兄の名を呟いていた…

今回は本当に展開が早かったですね
まさかここまで詰め込んでくるとは…
個人的にはここは2回にわけてじっくりとやってほしかった所ではありますが祭囃し編の事を考えるとそうもいかないんでしょうね…

次回皆殺し編第六話「強い意志」
次回で沙都子の問題は解決し、梨花の問題、その暗部へとスポットがせまっていきますね
前半沙都子話で後半は鷹野と富竹の話になるんでしょうな
そうすると皆殺しも後2話って事なんでしょうね…

しかし初めて次回予告で動揺してる梨花ちゃんを見たような
そうかぁ、梨花ちゃんも年金問題に頭を抱えているのか(笑)

ひぐらしのなく頃に 解 第9話 皆殺し編 其の四「交渉」

2007年09月04日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
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圭一の新たな策、それは人海戦術だった
部活メンバーだけで足りないのなら人数をふやして陳情すればいい
そう考えた圭一はクラスメイトに熱く現状を説く
だんだんとそれに応じるクラスメイトたち
だが、その騒ぎを聞きつけて知恵先生が止めにくる
だがそれを制したのは他ならぬ梨花だった…

「私は無力だから、皆の力を借りないと何も出来ない… だけど、それを阻止しようとする知恵を食い止める事くらいは出来る!」
梨花ちゃんかっこいいよ梨花ちゃん
そして校長美味しい所持っていくなぁ

陳情が大人数になった事で部屋の大きさを理由に陳情者数を減らすよう言ってくる職員
それに対しレナが陳情する側に合わせるのが筋だと譲らない
相談所もそこは譲り大部屋での対応となったのだが沙都子が虐待だと言わない以上、慎重に対応をするとの一点張り
その対応に詩音が、圭一が激しい怒りを見せるも結局は平行線のまま…
だがその帰り道、クラスメイトたちは沙都子を救おうと一致団結を見せる
その様子を見ていた詩音がある言葉を紡ぐ
「一人には二人で石を投げ、二人には四人で、四人には八人で、千人には村全てで立ち向かえ」
ダム戦争時に使われたスローガン
それには一人が受けた心の痛みを皆で分かち合い協力して戦う、そんな意味も含まれているそうで
その言葉に刺激された圭一は魅音に他の人たちも動かせないか相談する
だがダム戦争時の怨恨残る彼女と関わるのは皆嫌がるようで無理だとの事
ならば俺が集めるしかないかと圭一は不適に笑う…

はいはい重要場面出てきましたよ
雛見沢のスローガン、そしてダム戦争… 今回の肝ともいえる部分でしょうな
これを受けた圭一が来週どう動くのかもうこの時点で楽しみですよー

だがその依頼を亀田はあっさりと断る
デザートフェスタのプラチナチケットを無駄には出来ない…
そんなケーキと実在の人間を天秤にかけるような亀田に圭一の指導が響く
「美少女を救えぬような奴に生クリームを愛でる資格などない!」
その言葉に心動かされた亀田は自分が間違っていたと反省
さらに店に集まっていた他の面々にも説得を試みる
さらにそれを聞いていた店員からも賛同の声が…

固有結界みじかっ!!
もっと畳み掛けるような怒涛のマシンガントークを期待していたんだけど…さすがに無理だったか…

さらに入江、鷹野、富竹からも参加の声が
鷹野は山狗の一件で引け目を感じていたらしく、参加くらいはさせてほしい、との事
そんな勢いに乗る圭一の前に大石の姿が
この騒ぎの前に児童相談所が園崎家に接触した
このまま動き続ければ北条家を嫌う村人まで敵に回しかねない…
その忠告に感謝しつつ、見捨てるわけにはいかない、全ての人を敵に回しても仲間を、沙都子を救い出す、それが仲間ってやつです そう言い切る圭一
その答えに大石は満足げに微笑む…
翌日、打ち合わせをする部活メンバーの前に沙都子が登校してくる
だが眼は虚ろで聞いてもいない欠席の理由を繰り返すばかり
そんな沙都子の頭を撫でてやる圭一
撫でられる沙都子は崇殺しの様に発狂せず、その代わりに涙を流す…

原作だとここで崇殺しをおぼろげに思い出し、不安の中頭を撫でるってシーンだったはずだけどそのあたりは描写が難しかったんですかねー
そんな沙都子を冷静に分析する魅音とそれに怒る詩音
ほんと、この話の詩音は暴走がちですなぁ

そんな沙都子をいたわるメンバー
だが沙都子は大丈夫だと繰り返すばかり…
だが罪滅ぼしの記憶を持つレナがそれを持ち出し沙都子を説得する
本当に望む未来へは沙都子の側からも手を伸ばさなければ届かない
だから、手を伸ばして 助けを求めて…!!
だが校長の足音を聞いた沙都子は突如錯乱状態に陥る
梨花がとっさになだめるも怯えきった沙都子の心には届かず…

ここら辺はうまくまとめてきましたな
そして錯乱した沙都子、痛々しくて見るに耐えかねるぜ…

入江の注射により眠った沙都子
あまりの様子の変化にレナと圭一は梨花に沙都子の事を尋ねる
沙都子は病気にかかっている そう苦しげに告白する梨花
まわりが自分に対し悪意を持っているかのように感じてしまう 一度そうなると外部からの言葉は届かなくなってしまう、そんな心の病気…
だが沙都子本人はその事を知らず、毎日の注射によって平穏を保っている、と
圭一はそれを聞き、入院を勧めるも…おじである鉄平が沙都子が自分の元から逃げ出したら悟史の帰ってくるべきこの家を燃やす、そう脅していた事を知り激昂する
そんな圭一をなだめつつ、沙都子の運命を変えてほしい、そう言う梨花
そして圭一はそんな梨花の言葉に「運命はあっさり打ち破れる」とあらためて宣言する…

鉄平の酷さがまた際立ってますなぁ
原作よりかなり極悪になってるよ鉄平…

相談所の前に集まった面々
そして彼らを背後に、代表者三名 入江、圭一、そして梨花が席につく…
だがやはり彼らとの話は平行線をたどる一方
やはり沙都子を説得出来なければならない、だれかそんな人を連れてこなければ現状は打破出来ない…
そう羽入と話していた梨花はある言葉を思い出す
「奇跡を起こすのは皆の力を合わせなければならない 一人でも欠ければ奇跡は起きないのは当然…」
欠けた一人は沙都子じゃないのかと言う羽入に自分こそが欠けた一人であると言う梨花
自分が沙都子を説得してみせる、今度こそ昭和58年の運命を変える!そう言い放つ梨花から目をそらす羽入
これがラストチャンス、これで打ち勝てなければ全てを諦める そう言い梨花は平行線の続く議論に、虐待を認めるように自分が沙都子を説得すると宣言する…

梨花が覚悟を決めましたなー
そしてなんか久しぶりなような羽入(笑)
原作とは流れが変わってきたようですが…さて、どうなるのでしょうか?

次回 皆殺し編第五話「沙都子、一人で電車に乗る」「公由の畑」「制服を脱いだ詩音」の三部作…って違うー!!
次回 皆殺し編第五話「対決」
羽入、園崎家特製ドクダミ青汁ジュースにも突っ込みたいが…
「オヤシロ様の祟りパワー」で頑張っちゃまずいだろ(笑)
次回は前半村役場、後半お魎との対決がメインになるんでしょうなー
どんな熱い対決になるのか楽しみですよー

ひぐらしのなく頃に 解 第8話 皆殺し編 其の参「揺らぎ」

2007年08月28日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
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提供紹介が目からハイライトの消えた沙都子 …いやぁーー!!

突然姿が見えなくなった沙都子
嫌な予感に駆られた梨花は沙都子の実家に向かう
そこで見た物は帰ってきた沙都子のおじ北条鉄平と、元気を失い、いいように使われる沙都子の姿であった
このままではいつものように沙都子が壊されてしまう!
梨花はいちずの望みを賭け赤坂に連絡をとろうとするも妻と温泉旅行との事で連絡がつかない
それを知った梨花は今度は入江、鷹野に相談する
山狗の力で鉄平から沙都子を救いだしてほしい、と
入江、そして鷹野はその気持ちに応え、山狗に連絡する
だが、さすがの山狗も鉄平が警察にマークされている以上手出しが出来ないと伝えられる
この世界も袋小路に入った、そう絶望した梨花は激昂し鷹野たちを見限る
そして自棄酒を飲み、すべての世界、すべての運命を諦める…

鷹野たちを見限る梨花が凄い怖いんですけど…
望みの絶えた梨花の落ち込み方が半端ないですね…
でも梨花ちゃん、床寝は翌朝こたえるぞ(ぉぃ

沙都子が学校を休んでいる事を心配する皆
先生にその事を聞かれた梨花は面倒そうに事情をすべて話す
児童相談所に相談する、という知恵先生に諦め口調で無駄だという梨花
ともかく紗都子の家に行くといい職員室を出ようとするが部活メンバー+詩音に囲まれる
前年の事を思い出し激怒する詩音
知恵先生が門前払いを食らった事を知るとその怒りは殺意へと変わる
何としても、人を殺してでも沙都子を救い出すと宣言する詩音を止める圭一
激昂した詩音の一撃を食らい血を流しながら絶対に沙都子を救いだす方法を見つけ出す事を誓う圭一

血を流しながらも説得する圭一はかっこいいですな
そしてそれを聞きながら血を拭き取るレナが甲斐甲斐しい
まるで恋人のように見えたのは俺だけじゃあるまい

それを聞いていた校長が児童相談所へ連絡するも、失踪した悟史への罪悪感からそれを拒んでしまう沙都子
それを聞いた圭一、レナ、魅音は集まり改めて沙都子を救いだす事を誓う…

「どんな難問でも、力を合わせればきっといい方法が思いつく。昔、誰かにそう教わったような気がするよ」
「誰だか知らないが、レナにそれを教えた奴は立派だな!」
圭一、それはお前だ(笑)

翌日、圭一が親から教わった正攻法「児童相談所への直接の陳情」を試みるメンバー
梨花も「世界が終るまでの暇つぶし」として付き合う事に
だが結果は惨敗、相談所の聞く気のない対応に意気消沈する一行
圭一は結果の出なかった事を梨花に謝るも… 梨花はそれを認めなかった
圭一の言っていた言葉「運命は簡単に打ち破れる」それを信じ、やはり諦める事が出来ない、沙都子を救いたい、助けて…!そう言い泣きじゃくる梨花
それに火をつけられた圭一は状況を打破すべく次の一手を思いつく
それは圭一がもっとも得意とする一手であった…

くうううう!!この落差があるからひぐらしは面白いんだよねぇ
完全に諦めモードに入っていた梨花、その奥底には本当は諦めきれていない心
その本心を知った圭一が激しく燃え上がり、仲間を燃やす「赤い炎」となる…
いいですねー、ここからの圭一たちのターン!が凄く楽しみですよー

次回皆殺し編其の四「交渉」
け、圭一!夏休みの宿題の肩代わりって何してるの
しかも1万って暴利じゃね!? とか思ったら梨花の狂言かい
次回の見どころはやはり亀田くん説得シーンと陳情へ向う一行、ですなー
次回ではまだ俺の好きな集会所での大舌戦にはいかないようですが…
ここら辺も重要なシーンではありますからねー 楽しみ楽しみ。


ひぐらしのなく頃に 解 第7話 皆殺し編 其の弐「運命の変え方」

2007年08月21日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
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スポンサー紹介で圭一の魂出てるー!?
ひぐらし解のDVDCMは別の意味でカオスだな…

圭一が魂出してるのはオークション出品がガラクタだったからか…
魅音の差し入れのおはぎを見て圭一はある記憶を思い出す
それを妄想と片付けようとする圭一に食いつく梨花
圭一は梨花に促されるままその記憶を語る
それはまさしく鬼隠しの記憶
二人の様子からおはぎが嫌いなら無理せず…と言う魅音の前で
圭一は魅音が変な物入れる訳がないと言い切りおはぎにかぶりつく

圭一も過去の事をおぼろげながら覚えている、という見せ方はかなりいい感じですね
圭一を気遣って声をかけてくる魅音がまた可愛い(笑)

神社に運ばれた大型の出品物
その整理をしているレナは何故か家具ばかりに目をつける
一人暮らしでもするの?という声に家庭の事情を漏らしてしまうレナ
それは一歩間違えば罪滅ぼしの世界になるはずだった出来事
だがレナはあの日の圭一の言葉通り、友人に打ち明け、相談する事でその道を絶った

これまた魅音がいい感じで出てきてますな
不安に駆られるレナを抱きしめ、そこまで追い込まれている事に気づけなかった自分を悔いる
そんな魅音に抱きしめられながらレナはその優しさに涙する…
原作だとあっさりと流されてるシーンなんでお互いの気持ちとか補完されてて実にいい感じですね

帰り際、梨花は詩音に尋ねる
もしかして、詩音も夢を見たのではないか、と
一度は否定するも魅音が笑いながら肯定する
魅音を、沙都子をその手にかける夢
それは目明しの記憶
だが魅音の思いやりが、そして悟史との約束が、その世界を選ばせなかった
詩音さんがそんな事をする訳がないと言い切る沙都子を抱きしめる詩音
その腕の中で微笑む沙都子

詩音と沙都子の仲の良さが良く描かれてるシーンですな
そしてここでもまた魅音のナイスセーブ(笑)
なんだよ魅音大活躍じゃないか、誰だ空気読めないとか言い出したの(笑)

羽入とのやりとりで犯人は自分を殺す為に先んじて邪魔な鷹野たちを排除したのではないかと推理する梨花
その為に鷹野たちの命を助ける事に尽力を注ぐ事とする
祭具殿への侵入への下見をしていた二人を見つけ真面目に話を聞く事と引き換えに
祭具殿へ入れる事を伝える梨花
その思ってもいなかった申し出に鷹野は舞い上がる

鷹野超壊れた(笑)
原作だと顔文字で「に、にぱーーーー(≧∇≦)ーーーーー!!」くらいだったのに
嬉しそうに踊りだすわ祭具殿に頬ずりするわと大暴走
祭具殿の中で恍惚としながら物騒な事を語る場面とか、白鷹野かなり可愛いかもしれん(笑)

そして祭具殿の中を見せた見返りとして梨花はこれからの事を語る
それを聞いた二人は入江診療所にて相談を

ってえーーーーー、シュークリーム3つの名シーン飛ばされたー!!
あの涙ぐみながらシュークリーム3つを希望する羽入と真っ赤になりながらそれを鷹野たちに伝える梨花、そして梨花ちゃんがシュークリームを食べたがっていると勘違いして微笑ましいなぁとか思ってる二人、という関係が最高に面白かったのに!
絶望した!尺が足りないとはいえこんな面白シーンをはしょるアニメひぐらしスタッフに絶望した!(それは別アニメです

興宮の魅音のおじさんのおもちゃ屋でオークション用の品物を選ぶ皆
ちょうどそこにいた大石。大石と魅音は相変わらず仲が悪く…
だが大石がチンチロリンにて掘り出し物をかけた勝負を言い出す
魅音がそれを受け、3回連続でのピンゾロで勝利する
素直にそれを褒め称える大石に対し魅音もそれを素直に受け入れる…

緋牡丹の魅音の作画の気合いの入れ方に吹いた
今回はなんかやたら魅音に力いれてますねぇ
さすがにツバメ返しはアニメだと説明とかが難しかったんですかね
あれを通して圭一と大石が仲が良くなっていくのが実に男同士、って感じだったんですが…まあ仕方ないですな

そんな和気あいあいとした店内に大石を探しにきた一人の男
それはまぎれもなくあの赤坂だった
赤坂は梨花の忠告を信じ、妻の元へ戻った
そして妻を失う事なく、家内と旅行に来たという
全てがいい目に出始めた世界
今度こそはと意気込む梨花に羽入は失敗した時の為に期待はするなという
なら試してみる?といきなり目の前にあるバイクを蹴り始める梨花
それを見た不良は梨花を恫喝しようとするも突然現れた作業服の男たちに逆に脅される
そう、この人たちは鷹野の部下。鷹野たちも協力してくれている!
今度こそ運命を乗り越えられる、そう不敵に笑う梨花を見ながら悲しげに羽入は姿を消す…

ここら辺は原作通りですね
雛見沢へ帰る梨花を山狗が警備しているシーンは原作になかっただけあって印象深いですが。
あとやはりこの世界だと羽入がネガティブっすねー…
まあ彼女がポジティブになるのは本当に最後の物語でなんですがね

次回皆殺し編其の参「ゆらぎ」

今回は特別に台詞を。
羽入「あうあう~♪そろそろ夏のビッグイベント、コミッケー!なのですよ!」
梨花「始発に揺られて頑張るのですー!」
羽入「はい~♪」
梨花「やっぱり、王道は圭一攻めの大石受けなのですよ!」
羽入「あ、あう?」
梨花「次回皆殺し編其の参、「ゆらぎ」」
羽入「…梨花の趣味がよく分らないのです…」

…羽入、俺も梨花ちゃんの趣味はわからねぇぜ…
逆なら見た事あるんだけどな(あるのかよ!
というか圭一が攻めに回れるのは魅音だけです!他は総受けです!(何言ってるの

PS、圭一攻めでぐぐったら1850HIT(爆)
ついでに大石受けでぐぐったらテニプリしかHITしねぇ!
しかし圭一攻めもほぼ全てがアニメの感想(笑)
やはり少数派だよ梨花ちゃん…

ひぐらしのなく頃に 解 第6話 皆殺し編 其の一「迷路の法則」

2007年08月14日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
それでもよろしい方のみ閲覧していってください





やはり予想通りに梨花ちゃんの正体と雛見沢を包む法則の説明から始まりましたねー
法則が3つではなく2つになってましたが、まあ分かりやすくするためには雛見沢の風土は省いても問題ないでしょうしね
鉄平の登場を袋小路として紹介するのはやはり今回の世界を強く説明する為でもあるんでしょうね
抜けられない袋小路と印象つける事によって今回の世界のありようを変わっていく世界と捉えさせるとかそんな感じですかね

そして新しい雛見沢に到着する梨花
すぐさま羽入を呼び今の時期を聞くが羽入が要領を得ない
綿流しまであと2週間ちょっとしかないという事が分かり落胆する梨花
自分たちの力が弱まっておりこれが精一杯だと説明する羽入…
羽入登場キター
思ってたよりかなり可愛く描かれててめちゃくちゃ満足(笑)
とっさに日付を言えずに指折り数えるのが微笑ましいですな

つたない希望を胸に圭一に綿流しの夜の事、そして罪滅ぼしでの事を尋ねる梨花
だが圭一はまるで覚えておらず落胆する
回りくどい聞き方でなくなってるのが切羽詰ってきてる感じですねぇ
そしてその夜羽入と相談するも当の羽入はすでに諦めモードへ入っており…
そしてあきらめモードの羽入に気分を害した梨花が「そんな泣き言ばかりいう口はこれで封じる」とどこからか取り出したキムチ&ワイン(笑)
感覚を共有している羽入は辛いやら気持ち悪いやらで速攻ダウン…
ここのギャグキャラがけっこう好きだなぁ
平気な顔してキムチもぐもぐしてる梨花と真っ赤な顔して悶絶する羽入が実にいい感じ(笑)

入江診療所にていつもの検査をする沙都子
そしてその検査の本当の意味を知る梨花は入江に沙都子の容態を聞く…
ここら辺は原作とまるで変わらないですね
注射が終わったのに気付かず我慢してる沙都子とか様子を見てくるはずが一緒になって絵に没頭してる羽入とか病院なのにどこからかメイド服を取り出し至福の表情を浮かべる入江(笑)とかアニメでしか見れないものはありましたけれど

そして後半は興宮での部活
やはり予想通りの展開に失望を隠せない梨花
原作だと5万円にさほど驚く事もなく沙都子に気取られそうになったり5万円でお醤油が買えると言って沙都子に呆れられたりとあったんですがそのあたりはカットされてましたね
失望隠せない梨花は圭一の問いかけについ本音を漏らしてしまう
本当の事を知らない圭一はそれを予言として受け止める
が、実際に言ったとおりに物事が及ぶにつれ驚愕の目で梨花を見つめる
そして梨花はいう
「運命には逆らえないのですよ、どんなに抗っても」
だが圭一は不敵に笑い、言い放つ
「梨花ちゃん、男にとって宿命と運命という言葉にはとびきり熱い意味が籠ってるんだぜ?この程度の事で軽々しく使って欲しくないなぁ」
「…みぃ?」
「見てろ、この程度の運命なんぞ、この俺がぷちっとぶち壊してやるぜ!」
そしてその言葉通り、口先三寸で見事ゲームを変えてしまう
ああ!圭一さすがだ!諦めモードに入りつつある梨花ちゃんをさくっと救うあたりが素敵すぎですよ!
そして大会が半端に終わった詫びとして貰った人形
綿流し、そして目明しの事を知る梨花はとっさに圭一に言い出そうとするも…
圭一はそれより早く人形を魅音に渡していた
ここの魅音は随分素直ですな(笑)
原作だと欲しいのを必死に否定してその様子で本当は欲しいというのを部活メンバーに悟られてるのにまだ否定するというとても楽しいやりとりがあったのに
ここだけ切り取るとまるで魅音がヒロインのようではないか(ぉ
そしてそんな圭一に感化された梨花は諦める事を止め、この世界で抗う事を決意する…

雛見沢の法則、梨花と羽入の関係と繰り返される運命、沙都子の病気、そして圭一と詰め込みまくった1話でしたね
だけど実にいい感じでまとまっていたと思いますよ
これは次回にも期待、ですかね

次回皆殺し編 其の二「運命の変え方」
圭一が五個のおはぎを前に迷いながら食っていたり
鷹野が「にぱー☆」になっていたり
レナがお持ち帰りモードで何かに頬ずりしてたり
詩音が沙都子を抱きしめていたり
そんな雛見沢観光案内でした(ぉ
圭一のおはぎが気になりますねぇ…まさかアニメオリジナルでこんな事をしてくるとは…き、気になる…