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とこしえのひととき

坂上健太の日常とか雑記で

ふぎゃー!!

2009年06月01日 | ひぐらしのなく頃に
今日、仕事中に親からメールが来たんですよ
その内容ってのが
「なんかゲーム屋さんから連絡きたよ
 今日中に取りに来ないと予約取り消すって」

…ぎゃー!!DS版ひぐらし3巻発売されてたんじゃないかー!!
しかもそんな日に限って夜半までの仕事だったりするし…
明日仕事前にゲーム屋行ってみよう…あれば、残っていれば買っていこう…

…残ってるといいなぁ…

ひぐらしの哭く頃に 雀

2009年01月31日 | ひぐらしのなく頃に
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0901/30/news015.html

今度はゲーセンにひぐらしが!
って麻雀ゲームかぁ 何にでもなりますなひぐらしって…

そうそう、DVD全巻購入特典の麻雀牌セットの方も届きましたよ
アニメのギャグで使われていたあの崩れた絵が描かれた麻雀牌なんですが

なんか、匂いがきつい…
消臭剤を入れて放置してますが開けた当初はそりゃ凄い匂いがしてたんですよ
前に買った麻雀牌はこんな事なかったんですが…新品だったからなのかなぁ…

ひデブ 気がついた事とか

2008年11月28日 | ひぐらしのなく頃に
・ダウン時の追い打ち可能時間の大幅な延長
・ゲームセットすると○組勝利!→獲得賞金→オートセーブ→ロード→活動報告…と入る為テンポは良くない
・覚醒発動時一瞬周囲に攻撃判定が発生した後キャラ特有のポーズを取る ポーズ中およびその後しばらくの間無敵になる
・ロードがやや長い(比較対象のガンダムVSガンダムがあるせいで余計に…
・鷹野さんの私服が幼少期の美代子の服に?(ズボンじゃなくてスカートになってるし
・PC版に比べセリフの種類が少ない
・各技の射程など調整されている?(鞭詩音のFCSが短くなったような
・CS、FCSを空中で発射直前にダッシュ入力すると発射せずにキャンセルかかるような
・追加衣装・武器
 レナ 園児服        おもちゃのハンマー
 圭一 股間白鳥なプリマ衣装 ハリセン
 魅音 牛柄ビキニ      光線銃
 沙都子 ミニチャイナ    アヒル爆弾セット
 梨花 ゴスロリ       メロディピアノ
 詩音 ボンテージ      水風船
 茜  体操着        手品用の刀
 葛西 浴衣         火縄銃
 知恵 体操服        出席簿
 入江 無し(?)      メイド抱き枕
 鷹野 セーラー服      絆創膏
 冨竹 無し(?)      マシンガンギター
 赤坂 無し(?)      タコ型グローブ
 大石 無し(?)      メリケンサック
 夏美 パレオつきビキニ   ハエ叩き
 羽入 黒巫女(デフォルト  猫グローブ(神の世界
・ストーリー全キャラクリアでPS2版ひぐらしに使われていた曲(嘆きの森、コンプレックスイマージュetc…)の購入が可能に
・罰ゲーム衣装はPC版と同じくあり
 罰ゲーム決定の評価を受けるとその衣装が売り出される
・魅音 2丁拳銃 自軍200 敵軍40 敵強さ強 射撃連打が稼ぎやすいかも知れない

ひぐらしデイブレイクポータブル

2008年11月27日 | ひぐらしのなく頃に
結論からいうと、新武器の数々は単に見た目が変わるだけでしたorz

同人版からの変更要素
・上記の見た目変更武器がそれぞれ一つづつ追加
・追加コスチュームが一部のキャラクターに追加
・羽入&夏美のストーリーモードの追加
・ムービー、BGM、ボイスなどをオプションでいつでも視聴できるように
ほぼというか9割以上原作準拠なんでひデブを持っていない人向けですな

羽入夏美コンビでのストーリーがあまりに羽入がへたれで泣いた
フワラズの勾玉を食い逃げに利用するってまだ梨花の使い方の方がましじゃねーか!(苦笑

ついでに買ってきたひぐらし絆はまあ、そのうちに。
こっちはほとんど興味ないんだよなぁ…

ひぐらしデイブレイクP発売前日

2008年11月26日 | ひぐらしのなく頃に
先行してOPムービーとか流れてますな
歌が彩音さんでちょっと嬉しかったですよ
ムービーも戦ってる!って感じが伝わってきていい感じですな
…ただ、空を飛びまわる部活メンバーはちょっとどうかなぁ(汗
中身も描写を控え目にした代わりにスピード感を重視した、って感じで思ったほど悪くはないかも
まあ全ては明日判明しますから楽しみにしておきますよー

そういやアニメイトで年明けあたりにまたひぐらしキャンペーンやるらしいんですよ
んで今回の特典がそれぞれのキャラの絵馬型ステッカー、なんだけど…

詩音…恋愛成就
沙都子…無病息災

おいおい…どっちも御利益は期待できそうにないんですが…(汗
特に沙都子なんか重症患者じゃないですか…

>ゲーム
ナムカプをやりながらグラディエーターリミックスをプレイ中
前にプレイした時にはナルキッソスにこてんぱんにやられたんですが分かってきた今ではあっさりと撃退して現在は上級剣闘士として借金返済に勤しんでますよ
メイン武器は槍二刀流。でも有名剣闘士には全然まったくこれっぽちも勝てる見込みがないんで普通の興業をこなしながらちまちまとレベルアップを図ってますよ
全力でやっても防具ひとつも壊せないのはさすがに心が折れるわぁ…

ひぐらしデイブレイクポータブル続報

2008年08月10日 | ひぐらしのなく頃に
ファミ通.comにてひデブPの続報が出てきましたー

新要素としては
・羽入&夏美ペアの新ストーリー
・新武器&新コスチューム追加
・フルアニメのOP追加
・部活で手に入れたコインを使ってさまざまなアイテムを買える
って所みたいですね

もう部活中のキャラデザインについてはどーこー言っても仕方ないですがなんか荒いなぁ
あとずいぶんと大石さんが細いような(笑)

まあ内容さえまともなら画像は補正で楽しめますから、そこだけはしっかりと移植してくださいよアルケミストさん!!


・ファンタシースターポータブル
キャス男、ストーリーモードクリア

…ノーマルエンドだ…

ああああ、好感度足りなかったか!畜生、やり直す気にもなれないぜ…!!(炎30ヴィヴィアンを倉庫に放り込みながら
まあグッドエンドは2ndのニュマ子に任せましょうかね

そしていつの間にかキャス男がアクロになってました

…だって補助回復系が仲間に及ぶのは大きいですよ
ラスボスなんかギ・レスタに何度助けられた事か
後でアイテム見たらスケド使い切ってギリギリの状態でなんとかクリアしてたという
…こえー、超こえー

罪を払い綿を流す

2008年06月19日 | ひぐらしのなく頃に
という訳で昭和58年の今日、雛見沢村では盛大に綿流しが行われている頃でしょう

そんな私に出来る事はシュークリームで一人ささやかなお祝いをする事くらいだ!

今週末には目明し、罪滅し両方の漫画が完結しますし皆殺し、祭囃しの連載も始まりましたし、来週にはDS版も発売、さらに秋先にはOVA版第3期もあるとまだまだひぐらしに関しては続きそうですねぇ

そうそう、罪滅し目明し購入キャンペーンのれなぱん/罰恋し編が届きましたー
れなぱんの方は相変わらず鈴羅木さんのレベルの高い絵で楽しめましたよ
ただのミニゲームの話を上手く利用してるなぁってのが感想です
ただ、罰恋し編の方は…なんか圭一が凄く女々しく描かれていて凄く違和感がありましたよ…
ソウルブラザーの魂の会話(笑)もなんかぶっ飛んでなくてただ原作なぞりましたー的な雰囲気がするんですが…どうしちゃったんですかね?

そんな感じでひぐらしのサイトとかぐるぐると見ていたらTVの公式サイトにてアニメ版解のファンディスク出るとの情報が
中身は総集編が主体とまるで興味がないのでスルーしようかt「第一巻初回限定版特典:羽入のぬいぐるみ」

…よし、今度アニメイト行ってきたら予約してこよう。
しかも写真見る限り結構好きな感じだし。

嘘だとしても騙されていたい

2008年04月09日 | ひぐらしのなく頃に
PSP ひぐらしデイブレイクポータブル(アルケミスト)
発売日未定

…え

ええええええええええええええ!?

マジですか え、もうエイプリールフールは過ぎましたよ!?
もしこれが本当ならもろ手を上げて喜びますよ
あ、無論ひデブ改の要素は入ってくるんですよね?(当方羽入好きなもので


やはり圭梨、いやむしろ梨圭だろ!

2008年01月15日 | ひぐらしのなく頃に
つう訳で某所で見た圭一梨花のSSのあまりのラブラブっぷりに悶絶してました。
いくつものSSに分けて付き合う前から結婚後まできっちりと描いてるのがもう
古出神社を継ぐ為に梨花に内緒で神道を学び始める圭一とか東京に行ってしまった圭一に会いたいが為にエンジェルモートでバイトする梨花とか…お前らもう結婚しちまえよ!てな感じでしたよ(まあ結婚する訳なんですがね)
SSは割りと色々見てきましたがこれはレベル高いなぁ…
まあ自分が圭梨好きというのもあるんでしょうけどね

ここの所、合唱組曲「ニコニコ動画」にもはまってます
制作者がMP3ファイルとしてダウンロード出来るようにしてくれていたのでありがたくダウンロードして通勤の際に聴きまくってますよ
お陰でこれに使われている曲を聞くとどうしても組曲の方を思い出すという状態です(笑)


ひぐらしのなく頃に 解 第24話 祭囃し編 其の拾壱「オシマイ」

2007年12月18日 | ひぐらしのなく頃に
とうとう最終回、これで終わりかと思うと感慨深いものが

「アニメひぐらしのなく頃に第三期放映決定」

な、なんだってー!?

そんな衝撃を受ける発表を聞きながらのひぐらし解最終話の感想、行きます

山狗が待ち受ける道を強行突破しようとする赤坂と富竹
その車に向けられた迫撃砲
まさに今発射されようとした矢先、山狗が腕を撃たれ倒れ伏す
スナイパーがいる しかも相当遠くの距離から撃ってきている
焦った山狗はマシンガンで車を撃つも銃弾を跳ね返すその強度に驚き、突破を許してしまう
それもそのはず 園崎家が誇る防弾仕様の車だったのだ
急ぎ追撃しようとする山狗たちだったが葛西の狙撃の前に次々とタイヤを撃ち抜かれてしまい追撃を断念せざるをえなかった

興宮まで来た富竹は即座に東京へと連絡
入江機関の制圧、番犬部隊の緊急出動を要請する
山狗が多目的の為の機密部隊だとするなら番犬は戦闘に特化した精鋭部隊
山狗では相手にならないほどの部隊…
それを聞いた赤坂は富竹にこれからどうするかを聞いてくる
赤坂は雛見沢へ戻るという 
まだ皆戦っている 私はまだ梨花ちゃんとの約束を果たしていない…!
その強い意志が込められた顔を見ながら富竹も雛見沢へ戻る事を決意する
僕にもまだやりのこした事がある、そうつぶやきながら

部活メンバーを追う小此木率いる山狗部隊
だがまたひとり連絡が途絶え、ついてきた奴らも疲労困憊なのを知ると彼らをふもとで待機するように命令を下す
凶暴な顔で命令に逆らうのか!と噛みつく鷹野
それを軽く受け流す小此木 そんな彼らの前に部活メンバーが姿を見せる
早く捕まえなさい!と怒鳴る鷹野を一喝すると小此木は前に出てこの戦いの敗北を認める
そしてリーダーを尋ねてくる
それに動じる事なく堂々と名乗る魅音
お前ならSASでもデルタフォースでもどこでも最高の人材になれるだろう、と太鼓判を押す小此木だが魅音は大笑いするとはっきりと言い切る
SAS?デルタフォース?下らないね!私がやりたいのはたった一つ!雛見沢分校の我が部の部長だけさ!
その答えに実に楽しそうに笑う小此木であったが鷹野のあいつらを捕えろとのヒステリックな命令に溜息をつく
勝負はついてるんだがお姫様の命令でな… そう言いながら銃口を魅音に向けるも、直後に番犬部隊のヘリが現れた事で撤退をしはじめる
安堵する一行 一方こんな状況は初めてで当惑を隠せない梨花
だがその耳に自分を呼ぶ声が聞こえる
赤坂がやっていていたのだ 思わずその胸に飛び込み彼の無事を喜ぶ梨花
入江診療所も解放、残った山狗たちも次々と投降に応じているという
一緒にいた少年も無事、との言葉に不思議そうにする沙都子
そんな彼女に本当に良かったと涙目で微笑む梨花…
だが、今までそばにいたはずの羽入の姿がない事に気づく
彼女はどこへ行ってしまったのか…

山の中、今だに状況が分からない鷹野は小此木に食ってかかる
番犬部隊が来てしまった、と聞かされても何故応戦しないのかと怒りは収まらない
所詮山狗は防諜部隊、本当の戦闘部隊なんざには勝ち目はない…
何故番犬が来るの!訳が分からずどなり散らす鷹野を無視し小此木は指揮車からの連絡を耳を傾ける
その連絡とは郭公からの連絡で、後片付けを実行せよとの事
それを聞くと小此木は番犬部隊に包囲されている指揮車の面々に投降するように指示する
そんな小此木に鷹野は食ってかかる
なんとかして東京の野村に連絡を取れ 梨花は生きていた 週末作戦はまだ実行できる…
小此木はその戯言を強い口調で遮る
この戦いはうちらの負け 往生際の悪さは互いに徳にならない…
それでもまだ現状を認めない鷹野に対し、あんたの役割は終わったんだとその手に握られた鷹野一二三の論文を投げ捨てる
突然の行動になんて事をするの!?と慌ててその論文を拾い集める鷹野にそんなもの誰も信じてないと言い切る
東京も同じ それが本当かどうかなんてどうでもいい 問題はそれが政治的に使えるかどうかだけ…
だがまだ東京のクライアントは鷹野に期待している事がある、そう言うと一発の弾丸が入った銃を手渡す
その銃で自決しろと
クライアントも三佐が一人で暴走した、って事にするつもりですでに動いていると
事もなげに伝える
それを聞いた鷹野はあまりのショックにそんな事出来る訳ない…と崩れ落ちる
なら投降を説得するも頑なに拒否し、銃撃戦のすえやむなく射殺した、という筋書きのほうがお好みですか…?と嫌味に言い放つ小此木
筋書きって、そんな筋書き誰が考えたのよ!とヒステリックに言う鷹野に対し、小此木は残酷な現実を伝える
あんたが頼りにしていた東京の野村さんですよ、と
あまりのショックに無意識に首筋を掻き始める鷹野
小此木はそんな鷹野を憐れみながら銃で威嚇射撃を繰り返し、鷹野を逃がす
その後ろ姿を見ながら俺も甘いなぁ…と呟く小此木だった

雨が降りしきる森の中、必死に逃げまどう鷹野
いつしか靴も脱げ、ボロボロになりながらも手にはしっかりとおじいちゃんの研究論文を握りしめていた
死にたくない、死にたくないよぉ… そう泣きながら彷徨う彼女の前に羽入が姿を現す
「人の子よ お前は人の世に何を求めたのか」
その問いに対し鷹野は涙ながらに答える
「私はただ…生きていいよって…人として生きていいよって誰かに認めてもらいたかっただけなのに…」
その胸中には優しかった両親や地獄のような施設から救い出してくれたおじいちゃんの姿が
「なのに…なんでこんな… …これが、私の罪に対する報い、なのね…」そう言いながら自決用に渡された銃を見つめる
羽入はそれをただ見守りながらいう
「我は人にあらず 人を超える存在にして人の罪を許す存在 人の罪は人には許せない 我こそが人を許そう …そなたを許そう!」
それを聞いた鷹野はうなだれたまま無理だと力なくつぶやく
そんな彼女らの元に部活メンバーが集まる
鷹野の姿を見、身構える彼らに対し最後に一矢報いる事が出来そうだといい彼らに銃を向け、魅音に友人を撃たれたくないなら前へ出るように指示を出す
その脅迫に怯える事なく前へ出る魅音
彼らのお陰で計画は滅茶苦茶、このままではあまりに悔しい だからせめてお返しを、ねと嬉しそうにいう鷹野
非難を口にする他のメンバーに動かないように言うと魅音に銃口を向ける
魅音はその銃口から逃げる事なく、他のメンバーに自分の後ろに隠れるように言う
鷹野はそれを自分が犠牲になってもいいという自己犠牲なのかしら?とさげずむ
魅音は皆をかばうように両手を広げながらそうだと言い切る
私は部長、皆を守れるのならこんなに嬉しい事はない!
その答えを聞きながら鷹野は魅音に問う
部活でババ抜きはしないのかと
それに対しジジ抜きしかしないという魅音
どっちでも同じ、この世界もそう、罪というババを押しつけ合う
それは勝ちを決めるゲームではなく、敗者という生贄を決めるだけのもの
私はババを引いた だから腹いせにあなたを撃つの!
そう言う鷹野と魅音の間の割って入る羽入
「勇敢なる魅音よ 貴方の勇気はそれで十分です。人の世のババ抜きが、必ず誰かに押し付けられなければならないのなら、それを引き受けるのが私の役目!」
梨花が羽入を止めようとするも、羽入はやんわりとそれを拒否する
「見ているだけの自分が仲間に入れて幸せだった もう、充分だ
さあ撃て人の子よ! 押しつけずにはいられぬ人の世の罪を放て!それを受け止めてやる!」
その言葉に激昂した鷹野は羽入に向かってその銃を撃ち放つ…!
だがその弾丸は羽入のほほをかすめ、誰にも当たる事なく樹へと突き刺さる
この距離で外した事に絶望する鷹野 そして安堵する部活メンバー
そこに冷静な梨花の声が響く
「鷹野、羽入。魅音の話を聞いていたの?私たちはババ抜きはしない、ジジ抜きしかしない… それを鷹野は同じゲームだと言ったけど、全然違う
だって、ジジ抜きは欠けたカードを足せば敗者の出ないゲームになる…
羽入という欠けたカードが足されてこの世界は敗者の出ない世界になった
それをわざわざ一枚抜こうだなんて、愚の骨頂
…この世界に敗者なんていらない それが古出梨花が奇跡を求めて千年の世界を渡ってたどり着いた答えよ」
いつしか止んでいた雨 そしてようやく鷹野たちを見つけ出す番犬部隊
私が全部悪いという事になるのね…
そう涙する鷹野をむりやりに連行しようとする番犬たち
だがそれを制止する声がかかる その声の主は富竹だった
調査部の方で彼女を引き取るというと不満気な番犬に怒鳴りつける
君らは彼女を見て気付かないのか!彼女は高いレベルの雛見沢症候群を発症している恐れがある、ただちに入江機関に連絡を取りただちに詳しい検査を行うよう連絡を
そういうと何も言わず鷹野をそっと抱きしめる
彼女はそんな富竹の胸で、今度こそ声を張り上げ号泣するのであった
そんな二人を見ながら梨花は晴れ渡っていく空を見上げ、今日が綿流しのお祭りの当日である事を思い出していた

夜、思い思いに綿流しの晩を楽しんでいる部活メンバー
奉納演武の時間になった事をしると慌てて駆けていく一行 それを温かく見守る大石や入江…
そして本殿では、晴れ渡った顔の梨花が、昭和58年6月最後の奉納演武を舞っていた

朝食の準備に追われる沙都子は未だ眠り続けている同居人、梨花と羽入に声をかける
その声に目が覚めた梨花は壁に貼られている日めくりのカレンダーをめくり、起きてきた羽入と顔を見合わせ微笑む
朝食の準備に取り掛かる二人の背後では昭和58年7月1日のカレンダーが掛けられていた…

・終わったー
前回の状態では不安で仕方なかった展開も終わってしまえばそれはそれで良し!って感じですかね
最後に梨花が起こす本当の奇跡(原作では鷹野が放った弾丸を時が止まった世界のなかで梨花が受け止め、一度くらい奇跡が起きてもいいじゃない そのやり方を百年かけて学んだのだから…というシーンがあった)がカットされたので鷹野との決着のつけ方が曖昧だったくらいで今回は本当に高水準だったと思いますよ
いやはや本当に楽しませてもらいました、スタッフの皆さん本当にありがとうございました!
と、思ったら今回もCパートあるんですね…

友達の所へ遊びにいくと元気よく家を飛び出す幼少の鷹野
勢いよく曲がり角を曲がると見知らぬ女性が目の前に立っていた
「貴方、生きたい?死にたい?」
その不躾で気味の悪い質問に戸惑いながらも生きたいと答える鷹野
そう、ならお行きなさい 友達はいないけどね… そう言う彼女
じゃあ死にたい…というとお子様ランチの旗がもう一つ増えるわよ?と言う
その言葉に両親が自分にだまってデパートに行こうとしている事を知った鷹野は少し怒りながら家へと踵を返す
その背に後悔はしないのね?と念を押す彼女
鷹野は不思議そうにその理由を尋ねるも、彼女は意地悪だから教えてあげないとそっけない
だが鷹野は大丈夫だと言う 何があってもお父さんとお母さんが一緒だから!
そう言うと出てきた時と同じように笑顔で家へと飛び込んでいく
その後、やはりあの時と同じようにバスの運転手は胸を抑え、ハンドルがよろめき…
だが鷹野と両親は無事だった おそらくそのバスには乗っていなかったのであろう
鷹野は今日食べたお子様ランチの旗を大事にアルミ缶の中にしまいこむ
やっと20本揃った これで私も幸せになれるのかな…?
そんな彼女たちの幸せそうな様子を見ながら先ほどの彼女は満足気に頷くと鷹野たちに背を向け歩き出す…

・ベルンカステルの すごい 貧乳(笑)
ああ…彼女は成長してもやはり胸だけは成長しきれなかったのか(苦笑)
しっかし、ここで52番目のカケラとかやっても意味分かんないでしょーに
普通にアニメだけ見てる人には凄く不親切なおまけなような気がするぜ
一応知らない人の為に解説するとこれは「鷹野があの日、両親を失わずに幸せになる そんな唐突な結末があってもいいんじゃない?」という原作のおまけEDなんですよね
先ほどまでの梨花たちのストーリーとつながるわけじゃなくこのCパートだけで成立している世界なのでいきなりだと訳が分からなくなりそうですね…

ひぐらしのなく頃に 解 第23話 祭囃し編 其の十「血戦」

2007年12月11日 | ひぐらしのなく頃に
園崎家から撤退した小此木たち山狗は姿を消した梨花や入江の行方を追っていた
発信機からも何の反応もない今、この戦いは彼女らとの根競べになると予感していた
…ふと、鷹野の姿がない事を部下に尋ねると富竹を尋問しているという
逢引かよ、と馬鹿にするも事を穏便にすませるには監査役の富竹を抱きこむ方が楽だという事は小此木も理解していた
そんな小此木に東京の野村から直接連絡が届く
不審に思いながらも連絡を受ける小此木であったが…

一方その頃、鷹野は富竹に再度寝返りを打診していた
鷹野三等陸佐とではなく、鷹野三四として願うも富竹の気持ちは揺るがず…
仲間ならいるだろうという問いに対し、山狗には靴をなめさせるだけの金を払っていると答える鷹野
富竹はその答えに溜息をつくと寂しい人だと言い放つ
その言葉に目の色を変える鷹野であったが山狗から裏山にて発信機の反応があったとの報告に会話を途切れさせる
そして部屋を出ていく鷹野は最後に振り返り、これがあなたとの最後のおしゃべりになるであろうとつぶやく…

興宮に行かせたら終わり
その事を知る鷹野や小此木にとってこれは最終局面
よって最低限の警備だけを残しだせるだけの山狗を裏山に投入し、また自らも前線にでて指揮を取る事とする…
梨花の捕獲を最優先、その他は殺してもよい
鷹野からの指示を淡々と受け取り裏山へと向かう山狗の車
だがそれはすでに部活メンバーの知るところで…

・えええええ ひっそりと裏山に近づくんじゃなくて堂々と正面から車でかよ
しかも村人にしっかりと見られてるし!

裏山を包囲し一行を探し出そうとする山狗たち
だが裏山に仕掛けられた沙都子お手製の凶悪なトラップの前に次々と無力化されていく…
その報告を聞きながら魅音は診療所へと向かった詩音の身を案じていた…

・…えーと、その、なんでここまで来てギャグシーンを入れるんでしょうか
急斜面で丸太が落ちてきて負傷、というのは原作でもあったし分かるんですが「落ちてきた丸太に乗ってあわあわしながら結局落ちて怪我」というのとは絶対意味が違うと思うんですよ…

診療所の1階部分を制圧した赤坂たち一行
見取り図を出し地下部分、この診療所の本当の姿とも言うべきその場所への制圧方法を話し合う
侵入の際は入江のIDカードでなんとかなるとして、警備している山狗に気づかれ警報を鳴らされるとやっかい
なのでセキュリティルームから抑える事とする
厳しいとは分かっていてもやるしかない…!!

セキュリティルームにアラームがなる
見れば入江と少女が仲間に連れられ地下へ入ろうとしてるではないか
山狗たちは「裏山の奴らを陽動として入江たちが富竹を救出しようとして見つかったんだろう」と笑いあう
だがIDに入江のカードを使用した瞬間、彼らが仲間ではない事に気づくも、すでに地下へ侵入された後で
だがそこは山狗、セキュリティルームへと侵入しようとする彼らに銃撃で足止めをし、その隙に警報を鳴らす
膠着状態に陥った事に舌打ちをする赤坂
とその耳に2分後に侵入者対策の鎮圧ガスを散布するとの警報が…
このままではやられてしまう 一か八か突っ込むしかないのか!?
一方室内に立てこもった山狗たちは防毒マスクをつけ、相手が突っ込んでくるのを待っていた
だが侵入者がとった行動は「扉を閉める」というものだった
意味が分からず顔を出す彼らの前で扉に穴があき、そのまま壁にまで穴が開く
それは葛西が持つショットガンから専用の弾、スラッグ弾を放った事によるものだった
慌てて壁際へ逃げる山狗たちに向かって死にたくなければ警報を切って下さいと言う葛西
だがあと1分でガスが出る それまで耐えれば俺達の勝ち…
そう思い葛西からの忠告を無視する山狗
だが突然葛西の口調が変わり銃を撃ちまくる
「おいてめぇら聞こえねぇのか!この葛西辰義がてめぇらを生かしてやると言ってるんだ!返事せんかい!餓鬼共が!」
そういうと扉を蹴り開け、山狗を蹴り倒し口の中にショットガンを突っ込む
「殺されてぇか青二才 てめぇらとは築いてきた屍の山が違うんじゃい!さっさと警報とかんか!糞餓鬼!」
おびえた山狗が警報を解いたのを確認するとご褒美と称して気絶させる
そして唖然とする詩音に振り返るとこんな真似は二度とするつもりはなかったと言う
制圧に成功した一行 詩音はその事が分かるやいなや奥へと駆け出す
悟史がいる そう言われていた区域に入った詩音はそこでベッドに寝かされている悟史を発見する
ガラス越しに声をかけるも反応がない 詩音は涙ながらに入江に尋ねる
悟史くんは生きてるんですよね…? 頷く入江
安心した詩音であったが、ここから出す事は許可出来ないという入江の言葉に愕然とする
あの日、悟史は雛見沢症候群の末期を迎え脳と心に大きなダメージを受けてしまった
そのせいで恐怖と被害妄想によって目の前の相手が誰であれ襲いかかる状態になっている、と
治るんですよね…?との言葉に入江は無言のまま
もう悟史くんはむぅ、って言ってくれない 私の頭を撫でる事もない…
あまりのショックに泣き崩れる詩音
そんな詩音に入江は言う
それでも私は研究を続けます そしてかならず悟史くんを連れ帰ってみせます
微弱ですが回復の兆しは見えているんです 彼も帰ってこようとしているんです
私の生涯の全てをかけても彼を雛見沢へ連れ帰ります
それまで待っていてもらえますか…?
差し出された入江の手をとりながら待ちます!と強く言い切る詩音
この悲しい事実を沙都子ちゃんに秘密に出来ますか…?との言葉にも悟史くんが返ってくるなら…!!と受け入れる
そんな詩音に入江は部屋の隅を指さす
そこには悟史が沙都子の為に買っていた熊のぬいぐるみが…
悟史くんはあれを持ってきっと貴方と沙都子ちゃんの元へ戻ってくる
詩音は涙をこらえながらその日がくるのを待つ事を決意する…

救出された富竹 後は彼に番犬部隊を呼んでもらえば万事解決…
なのだがそれには問題が
施設内の通信設備は先ほどの銃撃戦で壊れてしまい、村の電話線も作戦開始時に山狗が切断してしまった
つまり外部と連絡を取るにはこの雛見沢から出るしかない訳で
急ぎ診療所を離れようとする一行であったが詩音だけは憂鬱な顔
悟史のいる部屋を振り返ると、またここに来る事を胸に誓う…

部活メンバーが的確に発動させていく罠で一人また一人脱落していく山狗たち
通信で連絡を取り合うもその通信に突如何者かの声が入ってくる
「人の身に過ぎたるを知らない愚かな人間たちよ 壊す事を許されぬ聖地を踏み荒らす罪を知るがいい…」
仲間の悲鳴が響く中、声はなお続く
「哀れなウグイスが一羽、人の世に別れを告げたか… ふふふふふふ」
不安を煽るその声 次々と応答がなくなる仲間たち
すっかり戦意を喪失した山狗たちはつぎつぎと逃げ出してしまう…

・山狗の すごい 負け犬
というかこれは…(汗
失速にもほどがありませんかアニメスタッフ
これじゃ本気で山狗がいっぱしの特殊部隊だなんて思えないんですけど

作戦が成功していく事を讃えあう部活メンバー
それとは対照的に意気消沈しきっている山狗たち
そこへ痺れを切らした鷹野が現れる
鶯は全滅、白鷺と雲雀も散り散りでどこにいるかも分からず
おまけに通信士は機材を持ったまま逃亡…
壊滅ともいえる状況に小此木は相手の指揮官の手腕を高く評価し負けを認める状態…
鷹野はそんな小此木を負け犬と怒鳴りつけると連れてきた部下の通信機を使い裏山にいる全ての山狗に指揮を出し始める
それを傍観していた小此木に入江診療所が集芸され富竹が救出されたとの情報が入る
小此木はすばやく東京の郭公に連絡すると共に興宮への道路を封鎖するよう命令を出す
だが彼にもそれが無駄だと感じているのか、これからの身の振り方を考え始めていた…

興宮へと続く道の上では山狗部隊が富竹たちを待ち受けていた
その手には対戦車砲 赤坂と富竹が乗る車を発見した彼らは即座に射撃体制へと入る
…そして一発の銃声が鳴り響く…

・ついに…ついに、最終回直前のここにきて力尽きてしまいましたかスタッフの方々…
悟史を前にした詩音のシーンなど、頑張っているのは伝わってくるのですが…
顔や身体のバランスの崩れ、演出の出来の悪さなど目を覆いたくなるような出来でした…
せめて、せめてDVDではこのあたりは改善されている事を望みます…

次回 祭囃し編 其の拾壱「オシマイ」
…うん、たしかに実写映画に羽入が出れる事はないだろうね…鬼隠し編だって話だし。
しかし最後の最後までほんとに「黒梨花」だったなぁ(笑)
ここからは決着、そしてその後 なんですが…尺的に足りるのかなぁ?
また一部カットとかなりそうでちょっと不安ですよ…


ひぐらしのなく頃に 解 第22話 祭囃し編 其の九「攻防」

2007年12月04日 | ひぐらしのなく頃に
山狗の手によって捕らえられた富竹
入江診療所に運ばれていくその姿を見た入江の頭に赤坂の言葉が蘇る
「少しでも嫌な予感がしたら緊急時と判断していいでしょう 敵は私たちを生かしてはおきません」
その言葉に従い梨花宅にいる赤坂に緊急の連絡手段とし電話をかけ続ける
鷹野はしっぽを捕まえたと喜ぶも電話をそのままに診療所から逃げ出す入江の存在を知り歯嚙みし、即座にとらえるよう命令を下す
入江が街方面へ向かっていると知った小此木は山狗にそれを阻止するよう命じ、山狗は入江が乗る車のタイヤを銃で打ち抜く

入江からの連絡を聞いていた赤坂
「1分以上鳴らして切ればそこは危険、それ以上鳴らし続けた場合連絡不能、ただちに園崎家に集合せよ」…
それが後者の電話だと知った赤坂は梨花宅を飛び出す
梨花宅に潜んでいた不審な男、赤坂の存在を知った鷹野はそれも捕えるよう命じ山狗を追撃させる
入江からの連絡、それが決して緊急度が低くない事を知っていた赤坂はこのまま追ってくる山狗を振り切り園崎家へ向かうより山狗を排除してから園崎家に向かう事を決意する

山狗からの銃撃を受け崖下へ転落した入江
捕まる訳にはいかない…!!その思いで車から脱出する彼の元へ偶然近くを通りがかった詩音と葛西が声をかける
園崎家へ向わなければ…という入江を連れ車で本家へと向かう二人
車に銃痕があった事に気づいた葛西は遠回りをし追手を振り切ってから園崎家へ向う事を提案する
しかし入江の白衣に発信機が付けられ、その動きは全て山狗に筒抜けでいる事は知らずにいた…
その行く先が園崎家だと知った鷹野は袋の鼠だとほくそ笑む

門の前に葛西の車がつけられた事を地下祭具殿のモニターで見ていた部活メンバー
綿流しの為に詩音が遊びに来たんだと予想した魅音は空気読めと憤慨する
しかし二人の他に入江がいる事を知った彼らはただならぬ事に気づき門まで飛び出してくる
富竹が捕らえられた事、そして山狗に襲われた事を知った魅音は追手の存在を聞く
詩音は自信たっぷりに追手がいなかった事を言うも、その耳に複数の車のブレーキ音が
姉妹喧嘩を始めそうな二人を制し、葛西が中へ隠れる事を提案、皆がそれに従い地下祭具殿に退避する
入江が園崎家へ逃げ込んだ事、そして梨花の友人がそこへ集まっていた事を知った鷹野は梨花もそこにいると確信する
縛られ身動きが取れない富竹にそれを尋ねると答えも聞かず一人笑い始める…

・なんでここのギャグシーンだけ再現するのかな(笑)
言いあう二人を無視する葛西が手慣れているようでちょっと笑った

地下へ向う一行を確認した山狗はそれを捕らえようとするも、トラップに足を取られ逃がしてしまう
その隙に祭具殿への扉に鍵をかけた魅音は一人事情が分からず拗ねる詩音に時間が出来たら説明するとなだめる

扉が頑丈すぎて突破出来ないとの報告を受けた小此木は舌打ちをする
インドア用の爆弾を用意しましょうかとの提案を昼日中にはさすがにまずいと却下するも、ふとある事が思い出される
そしてもうすぐ10時になると知った彼は何を思うか爆弾の準備を急がせる

モニターで山狗たちが立ち往生をしている事を知った魅音はひとまず安心ではないかと言う
そして詩音からの提案で警察へ連絡しようとした矢先、全てのケーブルを切られてしまう
だがあの扉はそれでも開かない、爆弾でも使えば話は別だがそれこそ警察を呼びよせる事になる
その言葉に何かに気づいた沙都子は入江に綿流し祭の雨天への連絡手段を問う
それが10時に花火で連絡と聞いた彼女らは山狗がその音に合わせ爆弾を使うつもりなのだと気づく

爆弾が使われた事を知った彼らは地下牢の奥に隠された井戸からの脱出を試みる
途中の道を説明する魅音を制し、なら道の分かるお姉が先にいくべきだと言う詩音
しんがりは自分と葛西で務めると言う彼女に、それがどういう事なのか分かっているの!?と問いただす魅音
だがその決意は固い事を知ると無言で武器庫の鍵を手渡す…

先に降りた魅音の指示に従い井戸の縦穴を降りていく梨花
途中足を滑らせそうになるも何とか踏みとどまる
そう、私はこんな所では死なない、生きて昭和58年を超える、身長だってもっと伸びる。胸だってそう、もっと大きくなる!…いつまでもこんな子供の身体のままだなんて絶対にごめんなんだから!

・実は胸の大きさを気にしていた梨花ちゃん可愛い(笑)

ついに扉を突破し突入してくる山狗たち
トラップが満載されているその通路、その突破に時間がかかる事を知った小此木は舌打ちをしながらも急がせる

次々と降りていく彼ら
残るは圭一、そしてしんがりの詩音と葛西
銃を手にする詩音にやはりしんがりを変わると言い出す圭一であったがそれはやんわりと断られる
それでも追いすがる圭一にいい女は死なないものですからと冗談をいい、何やら耳打ちをする
直後地面を揺らす振動にすぐそばまで追手が来ている事を知った詩音は圭一に魅音への言づてを頼み、応戦の為に山狗の元へ向う
「私たち、来世でも双子がいいね…」
その言葉に歯嚙みしながらも圭一は井戸を降りはじめる
彼女の決意をしった魅音は彼女の名を叫ぶ…
銃撃の光を井戸の下で見ながら梨花は慟哭する
「嫌よ、こんな結末は嫌!…これが最後の世界なのよ!?私は嫌!詩音が死んだり葛西が死んだりする未来はごめんよ!嫌よ!いやいや!早く降りてきてぇー!!」
その言葉に応えるかのように光と爆音が響き…姿を見せたのは山狗だった
「聞こえるか!答えなくてもいい、聞け!女王感染者古出梨花と診療所所長入江恭介の身柄を引き渡せ!」
激昂した魅音が人殺し!と叫ぶも山狗は二人を気絶させただけだという
そして彼女の姿を見せると60秒以内に決断しなければ彼女を落とすと宣言する
梨花はすでに脱出した事にして自分が出ると言う入江
でもそれじゃ詩音が稼いでくれた時間を無駄にする事になると引きとめるレナ
じゃあ詩音を見殺しにするのか!とレナに詰め寄る魅音…
そんな魅音を止め、私だって胸が張り裂けそうなんですの、だって詩音さんは、わたくしのねーねーなのに…と二人で泣き出す沙都子
鎮痛な面持ちのまま話のまとまらない彼らを見、羽入に訴える梨花
貴方神様でしょう!?なんとかしてよ!神通力でもいい!奇跡でもいい!なんとかしなさいよ…!!
そんな梨花のほほを叩き、羽入は告げる
僕たちは共に数多くの世界を渡り、人の身では知りえない事をいくつも知ってきました そしてこの世界でもっとも大切な事を学び取りました
…それは、奇跡の起こし方!」
その言葉にはっとする梨花
「そう、奇跡の起こし方… また忘れる所だったわ…」
そう言うと皆に逃げるように告げる
鷹野は自分の殺し方にはこだわりがある、だから捕まってもしばらくは殺されない…
そういうと山狗が照らす光の中へ出ていく
そして振り返ると笑顔で告げる
「大丈夫なのです 僕たちは絶対に勝てるって僕もみんなも、そして神様までも信じているのだから こんなの、ピンチでもなんでもないのですよ にぱ~♪」
そして山狗に振り向き、毅然とした態度で告げる
僕の仲間に指一本でも触れてみろ 舌を噛んで死んでやる!鷹野は自分の手で僕を殺す事にこだわりがあるからお前たちは困った事になるのですよ?
梨花の言葉にうろたえる山狗たちにさらに言う
この私が取引に応じると言っている ぐずぐずせずに言うとおりにせよ、下郎!
その勢いに負け、取引に応じる山狗
彼らの元へ向う際、梨花はまるで友人の所へいくかのように行ってくるのですといい、彼らの手に落ちる…

・羽入のセリフを梨花ちゃんがしゃべってるー!?
まあ違和感はなかったからいいんですが何か変な気分ですな

地上へ上がってきた梨花
小此木は毅然とした態度を崩さない彼女へ苦言を呈すると山狗へ指示を出す
その命に地下祭具殿へと駆けだす山狗たちを見、彼らが約束を破るつもりだと理解する
小此木はとっさに逃げだそうとする梨花を捕まえると後ろから近づいた男が猿轡をかませる
そして他の奴が注射器を手に近づいてくる
それを涙目で見ながら梨花は信じていた
次に目を覚ました時、目に映るのは愛しい仲間たちの姿だという事を…!
だがその耳に男の悲鳴が聞こえた時、背後にいた男はまるで梨花を守るように立ち、注射を打とうとしていた男を殴り飛ばしていた
そして彼は帽子を取ると、梨花へ助けにきた、そう告げた
その姿は梨花が待ち望んでいた人、赤坂そのものであった…!!
彼は梨花に伏せるよう指示を出すと次々と襲い来る山狗を叩きのめす
その勢いのまま襲いくる小此木の攻撃を受け止めると驚愕する小此木を叩きのめし、バンへと吹き飛ばす
だが崩れ落ちる小此木から目を離した次の瞬間、彼の全力を込めた拳を食らってしまう
だが、彼の口から出た言葉は「軽いな…」という言葉だった
その言葉に戦意を失った小此木に対し、本当の拳を教えてやると構える赤坂
次の瞬間、ほほをかすめバンのフロントガラスを突き破るその拳に気を失う小此木
それを機に次々と撤退していく山狗
銃を構えつつそれを見送った詩音、葛西 そして祭具殿から出てくる部活メンバーたち
葛西さんが気を失ったふりをして反撃のチャンスを作ってくれた、そういう圭一の元へと走り寄る梨花
奇跡のお陰ね…そういう梨花に対し羽入はそうではないと言う
これは奇跡なんかじゃない、みんなが力を合わせたお陰なんだから!
梨花はその言葉にうなづくと、この程度で奇跡だなんてもったいないわね…とつぶやく
羽入はそんな梨花にほほえむと、皆に振り返り今度はこちらが打って出る番だと宣言する…

・赤坂キターーーー!!
さすがに原作のあのシーンそのままという訳にはいかなかったですが原作に引けを取らない活躍っぷりですよ
ただ…やはり51個目のカケラのシーンは入れてほしかったなぁ
あれがあるとないとではこのシーンの赤坂に対する思い入れが全然違うと思うんだけどなぁ
あと小此木が完全に小物になっちゃってるのがちょっと悲しい…
俺が山狗の小此木だぁぁ!!!そうか、給料いくらだのやりとりは欲しかったなぁ

負傷した詩音の診察をする入江
圭一からその事を聞いたと聞かされ恥ずかしさに身もだえする詩音
「圭ちゃんにこの場を譲って私だけ生き残ったら、お姉に一生恨まれます …私の想い人はもういないけど、お姉にはいるもの」
その言葉に詩音の想い人が悟史である事を見抜いた入江はそれを詩音に確認する
とぼけたふりで生きているのやら死んでいるのやら…そう言う詩音に入江ははっきりと悟史の生存を告げる

・あああ、このシーンはもうちょっと引きのばしてほしかった!
悟史生存を知った詩音の涙を見たかったよぉ

祭具殿にて作戦を練る一行
銃器は拳銃しかつかった事がないという赤坂に代わり自分が行くしかないですね?と詩音が戻ってくる
そして沙都子を後ろから抱き、耳を塞ぐとどうしても診療所に行かなければならなくなった、だけど理由を告げると沙都子までついてくると言いかねない…そう話す
その理由を察した梨花がこれは神様がくれたチャンスなのだと詩音を励ます
それにうなづいた羽入が言葉を続ける
貴方は信じなかった事を悔い、信じ続けました だから、訪れた今日を大切に。
貴方の強い意志の前に目の前の苦難はもはや苦難ではないのです…!!
詩音はその言葉に微笑むと上手くいきそうな気がしてきたと言う
梨花はそんな詩音に微笑むと上手くいきますです オヤシロ様のお墨付きなのですから!と言い切る
ようやく詩音の戒めから解かれた沙都子は自分だけ置いてけぼりで話が進んだ事にほほを膨らませ抗議するも、それは皆の笑いを誘うだけで…



次回 祭囃し編その十「血戦」
…いまさらまともな次回予告しても意味がないかと思われるので梨花の判断は正しい(笑)

…とうとう後2回になりましたねぇ…
早く次回が見たい反面、終わってしまうのが寂しい思いもありますね…

なのです☆

2007年12月01日 | ひぐらしのなく頃に
某所にて年末に出るひぐらしキャラソンの視聴版を聞いてみた

なにこの洗脳ソング
これはもう買うしかないですよ!(笑)

コミケ初日発売らしいんで帰りにでも寄って買っていこうかと思ってます


今日は休日だったんでBASRA2英雄外伝をずっとやってました
とりあえずストーリーモードの3人とストーリー外伝の風魔と真田をクリアしましたよ
お市シナリオの鬱っぷりにはちょっと驚き
BASARAといえば馬鹿で突きぬけたシナリオばかりだと思ってましたからね…
今回はメインが王道なやつらばかりだからそういうのやりにくかったのかなぁ
ま、真田のお馬鹿っぷりにはやはり笑わせてもらったんですがね
そうかぁ…熱い男には溶岩すら効かないのか… ってそれ人間辞めてるよ御館様!(笑)

ひぐらしのなく頃に 解 第21話 祭囃し編 其の八「48時間」

2007年11月27日 | ひぐらしのなく頃に
「レナ、ひぐらしのなく頃にが今度実写映画になるんだ」
「嘘だっ!!」
「前売り券には主題歌とミニドラマが収録されたCDが」
「嘘だっ!!!!」

本当です

・…えーと、これは自虐CMという事でいいのかな?(苦笑)
そしてその直後に流される電波な羽入ソング…
そんなCMと共に開始されたひぐらし解、今週もあらすじ&感想、行きます


鷹野はちゃくちゃくと終末計画への準備を進めていた
H173、雛見沢症候群撲滅の過程で発見された末期症状を引き起こす薬
これを富竹に注射し、雛見沢症候群に見せかけ殺す算段を立てていたのだ
それを野村に報告すると興宮に滞在している富竹と連絡を取ろうとするも…
連絡が取れず一人苛立つ鷹野
富竹を殺す算段を立てながら直後に彼と連絡を取ろうとする自分自身に苛立っているようで…

古出神社の倉庫、普段は梨花たちが暮らしている場所に隠れている赤坂は訪ねてきた入江から48時間作戦の事を聞く
入江から見ても勝算の高いこの作戦を子供達が考えだした事に赤坂は驚く
作戦の開始は大石との調整しだい
だがすでに山狗は警備レベルを上げており一刻の猶予も許されない状況
色々な意味で明日は祭となるでしょう…
入江のいうその言葉が現状を示しているようで

祭の準備で賑わう古出神社で入江は鷹野と偶然に出会う
お互いの腹のうちを隠しながら明日の祭の話をする二人
それも終わり帰ろうとする入江にふと、富竹の所在を尋ねる鷹野
入江はその態度に気付かれたかと一瞬動揺するも、何食わぬ顔で知らない旨を伝える
そして明日が楽しみだと伝えると、鷹野もそれに同意する
明日の祭が、楽しみだと…

・く、黒い 黒いよ鷹野さん!!
その追及を平然と受け流す入江もさすがだがな

園崎家に集まっている部活メンバーの前に大石が顔を出す
48時間作戦への参加の是非を問う皆に大石は指をOKにし賛同の意を示す
皆が驚くほどあっさりとこの話に乗ってきた事を伝えると圭一は作戦の成功を予感する
仲間がいる事、それがこんなにも心強い事かと梨花と羽入は実感する
今度は運命をひっくり返せるかもしれない…その呟きを聞いた羽入は叱咤する
ひっくり返せるかも、じゃない
ひっくり返す!勝つ!私たちは運命を打ち破るのだ!

・羽入が頑張ってるのとか梨花に怒ってるのとか見て可愛いと思ってしまうのは仕方ない事ですよね?(笑)
梨花と羽入の話は決戦が始まってる事を改めて理解させてくれてこちらまで震えが来るようですよ

今夜には梨花が姿を消してから48時間が成立する
夜間に奇襲をかけようとする圭一だが魅音がそれを止める
もっといい時間帯がある、と
それは明け方
誰しも夜遅くより朝方に起こされる方が辛い
それを聞いた魅音は部長の名において48時間作戦の決行を命じる
作戦開始時間は6月19日、早朝4時
勝つのは鷹野か、それとも梨花たちか
決戦の火ぶたが静かに、だが確実に切って落とされようとしていた…

・圭一はしゃぎすぎ(笑)
「夜明けの奇襲、くうぅ!男に生まれたからには一度はやりたいシチュエーションだぜ!」
…そうか?(笑)

6月19日 早朝4時17分
鷹野は突然の電話で起こされていた
混乱する山狗部隊 それをまとめようとする小此木の元へ鷹野が現れる
興宮警察署に身元不明であがった死体がR、つまり梨花だとの情報がもたらされたというのだ
しかも死後48時間以上経過しているらしい…
ありえないと断定するも動揺を隠せない鷹野
女王感染者が死ねば36時間後には発症し始めるはず
だが村人たちには何の異変もなく、その上
古出家の監視体制は完璧、入江も所在を確認している
この混乱した状況の中、東京の野村から状況の説明を求める電話が来る
鷹野はその電話を取りながら古出梨花の死体の確認を急がせる

・鷹野さんは裸で寝る派、と(メモメモ(笑)
動き出しましたよー もうドキドキですよー

その頃、興宮警察の鑑識課には準備万端の面々が揃っていた
そこへ鳴り響く一本の電話
県警の大高からのその電話に大石は大高が東京のスパイだと見抜く
鑑識課の連中がそれをあしらった事を聞くと大石は暗躍してきた連中がはい出してくるのを感じ始めていた

野村からの電話を終わらせた鷹野
その顔には焦りと怒りがはっきりと示されていた
まだ、まだ終わりじゃない…!!
そう呟く鷹野の爪は腕に食い込むほどに力が入っていた…

山狗のメンバーに次々と指示を出す小此木
古出梨花の確認に向かわせたメンバーが確認に手間取っているのを知ると声を荒げる
鷹野の指示さえあれば突入する事も出来るのに!そういきり立つ小此木を部下が諌める
今日は綿流し 監視は出来ても突入は難しい…
それを聞くといいタイミングでしかけてきたものだとつぶやき、その言葉の意味に気づく
いいタイミングすぎる
そう、これは敵の攻撃!自分たちより早く、敵は先手を打ってきたのだ!
戦略に精通し、情報戦にも長けているその相手…
その正体に気づくやいなや小此木は雲雀部隊を集めるように命令を出す

・さすがの小此木もこの作戦が子供たちとはよもや思いもしないでしょうね(笑)
富竹が発案してたのならかっこよかったんだがこの勘違いにちょっと笑ってしまった

一方、情報を集めていた富竹は興宮警察で梨花の死が確認された事を知る
その事に動揺するも、すぐに大石たちの仕業と気づく
連絡先に入江機関への緊急の査察、そして番犬部隊の待機を進言する富竹であったが山狗に緊急招集がかけられた事を知る
そこへ小此木たち山狗部隊がホテルへなだれ込む
だがそこはすでにもぬけの殻
富竹が先手を打って宿を変えていた…
それを知った小此木は鷹野への連絡を取る
こちらの作戦が漏れている、と

署長からの電話をあしらった興宮警察の面々
埒が明かないと見た大高はその性格からして正面から権力をかざして乗り込んでくると踏んだ大石はそれを撃退すべく鑑識課を後にする

自分たちを監視するために遠くへは行っていないと読んだ小此木
東京の烏部隊に命を下し富竹が連絡を取っている諜報部員から電話番号を割り出し、そこから居場所をつきとめようとする
諜報部員が動いているという事は自分たちが疑われ始めているという事
だがまだチェックメイトではない
興宮にある死体が梨花でないと分かれば持ち直す事が出来る…!!
そう判断した小此木は烏部隊を急がせる
だがすでに東京は番犬を動かす準備をしているとの続報に焦りの色が浮かぶ

興宮警察に乗り込んできた大高
大石のぞんざいな挨拶に不快感を隠さないまま、急ぎのようがあると鑑識課へ行こうとする
だがそれを大石が塞ぐ
あんたの管轄は県警であり興宮警察ではない…帰ってもらおう
そういう大石を大高は秘匿事件の調査だといいどかせようとする
その腕を掴むと、大石はここはどけないと改めて言う
私は雛見沢二千人の命を背負っている 分かりますよね、この意味…
それをとぼける大高に大石はさらに詰め寄る
あんたの飼い主は恐ろしい事を企んでいる 何千人もの人が不幸になる、とんでもない陰謀だ…!!
そしてこれはもう公務執行妨害だ、逮捕すると激昂する大高に対し、毅然と言い放つ
ならばあんたは大量殺人の共犯だ!と
その勢いに部下が躊躇する中、大石は飛びかかってきた大高を投げ飛ばすといきがるなと吐き捨てる
こんな事をしたら雇い主が黙ってないと捨てセリフを吐く大高にそれは誰か尋ねる
大高は一瞬しまったという顔をするも、にやりと笑うとあんたの大嫌いな園崎議員だと宣言し、自分がいかに園崎議員と懇意であるかを語り始める
それを聞いていた大石だがふと入ってきた人に声をかける
その二人組は挨拶もそこそこに大高にそれが真実かと尋ねる
困惑しながらもそうだと言い切る大高
それを聞くや否や出来過ぎなシチュエーションだと笑い始める三人
わけが分からないその状況に怒り出す大高
それもそのはず、その二人組は園崎茜、そして今話に出ていた園崎議員だったのだから…

・お二方でのお仕置きタイムがなくなってるー
それはともかくやっぱこのシーンの大石さんはかっこいいなぁ…

その頃、鷹野は入江に昨日の梨花の様子を尋ねていた
夏風邪もだいぶ良くなっていたから遊びに出かけたりはしたかもしれないという入江に激怒し机を叩く
入江は昨日所在を確認し、山狗部隊はその後出ていった人影を見ていない
なら何故興宮警察で古出梨花の死体が出るのか!
そういきりたつ鷹野に野村からの電話がなる
祖父の名を利用し鷹野を焚きつけるその口調に鷹野はいらだちを隠せず…

烏部隊が諜報部員と連絡を取り合う電話の住所を割り出す
それは鹿骨市内 富竹に間違いないと確信した小此木は雲雀部隊に命を下すと自らもバンに飛び乗る
その報告を聞きながら裏切り者が一人ではない状況を予測しはじめる鷹野
そう、入江も裏切っていたら…!?
それに対応すべく山狗に入江の監視を命じる鷹野の目はすでに常軌を逸脱しはじめていた…

隠れていたホテルに次々と山狗たちが来はじめた事を知った富竹はホテルから飛び降り逃走を図る
だがそれも包囲していた山狗に知られ囲まれてしまう
一斉に突撃してくる山狗たちに対し、突破を図るべく突撃をする富竹
彼の運命は…!?

・いかにも打ち切りっぽい最後の展開に各所で「ご声援ありがとうございました!富竹先生の次回作に御期待下さい!」とか書かれてて笑った
それはともかく、やはりあのお笑いシーンはカットなんですな
まあ、これはこれでシリアスな展開で面白いんですがね

次回祭囃し編 其の九「攻防」
やべぇ、次回予告の時点ですでに目が潤んでる俺がいる
洞窟の中で必死に叫ぶ部活メンバー
山狗に捕えられる梨花
そして…!!

ああああああああああああああすげぇ楽しみなんですけど!
もう脳内でYou Destructiveが流れてますよ!!
来週はすっっっっっっっげぇ期待してますからね!!
頑張ってくださいよアニメスタッフ!!!!

ひぐらしのなく頃に 解 第20話 祭囃し編 其の七「トラップ」

2007年11月20日 | ひぐらしのなく頃に
※感想は翌日以降に挿入します
ね、眠い…

梨花は富竹にも鷹野の事を相談していた
だが入江同様、鷹野が緊急マニュアルを発動させるなどあり得ないと否定する
だが梨花の「自暴自棄になっているのでは…?」との考えにその場に居合わせていた入江は思い当たる節があるようで
研究の続行を求め上京した際に新しい理事会にかなり酷い評価を下されたらしく…
その傷心の鷹野に接近し、言葉巧みに緊急マニュアルを発動させ、上層部にその責任を追及する為に利用しようとしている人がいるのではないか…
内部の組織争いの為に暗躍する人間がいる…その考えになにやら思うところがある富竹
さらに梨花から自分が暗殺されるかもしれないと聞きさすがにそれは…と曖昧に否定する
だがいつから聞いていたのか、大石が現れ彼女の話を真剣に聞くべきだと進める
なにせ雛見沢連続怪死事件を5年前に予言したのだから…
そういうと大石は梨花に会いたがっているという人を紹介する
それは赤坂衛。その予想外の人物の登場に感極まった梨花は赤坂の胸に飛び込み泣きじゃくる
その小さな姿を抱きとめながら赤坂は梨花に伝える
今度は僕が恩返しをする番だ、と

アルファベットプロジェクト
それは赤坂が捜査から発見した裏金の動きの一つ
毎年莫大な金が入江機関に流れているという
その事を聞くと入江は少し辛そうな顔をしつつ、やましい事はしていないと言う
雛見沢症候群の治療と研究に没頭しているだけだ、と
その言葉を聞きながらふと富竹が梨花に質問をする
梨花ちゃんは何故これほどの情報と洞察を得る事が出来たのか…?と
真実を打ち明ける事が出来ない梨花は自分が古出家の末裔である事、そして自分にはオヤシロ様がついているから…とそれだけしか言う事が出来ない訳で
だが富竹は今はその言葉を信じると言ってくれる
それは今までの世界では無かった事 その事を嬉しく思う梨花

富竹が証拠を見つけるまでの間に何か出来ないか…と相談をする一行
鷹野を別件逮捕するという案も出るも、興宮警察にも山狗がいるらしく、迂闊には動きが取れない
そんな中、赤坂が唐突に大石にこの件から手を引くよう言いだす
大石は来年定年、自分たちは職を失おうとやり直しが利くが大石は…
梨花は思わず赤坂を止めようとするも逆に説得される
何十年も働いてきた人にとって退職金と言うのは大きな意味を持つ物
それを簡単に棒に振れなんて言ってはいけないんだ…と
富竹もそれに同意する
自分よりはるかに年下の連中に言われたい放題の大石は豪快に笑いのける
たしかに定年を迎えたら北海道でのんびりと過ごす余生を考えていた
それをふいにするのは難しい
さらに今首になってしまうとおやっさんを殺した犯人を捜し出す事も出来なくなる…
大石がまだ園崎家が犯人とこだわっている事に気づいた梨花は必死に訴えかける
園崎家は連続怪死事件には関与していない、後でキチンと説明するので今はその考えだけは捨ててほしい…と

部活の面々に真実を打ち明けた梨花
初めは驚いていたが梨花が本気だと知ると次々と協力を申し出る
巻き込んでしまって申し訳ないのです…と謝る梨花に対し、沙都子は打ち明けない方がよほど申し訳ないですわ、ね!と圭一に目くばせをする
その意味が分かった圭一は強く同意
そして本当は皆面白くなってきた!とか思ってんじゃねぇのか!?と皆を扇動しはじめる
その言葉に沙都子も本気のトラップであれば軍隊にだって通用します事ですわよ?と続く
ついで圭一はレナに対しいざとなったら物騒な事をやってのけるだろ?という
さすがにそれにはレナも赤い顔をして必死に否定するもその後の普段はおっとりだけどここ一番には絶対に屈しない強さがあるとの言葉に圭一くんだって絶望的な運命でも打ち破れる強さがあるよ!と笑顔を見せる
圭一が赤く燃え上がる炎ならレナは青く、それでいて熱く燃える青い炎のようなのですと羽入が言うとそう言うお前だって転校間もないのに俺らの事をよく知ってるな!と圭一が微笑む
場の雰囲気をあっと言う間に変えてしまった圭一たちを見ながら梨花は皆に信じてもらえて嬉しい…と呟く
きっと、覚えていなくても今までの世界で起こっていた事が心のどこかに残っている
だから皆成長していってるのですよ 羽入はそう梨花に微笑みかける
そう、今までずっとあがき続けていた事は無駄ではなかったのだ…

一方入江は鷹野に研究所閉鎖後の事を聞きだしていた
訝しみながらも、個人での研究が難しい以上、個人でひっそりと、誰からも顧みられる事なく祖父のように研究するしかないのでしょうね…と漏らす
そこで初めて鷹野と高野一二三の関係を知る入江
祖父の研究を完成させ、世間に認められる事が自分の悲願…
しかしこの研究所が閉鎖されればそれもかなわないでしょうと呟いた後、含み笑いを浮かべる…

改めて状況を整理する部活メンバー
梨花、沙都子、羽入はこのまま園崎家に身を隠す
住んでいた倉庫には赤坂が控え三人が住んでいるようにカモフラージュをする
だがこれはあくまで緊急時の対応
メインは富竹が証拠をつかむ事
現在は興宮に隠れ証拠を探している最中だという
証拠さえ見つかれば山狗より強い番犬部隊を呼び寄せる事が出来る…
逆にこちらから扇動するっていうのは?と圭一が言ったのをきっかけに敵の目的である緊急マニュアルを議論する一行
梨花が死んでから48時間以内に村人が発狂する
それを防ぐための緊急マニュアルで…
そう魅音が言いかけた瞬間、沙都子が大声を上げながら立ち上がる
分かりましたわ!敵の弱点!そう言う沙都子
ついで圭一もそれに気づくも、他の面々には分からないようで説明を求める
それは「梨花が死んでしまえばいい」という驚きの発想であった…

古出神社の奥、梨花たち三人が住んでいるその倉庫に診察にきた入江
むろんそれは敵の目をごまかす為の罠
内部で様子を探っていた赤坂から見張られていると聞かされた入江はやはり…と言葉を無くす
電話も盗聴されているらしく、万が一の時の連絡手段を電話のコール音の長さで決める二人
1分以上で危険、それ以上は入江の身に何か起きた時 その時は園崎家へ早急に集合する事
それが二人で決めた連絡手段であった

梨花が死んだ事にする
それを聞いた大石は驚きを隠せない
48時間以上たっても村人が発症しない事が分かれば緊急マニュアルは出鱈目という事になる
そうなれば梨花ちゃんを殺す理由にはなりえない…
そう説明する魅音によく考えている、と感心する大石
その上で犯人を動揺させるため警察から正式発表して欲しいと願い出る梨花
だがこれは大勝負 勝っても負けてもおおごとになる
そんな大石の言葉に羽入は断っても構わない そう伝える
僕らは大石を踏み台にしてまで助かろうとはしていない…
だが逆にその言葉が大石の心を揺り動かす
この作戦には同僚たちも必要 だから彼らの同意があれば協力する…
そうはっきりと気持ちを伝える大石
だが今はそれで十分すぎる協力で…

その頃富竹は入江機関に流れ込む不透明な資金を探り当てていた
そして死去した小泉が鷹野に対して10億もの資金提供をしていた事も
山狗を買収するには容易なその金
それを知った富竹は動揺を隠しきれない様子で…

綿流しの準備に余念のない古出神社
診察帰りの入江に村のお婆ちゃんたちが心配そうに容体を尋ねる
驚いた事に彼女たちは梨花だけでなく沙都子の容体まで心配している様子で
入江がそれを尋ねると小さい子が苦しむのは不憫だから…と答える
そこへ公由村長と園崎お魎がやってきて梨花と羽入、そして沙都子の治療を頼む、そう言ってくる
ダム戦争はもう終わった、今さら崇りやら恨みやらそんなもんはあかん
村の子供が風邪を引けば心配するのが年寄りの仕事…
そんなお魎を見つめながらその言葉を沙都子ちゃんが聞けば喜んでくれますよ、と笑顔で答える入江だった

おやっさんの墓参りに来ていた大石
墓を磨きながら今までの追ってきた園崎家が何の関係もない事を報告する
そして今からしようとしている事がそうとうやばい事
見返りは少ないがひょっとしたら連続怪死事件の真相にたどり着けるかもしれない事…
そう報告し終わった時、同じ墓へ花を手向けにきた園崎茜、詩音の両名に出会う
そして毎年お魎がおはぎを作り供えていた事を知ると驚きながらも敵対関係であった貴方達が何故…?と問いかける
それに対し茜はスポーツと同じで終わってしまえば敵味方なんてないと言い切る
子供たちの為にもそろそろダム戦争は終わりにしなくちゃいけないんだよ
そう言い墓に花とおはぎを供える二人の背を見ながら大石は圭一たちが発案した件に乗る事を決意する…

鑑識のじいさん、そして部下である大熊が速攻で賛同し、ついに祭の火ぶたが切って落とされようとしていた
勝つのは、梨花か、それとも、鷹野か…

次回 祭囃し編 其の八「48時間」
オヤシロ様ドットコムってアダルトなサイトだったのか!?(笑)
子供は見ちゃダメとか言われると俄然興味が湧いてきますな(笑)
どうやら来週は大石の回になりそうですなー
大人中心で動くっぽいですねぇ