陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
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見事なカイラギの名品に/コーヒーカップ

2024-04-01 22:00:00 | 湯呑み、カップ、ポット
 
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 ■ 見事なカイラギの名品に/コーヒーカップ

4月に入りましたね。
今回から 3月の新作をアップしましょう。
最初に川野さんの手びねりのコーヒーカップです。
全面に見事にカイラギが出ている。名品に!
「カイラギ」とは、器肌のエンボス(凹凸)なのです。
唐津焼や萩焼などに見られる器の肌です。






このカイラギ肌は、抹茶茶碗では名品として謳われ称賛される。
唐津焼や萩焼、志野焼などで見られる釉薬が縮れて粒状になったものなのです。
唐津焼などでは細かな縮れだが、志野焼の抹茶碗では大きな縮れが模様になる。
私も以前にこのカイラギ模様を出したいと模索してたことがある。
なかなか出せないのです。どうしたら出せるのかよくつかめないのです。
釉薬の濃度によるものか、陶土の粗さによるのか、焼成温度か??

「カイラギ」は漢字では「梅花皮(かいらぎ)」とも書くのです。
刀剣の柄(つか)に巻き付けられてるチョウザメの皮の模様なのです。
このエンボス(凹凸)模様が散った梅の花に見えることから名付けられている。
現代では、高級皮革ブランド品の “GUCCI” のレザー模様と言えるのでは??!

器全体にこのカイラギが出ている。見事な景色になっている。
それに増して絵のデザインが素晴らしい。スーッと伸びた白樺の木々に雪も舞い、
しいん~とした冬の静寂さが伝わってくる。器肌のグレーもいい。
取っ手にはシマエナガも。落ち着いた夢のある上品な器に。
器には温かなコーヒーや紅茶が注がれる・・・。

 

 


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