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電動ろくろにあこがれる人が多いと思いますが、
手びねりの玉づくりは意外と手間もかかりませんし楽しめます。
半年もすると、回転を入れた作陶も出来るようになります。
お皿も手びねりで成形できるようになります。
電動ろくろで挽いた作品とほとんど遜色のない器が出来ます。
手びねりは、電動ろくろと違って、
前準備も要りませんし、後片付けも楽です。
手づくり感が味わえる上に、ゆったりとした気分で出来ます。
2個くらいですと削りも楽にすみます。家庭でも出来ます。
そして、変形した個性的なオブジェなども作れます。
手びねりには電動ろくろにはない愉しさがあります。
先々週ですが、生徒さんが手びねりでお孫さん用のスープカップを
2個作ってました。その作陶の様子を写真に撮りましたのでアップしましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ec/bc1735df44af8c1eef28a829627c75dc.jpg)
作陶してるところをコマ送り動画風にアップしてみます。うまくアップできるかな~?
その前に、作陶の手順を説明しておきましょう。その方が分かりやすいと思いますので・・・
■ 手びねりでスープカップを作陶 (玉づくり技法)
土玉を手ろくろの上に置いて円柱状にします。穴を開けてドーナツ状にします。中底を締めます。最下段から摘まんで寄せて行きます。胴体が薄くなり高くなります。口縁を弓で切り、平らにします。内面と外面をコテで綺麗にします。広げます。生徒さんは慣れてるので回転を入れて広げてますが、初心者はコテを下から上に繰返しかけて表面を綺麗にします。次に口縁を反らしてから、下部から上に胴体をコテで押し出しながら広げてゆきます。最後は口縁になめし皮をかけます。二つ目のスープカップが出来上がりました。(手びねりと電動ろくろの技法の詳細は、拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』 へ)
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生徒さんは手びねりをこなしてきているので、あっという間に出来上がりました。
1時間ほどで2個作っていました。1時間もかかってなかったかも知れません。
右手前にあるスープカップの器は、以前に私が孫たち用に作った
スープカップの予備です。これは電動ろくろで作ったものです。
成形したスープカップ2個は、翌週に胴体を少し削って高台を出し、
取っ手を付けてます。1個には、化粧土で高波とカモメの装飾を施していました。
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作品展に沢山の人が来てくれてよかったですね。
手びねりを楽しんで下さいね。頑張って下さいね。
手びねりでも、基本を覚えて少し上手になると、
ろくろと遜色のないものが出来るようになりますよ。