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とこしえのひととき

坂上健太の日常とか雑記で

ひぐらしのなく頃に 解 第12話 皆殺し編 其の七「雛見沢症候群」

2007年09月25日 | ひぐらしのなく頃に
このひぐらしのなく頃に解の感想は基本的にネタばれを含みます
原作を未プレイの方、アニメを純粋に楽しみたい方は見ない方がよろしいかと思われます
それでもよろしい方のみ閲覧していってください





かの事件の影響からか他TV局だと放送を自粛していたようですがてれ玉は放映してくれましたよー よかったです

学校の帰り際、鷹野と富竹の殺害について大石に質問攻めをされる梨花
だが作り話だった以上捜査に協力出来るわけもなく…
そんな梨花に対し大石は古出家の貴方だから、と前振りをしてとある話を持ち出す
鷹野の死亡推定時刻が合わない、と
ひょっとしたら鷹野はまだ生きているのではないか、雛見沢連続怪死事件に見せかけているのではないか…?
その説に梨花は呆然とする
その説を入江に説くも…一蹴にされる
山狗の隊長である小此木にも意見を聞くが上が捜査中だからいい加減な事はいえない、と断られる
だが二人ともこの関係者だった以上、内部犯行の可能性も…と入江を見る
二人を殺す理由がないと言い切る入江を尻目に小此木は梨花に上からの命令で警備体制は強化されている、なんの心配もない…そう安心させるも当の梨花は不安ぬぐえず…
日の暮れる丘で梨花は羽入と相談をする
鷹野が犯人かもしれない、との情報に誰を信用すればいいのか…と当惑を隠せない羽入
だが梨花は今までそんな事を考えた事もなかった、今までとは違うと決意は揺るがず

翌日、沙都子を巻き込まないようにとの思いから仮病を使って学校を休む梨花
そんな梨花に羽入は尋ねる
貴方は特別な存在 死してもすぐ別の雛見沢で生まれ変わるのに何故今回はそれほどまでに必死なのか、と
梨花は答える
羽入は昭和58年6月以降の世界に何が待っているのか知りたくないの?と
見たくない訳がない、即座に否定をする羽入
だがそれ以上に期待をして裏切られる梨花を見る方が辛い、そう言って顔を伏せる
そこに鳴り響く一本の電話
その電話は小此木からの物で、入江が二人を殺した犯人だというのだ
話によると横領を繰り返していた事を見破られ二人を殺害したのだと
そして梨花を交渉材料として使おうとしているから一層警備を強化する、と
その話に動揺する羽入を置いておき梨花は大石の元へと電話をする
匿名の電話で今度は自分が狙われている、そう言われたと
その話を信じる大石はすぐに警官を配備するよう手配する
そして鷹野の死体を調べに岐阜へ行った後即座に梨花の元へ向かうという
電話を切った梨花は入江と小此木、どっちも信頼出来ないのなら警察を頼るのは間違いではないという
だがそれだけでは足りない、本当に信用のおける味方が…と呟く梨花
だがそれは全てお見舞いに来ていた圭一たちに聞かれていた
口々に梨花に質問を浴びせる一行
そんな皆を見つつ、梨花は圭一に問う
今でも運命は打ち破れるものと信じているのか、と
あたり前だと即答する圭一に梨花は決意を固める
今まで一度も話した事のない、雛見沢の真実を打ち明ける事を…

この雛見沢には特殊な風土病、雛見沢症候群という病気がある
戦時中に発見されたこの病気は発症すると周りが全て敵に見え、酷く暴力的になり、最後には喉を搔き毟り死に到る
雛見沢の住民全てに感染しているこの病気は普通に暮らす分には何の問題もない
ただ、強いストレスにさらされる、疑心暗鬼に陥る、雛見沢を離れる、それらによって症状が悪化してしまう
ごく希に治癒する事もあるがほとんどは治らずそのまま死んでしまう
未だ治療法も見つかっていない…そんな病
昔の人はそれをオヤシロ様の祟りと呼んでいたらしいとの事
そう考えると過去の文献にも辻褄があう話なんだそうで
そんな恐ろしい病が住人に知らされていない原因は二つ
治療法がない今知らせても不安を煽るだけという点ともう一つ、これを細菌兵器として研究している人たちがいるという点
それこそが入江診療所、真の名は入江機関。
雛見沢症候群を研究して細菌兵器を作り出そうとする組織の一部…

そのころ入江診療所では入江が苛立っていた
鷹野が死んだ事で名実共にこの機関のトップになったのですからむしろ喜んだらどうなのかと言う小此木に食って掛かる入江
自分の得になるからと言って知人の死を喜ぶほどさもしい人間ではない、それに自分は鷹野の研究に向けるあの情熱には感謝すらしていた、なのに志半ばでこんなことに…と肩を落とす入江
それを聞き小此木はそれを聞いたら鷹野さんも喜ぶでしょうと呟く

入江診療所が組する組織、その名は「東京」
政治家や官僚が作り出したその組織、それに関しては梨花も詳しくはなく…
だが所長の入江は兵器開発より治療法の研究に没頭しているそうで
今では末期症状でなければ注射によって進行を食い止める事すら可能になったとの事
そしてその入江機関を見張る組織、それが「山狗」と呼ばれる特殊部隊…

そんな途方もない話を「梨花ちゃんが話してくれた」それだけの理由で信じる部活メンバーたち
ただ、過去に発症したレナの心中はおだやかではないようで…
そんなレナを見た沙都子は入江から頼まれていた栄養剤が実はその進行を食い止める注射ではないかと疑いを持つ
そして過去の事を思い出しそうになりおびえる沙都子
梨花はそんな沙都子を抱きしめ、今思い出す必要はない、思い出すとしても今はその時ではないと語る

そんな梨花に圭一はある質問をする
何故梨花は命を狙われるのか、今の話と関係があるのか…?と
梨花は答える
さっきの話では雛見沢を離れると発症する、そう言った
だけど正確には自分から離れると発症するのだと
雛見沢症候群には女王感染者と呼ばれる存在が常にいる
その人物のそばにいるとある程度症状が安定する その人物こそ古手家の血統
だからこそ雛見沢の人は古手家の者に対し温情をもって接するのかも知れないと
そしてそんな存在である梨花が殺されると雛見沢の住人は全員が症候群に発症するだろう
そして恐ろしい惨劇になる
何の為にそんな事をするのかは分からない でもそれで得をする人がいるとするなら自分を狙う理由になるのだろう…

そのころ、入江はいまだ小此木といた
早く犯人が捕まってほしい、そしてこの施設が閉鎖するまでにせめて治療法だけでも完成させねば…そう呟く入江
それを見つめる小此木に部下から伝言が届く
今話していた鷹野さんから連絡が入った 作戦は予定通り決行される、と
その言葉に不気味な不安に襲われる入江であったが…

梨花からの話を分析し、鷹野が犯人だろうと推測する一行
入江はむしろ利用されるようなタイプですよと笑いあう一行を梨花はぼぅっと見つめる
正直、こんなに簡単に信用されるとは信じていなかったという梨花
その言葉に笑いながら仲間の話を信用出来なくなったらお終いだぜ?という圭一
レナは梨花ちゃんが自分たちを信じてくれたから自分たちも梨花ちゃんを信じる、それだけだよと微笑む

麦茶を注ぎながら羽入に意見を聞く梨花
別世界で圭一やレナ、詩音が発症した事をまだ言っていないという羽入に対し梨花はその後何も出来なかったあんたが後ろをくっついて回り謝罪を繰り返した事も?と皮肉る
だがそれは別世界の話、今の圭一たちには関係のない話…と言いかけた所で電話が鳴り響く
大石が岐阜の件が片付いたのでそちらに向かうとの事
大石さんと警察は信用出来るんだね?と聞く一行に対し警察より何より、皆がいてくれるほうが心強いと梨花は打ち明ける

雛見沢へ戻ってきた大石は梨花の家へ向かう途中不審な車を見かける
部下と一緒に不審な人物に職務質問をするも銃弾に倒れ…

ここらへんだとほぼ原作通りなので感想というよりあらすじになってますね…
細かい部分は違えど本筋が一緒なので仕方ないですけど
ついに次回は皆殺し編終盤、山狗vs部活メンバーとその後、そして梨花の決意と羽入の決意…
特に最後のシーンは次の話にも繋がる重要な場面ですから期待してますよ

次回予告 皆殺し編 其の八「終末」

分かってはいた…分かってはいるんだが…しょっぱなの絵が「モノトーンの部活メンバーとそれに向かい合う羽入」ってのが悲しすぎる…
しかし戦う部活メンバーとか動きが良さそうなんでかなり期待はしてますよ

そして…鷹野さん、セクハラはいけませんよ(苦笑
小此木さんも本当に苦労する人だなぁ(笑)


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