goo blog サービス終了のお知らせ 

陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
  電話 097‐545‐3581

日日是好日/連載41

2020-07-11 08:20:55 | 日日是好日/連載
二つの陶芸ランキングに参加してます。ポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でこの ↓↓ バナーをトントン。

にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村  陶芸ランキング


 第16章 : 雨の日は、雨を聴くこと

教室を開いた頃は若い女性の生徒さんが多かった。暫らくすると結婚する生徒さんが多くなった。「当教室で陶芸を始めると結婚できますよ」 をキャッチフレーズにしようかと思ったほどだ。

最初の生徒さん、真紀ちゃんは、結婚してから出産の 1ヶ月前まで教室に来てくれた。大きなお腹でろくろ挽きをしていた。出産後もすぐに来てくれた。赤ちゃんをベビーカーに乗せて陶芸をやっていた。赤ちゃんが泣き出すと私がベビーカーを動かして教室内を何周もしていた。子供さんが 1,2歳になる頃は作業台の真ん中に座らせて陶芸をやっていた。不思議なことにお地蔵さんのようにじっと座って動かない子だった。歩けるようになるのかなと心配したほどだ。今は野球チームのエース、4番バッターとして活躍している。身長もチームメートよりも頭一つ分だけ飛び抜けて高い。大リーガーの大谷選手の子供時代のようだ。

その後も次男を出産してすぐに復帰してくれた。今も子育てに仕事にと忙しいようだが、時々来てくれる。この 「日日是好日」 を書き終える頃には三人目の子供さんが生まれてるだろう。最初の頃に入会した生徒さんたちは次から次へと結婚して出産をしている。村井さんや、松本さん、三河尻さん、東田さん  ・・・ 。美佳子ちゃんは今も通っている。あか抜けした作品をつくる木本さんも 2年ほど前に結婚してる。

その数年後に入会した藤原さんは、8年間くらい子供が出来なかったようで諦めていたようだったが、陶芸を始めてから子供を授かっている。生徒さんの作品展なども開催していたので、環境や気分が変わったのも良かったのだろう。

子供さんがいない伊藤さんと前田さんは、「私にはもう無理です」 と言っていたが、もう少し早く入会していたらお目出度に出逢えたのかも知れない。そんな結婚、出産ブームの頃に、中高年の榊さんや、安藤さん、野田さん、岩田さん、足立さんたちが入会してくれた。

その間にも、中学生の日向子ちゃんや、はたち前後の神屋さん、秦さん、20代後半の後藤さん、小嶋さん、幾竹さん、30代の首藤さん、高橋さん、40代の朋子さん、そして、ろくろ上手な男性の遠藤さんや、手びねり上手な恵良さんたちが入会している。30歳前後の男性も大久保さんが入会してくれた。入会した経緯が面白い。鹿児島に赴任中に占い師に見てもらったら、「あなたは陶芸をしなさい」 と言われたそうだ。女性の生徒さんから、・・ くんと呼ばれていた。さんよりもくんが似合うタイプだった。結婚後も暫らく通っていた。

生徒さんは 10代から 60代まで幅広い年代層になってきた。そして、新しい生徒さんも徐々に増えてきて今になる。ほとんどの生徒さんが続けてくれている。

一昨年までは、20代後半の後藤さんが、高校時代の親友の小嶋さんと二人で、仕事帰りに熱心に通っていた。後藤さんが結婚し、小嶋さんが一人暮らしを始めたりでやめたが、やめる時にお二人で菓子折りを持って挨拶に来てくれた。後藤さんは 11月頃に出産すると言っていた。赤ちゃんを連れてきてほしいね。おとなしいお二人だったが、陶芸好きだったので再開する機会が来るといいね。お二人の可愛い素敵な作品もその内に披露したい。生徒さんの過去の作品もこれからアップするようにしよう。

若い女性の生徒さんは子育てや仕事の合間に来てくれる。中高年の生徒さんは、お勤めや親御さんの介護や看護などで忙しいようだが、その合間をぬってに来てくれる。親御さんの看病などで長い間、休んでいた三重野さんも復帰してくれた。これからも介護が続くようだ。二村さんも復帰してくれた。生徒さんたちは教室に通う回数が減ってきているが継続して来てくれるのが嬉しい。

教室を開いてから解かったことだが、女性は複数のいろいろなことを同時にこなせるようだ。雑談しながらロクロもできる。男性には難しいことだ。男性は一つのことしか集中できない。歳をとるほどに女性はタフになるようだ。そんなことにも感心する今日この頃だ。

最近は古田さんや中村さんなどご夫婦で来られる生徒さんも増えてきた。子育ても一段落している。息の合った夫婦で羨ましい。

大分では市が運営している陶芸教室に通ってる人が多い。費用もタダみたいに安いので、民間の教室にはなかなか来てくれない。特に男性は少ないが、県外から単身赴任で来ている男性がよく通ってくれる。熱心に通ってくれる。3,4年もするとまた移動がある。三上さん、浅野さん、佐々木さんなど懐かしい。

教室を開いた 14年前は陶芸ブームが去っていた。当時、9軒もあった教室が今は 2軒しかない。1軒も昨年なくなったようだ。その後も 2、3軒ほど増えたり減ったりしているが、その内の 1軒くらいは続いているだろうか。

こちらで教室を開いてみると、東京などと違って。車社会なので駐車場がないと生徒さんが来てくれない。これが大きなネックになる。教室は大分市の住宅地にあるので、車を何台も置けるようなスペースはない。駐車場を 2台分借りて 4台は置けるようにしているが、これ以上は無理だ。

陶芸は 20年ほど前のブームから遠ざかって久しいが、東京のように若い人たちこそ陶芸に親しんでほしい。陶芸を楽しんでほしい。そして、陶芸をやるからには、きちんとした基本を学んでほしい。

翌年の今年は、NHKの朝ドラ 「スカーレット」 が始まって、入会する人が増えてきたので喜んでいたのだが、コロナで急ブレーキがかかった ・・・。1年もあっと言う間に半年が過ぎた。大雨も続く。青空を暫らく見てないが夏も間近だ。


 雨降る夕暮れ時、傘を叩く雨音が和らいだ



人気ブログランキング  にほんブログ村

↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! 皆さんの温かな 1日 1回のクリックが 10ポイントになります。にほんブログ村 陶芸ランキングで 2位、もう一つの人気陶芸ランキングで 3位です。


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね! 道理にかなった技法。それが陶芸です。
 
    ※ 令和 2年1月16日から
     「いいね」 などの表示ボタンもアップしてみました。
    下のどれをクリックしてもブログ画面は変わりませんが、
    Goo ブロガー以外の方は、ログインが必要になるようです。

    誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
    限定されるようです。ブログキャリアが一年半と浅いので、
    Goo ブログの訪問者が少ないのが、物足りなく残念ですが
     「いいね」 ボタンがクリックされてると嬉しいです!

    又、「いいね」 ボタンなどを押したあとに、陶芸の
    ランキングバナーもクリックしていただくと深々と最敬礼です。
    他のブログも参考になると思いますよ。

 
コメント

日日是好日/連載40

2020-06-25 08:06:11 | 日日是好日/連載
↓↓ 二つのサイトの陶芸ランキングに参加してます。バナーをポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でトントントン。

人気ブログランキング  にほんブログ村

 第15章 : 道(どう)には決まりごとがあるということ

私は富士五湖の山中湖で初めて陶芸を体験した。
最初はゆがんだ変わった形を作るのが好きだった。
東京でいくつかの陶芸教室に通う内に基本があることが分かった。

当時は、スプーンやしゃもじなどで遊びながら作る教室や、
七輪陶芸やオーブン陶芸などが持てはやされていた。
粘土細工的なものづくりが陶芸の流れだった。
書店にもそういう参考書が氾濫していた。今だに手びねりの
入門書などは粘土細工的な作り方をしているものが多い。

抹茶茶碗のような伝統的な樂茶碗を作るなら話は別だが、
食器などを作るなら基本に沿った作り方をすべきだろう。
誰でもが一様に出来る手法が基本であるべきだ。そして、
手びねりもろくろ挽きも一貫した同じ手法でなければおかしい。
ちなみに、樂茶碗は手捏ね (てづくね) という技法です。
外側も内側も削り出します。そして、1個ずつ焼成をします。

手びねりは、ろくろ挽きと異なった作り方をしている例が多い。
ろくろの名手たちが、経験のない手びねりを教えてるからだろうか。
はたまた、本人がやったことがないと思われる手びねりを、
これが手びねりですと入門書にして出版してるからだろうか。

書籍類は著者の知名度やキャリア、履歴をうたえば売れる。
そういう参考書には、素敵な作品の写真がたくさん掲載されている。
「いい作品だろう」 「いい作品です」。「上手いだろう」 「上手いです」
そういうものを良しとしてきた出版社も浅薄ではなかったろうか。

キャリアのある人はどんな作り方をしても上手に作れる。
You Tube でも粘土細工的な作り方をしている映像が大半だ。
何も知らない人達がそれを真似ると、すぐに行き詰まるだろう。

粘土細工的な陶芸では寂しいではないか。
陶芸にも道理にかなった手法、作法があるはずだ。
茶道、華道、剣道、柔道や相撲などには細かな決まり事がある。
礼に始まり夫々に決まった作法がある。そして礼で終わる。
陶芸には残念ながら決まりごとがない。自由こそ陶芸だろうか。

手びねりと言えども基本がある筈だ。作法がある筈だ。
そして、手びねりもろくろ挽きも同じでなければおかしい。
手びねりが粘土細工で、電動ろくろが機械づくりでは寂しい。
ただ綺麗に出来ていればよいと言うものではないだろう。
陶芸にも決まりごとや作法がほしい。陶芸も “陶道” でありたい。
陶芸にも、手びねりからろくろまで一貫した基本的な作法がある。

基本を知ってほしいという気持ちがますます強くなっている。
You Tube に作陶の動画をアップできると良いのだがそのスキルがない。
「日日是好日」 の連載が終えたら、「作陶の基本」 をブログに開示しよう。
手法や作法を文章で説明するのは難しいがトライしてみよう。
乞うご期待、 “陶道” の始まりはじまり??!!

 山中湖と富士山


・ 逆さ富士、ダイヤモンド富士が見えるスポット。早朝の赤富士も神秘的!
・ 対岸の右手が山中湖村、湖畔沿いにお店。左手奥に旭ヶ丘別荘地
・ 富士山の裾野に白く広がるのがススキ野原。左中腹に宝永山
・ 湖畔を一周できる快適なサイクリングロードが整備されている
・ 山中湖には白鳥やボート、ヨットに水陸両用のカババスなども浮かぶ
 そしてワカサギやブラックバス釣り。左奥には平野のテニス村あり
・ 村営の温泉もある。「石割の湯」 に 「紅冨士の湯」
・ 標高約1,000m、湖畔一周約14km、富士五湖で一番大きい湖
・ さて、東海道新幹線から富士山はどんな形で観えますか?


にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村  陶芸ランキング

↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングが 1位、もう一つの人気陶芸ランキングが 2~3位です。


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね! 道理にかなった技法。それが陶芸です。
 
   ※ 令和2年1月16日から
     「いいね」 などの表示ボタンもアップしてみました。
    下欄のどれをクリックしてもブログ画面は変わりませんが、
    Goo ブロガー以外の方は、ログインが必要になるようです。
    誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
    限定されるようです。残念です。
    クリックされてると嬉しいです!


     又、「いいね」 ボタンなどを押したあとに陶芸のランキングバナー
    もクリックしていただくと、陶芸のランキングにも参加できます。
    この陶芸ランキングにも賛助していただけると幸いです。 1日 1回の
    クリックが 10ポイントになります。他のブログも参考になりますよ。

 
コメント

日日是好日/連載39

2020-06-23 10:22:00 | 日日是好日/連載
↓↓ 二つのサイトの陶芸ランキングに参加してます。バナーをポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でトントントン。

人気ブログランキング  にほんブログ村


 第14章 : 自分の内側に耳をすますこと

自分でものを作ることを楽しんでほしい。
ものを作る喜びを知ってほしい。
手づくりの作品には温もりがある。
一つひとつの作品に気持ちがこもっている。

手びねり作品は、数は出来ないが、一点一点に想いが込められる。
味わいのある作品に仕上がっている。生徒さんの作品を見ていると、
手びねりで作った時の作品の方が加飾にも全力投球がなされている。
一点の作品に集中するからだろう。その人の想いや人なりが出ている。
素敵な作品が多い。使っているとさらに愛着が深まるだろう。

電動ろくろの作品は、端正な器になる。数も沢山できる。
さらに楽しくなる。きれいな左右対称の器に仕上がる。
沢山できるので、人にもあげられる。

自分が作った器を人にあげると喜んでくれる。
息子や娘たちにあげたり、孫にあげたり、友人にあげたり、
勤め先の同僚や、お客さんにあげたり、お店に使ってもらったりする。
人にあげるだけでも嬉しいのだが、
器を使って喜んでもらえるとさらに嬉しくなる。
陶芸をやっていて一番嬉しさを感じるときかも知れない。

作品の展示販売会でも買ってもらえると感動を覚える。
その嬉しさは 「心にじわっと」 くるものである。
お客さんの温かな気持ちが伝わる。心も通じ合える。
 「陶芸は自分が楽しめて、人にも喜んでもらえる」

陶芸をやるからには、道理に叶った手法を学んでほしい。
基本を知って欲しい。基本を知ってから特異な才能がある人は
個性的なアドリブしたオブジェ作品づくりなどもしてほしい。

基本を知らないと 「陶芸が遊びで終わってしまう」 だろう。
私は基本を伝えたくて陶芸教室を開いた。今も
基本を知って欲しいという一意に専心して指導をしている。

 「多くの人に陶芸を楽しんでもらいたい」
東京のように生徒さんが沢山来てくれるわけでもないが、
少数精鋭の教室とでも言えようか、生徒は、
皆さん、上手になり、陶芸を長く続けてくれる。

最近の話になるが、ここ数ヶ月、コロナの影響で
生徒さんも休んでいたが、今月に入り陶芸を再開している。
長く続けている生徒さんは、月に 2、3回ほどしか来られないが、
陶芸が生活の一部、生き甲斐の一つになっているのではなかろうか。
基本を伝えたいという気持ちでやってきてよかったと思えるこの頃だ。





にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村  陶芸ランキング

↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングで 1位、もう一つの人気陶芸ランキングで 2位です。


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね! 道理にかなった技法。それが陶芸です。
 
   ※ 令和2年1月16日から
     「いいね」 などの表示ボタンもアップしてみました。
    下欄のどれをクリックしてもブログ画面は変わりませんが、
    Goo ブロガー以外の方は、ログインが必要になるようです。
    誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
    限定されるようです。残念です。
    クリックされてると嬉しいです!


    又、「いいね」 ボタンなどを押したあとに陶芸のランキングバナー
    もクリックしていただくと、陶芸のランキングにも参加できます。
    この陶芸ランキングにも賛助していただけると幸いです。 1日 1回の
    クリックが 10ポイントになります。他のブログも参考になりますよ。

 
コメント

日日是好日/連載38

2020-06-21 11:38:38 | 日日是好日/連載
↓↓ 二つのサイトの陶芸ランキングに参加してます。バナーをポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でトントントン。

人気ブログランキング  にほんブログ村


(連載がかなり間が空いてしまったので、筋書きが分からなくなってきた。1年半前の記憶に戻さねば・・・)

 第十三章 : このままでよいということ

〇〇のおばさんが教室に来ると賑やかになる。大きな声でしゃべり大きく笑う。ラジオの音も小さく聞こえる。耳が遠くなってきた私にとってはきわめて好都合だ。軽やかな気分になれる。

〇〇のおばさんにはメールで連絡することが多いが、すぐに返事がくる。感心する。クイックレスポンスだ。お店のお客さんの信頼も厚いだろう。

 「はい❗ 😄連絡ありがとうございます。」 とか
 「こんばんは😃🌃 明日、仕事終わり次第に伺います。宜しくお願いします。m(__)m」
とかメールが入る。

以前に勤め先のお店が支店を出した時にも、新店長を任されたそうだ。お店の先代のオーナーの信頼も厚かったようだ。先代のオーナーが亡くなった時はご親族から頼まれて弔辞も述べている。定年を過ぎた今も勤めている。50年近く釣具店に勤めているのではなかろうか。

生徒さんが作品の展示販売会を開く時も先頭に立ってやってくれる。ハンドメイド作品展の 「モノヅクリサロネ」 など展示会の時は、1ヶ月前にみんなを集めて、教室で作業台に作品を飾ってリハーサルをしている。作品を包む紙袋やクッションなどを買ってきたり、細かなところまで気を配り、段取りを整えてくれる。O型でありながら A型の気配りまでする。実行委員長のような担当者のような存在である。

そして、当日の展示会では、ブースの外でさりげなくお客さんに声をかける。お客さんは引き寄せられる。展示ブースが賑わってくる。活気が漂う。作品が売れて行く。40年以上も釣具店で鍛えてきた接客力は確かなものだ。自然に振る舞われている。

生徒さん達はみんな上手になってきた。いろいろなイベントにも生徒さんが 10数人で作品を出品している。昨年のモノヅクリサローネでも 250点以上の作品が売れた。価格も手頃だったが、ほぼ完売だ。10数万円の売り上げだった。展示会の後の打ち上げ会も、私が紹介した陶芸家・河原畑伽兆さんのお店で開いている。7人掛けのカウンター席に 9人がすし詰めになって、賑やかに美食に美酒に酔っていたようだ。

展示会や会食なども生徒さん同志でやってもらっている。私は参加してない。教室では、新年会や忘年会、ビールパーティーなどの懇親会のようなこともやってない。商事会社に長年勤めてきたので、接待など会食的なことは頻繁にやってきたのだが、社交的なことは性に合わないようなので、あえて行わず敬遠している。陶芸教室を開いてからはマイペースを通している。

ただ、教室を運営していく上では、懇親会的なパーティーなどは出来るだけやった方がいいと思う。その方が生徒さんも楽しいだろうし、長く続けてくれるだろう。趣味の教室では必要なことであろう。

私は何ら懇親会的なことをやってないが、生徒さんたちはつながっている。仲良くなっている。スマホのラインでもつながっている。生徒さん同士で毎年、食事会や、新年会、忘年会などを開いているようだ。そして、九州・福岡の小石原焼の窯業地などにも往訪して楽しんでいる。マイクロバスを借りて生徒さんの運転で窯元巡りなどをしている。

私はこのようなことに際しては、裏方としてアドバイスだけを行っている。自分が無理なくやれることをやればいいと思っている。それで今があると言える。私は陶芸の基本を教えることだけに専念しているが、生徒のみなさんはそれぞれに愉しんでいる。

私も若い時はがむしゃらに懸命にやってきた。今は、
一日一日をマイペースで過ごせれば是好日と思う日々である。

 庭のアジサイ



にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村  陶芸ランキング

↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングが 1位、もう一つの人気陶芸ランキングが 3位です。


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね! 道理にかなった技法。それが陶芸です。
 
   ※ 令和2年1月16日から
     「いいね」 などの表示ボタンもアップしてみました。
    下欄のどれをクリックしてもブログ画面は変わりませんが、
    Goo ブロガー以外の方は、ログインが必要になるようです。
    誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
    限定されるようです。残念です。
    クリックされてると嬉しいです!


     又、「いいね」 ボタンなどを押したあとに陶芸のランキングバナー
    もクリックしていただくと、陶芸のランキングにも参加できます。
    この陶芸ランキングにも賛助していただけると幸いです。 1日 1回の
    クリックが 10ポイントになります。他のブログも参考になりますよ。

 
コメント

日日是好日 / 連載37

2020-02-27 23:12:12 | 日日是好日/連載
↓↓ 二つのサイトの陶芸ランキングに参加してます。バナーをポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でトントン。

人気ブログランキング  にほんブログ村


第十二章: 日々を陶芸にゆだねること / 心を豊かにする

〇〇 のおばさんから心温まるコメントをもらった。入会して 2年を過ぎた頃である。

 <コメント>
「夢工房あすか」 △▽ 先生にお世話になり 2年が経ちます。私が陶芸を始めようと思ったのは、人生の半ばを迎えお世話になった方々に何かお礼がしたいと思ったからです。

陶芸は、土を練る事から焼成までの工程が毎回の楽しみであり、完成した時には愛着のある器でお茶を飲んだりお皿に料理を盛った時には、感激しました。プレゼントした方々からも買った物とは、違うと大変喜ばれています。

先生は、不器用な私に、いつも親切に、優しく、そして時には厳しく教えて下さり、習い始めた頃は、どうなるかと心配しましたが、最近は、好きな絵をお皿に描かせて頂いてます。先日、お皿を労美展に出品させて頂き入選はできませんでしたが、増す増す陶芸への熱意が沸いてきました。

毎日使う湯のみや、お皿が自分の手で作る宝物になり陶芸をやる事に目標や生きがいを見付けられたようです。そんな夢のある陶芸に出会えて本当に良かったと思っています。
   〇〇 より


 労美展に出品した作品


写真は光の反射で赤の単色になっているが、実物は深い色調である。この作品は、手びねりの中級コースで玉づくりと紐づくりで作ったリム鉢。すこし以前の作品である。労美展は今はなくなっている。

〇〇 のおばさんは、その後は電動ろくろコースに進み、素敵な作品をいくつも作っている。お世話になった人たちへ贈る器もたくさん作ってきた。知人たちへもプレゼントを行っている。作品展でも販売してきた。

これからは、「絵を描きたい」 という初心にかえり、ろくろ挽きは二個、三個程度に抑えて、のんびりと絵付けを楽しんでほしい。ますます 「心に豊かさ」 を感じることだろう。




にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村  陶芸ランキング

↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングが 1位、もう一つの人気陶芸ランキングも 1位です。


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。
いいことが書いてあるよね! 正統派です。

 
  ※ 1月16日から 「いいね」 などの表示ボタンもアップしてみました。
    どれをクリックしてもブログ画面は変わりません。
    Goo ブロガー以外の方は、ログインが必要になるかも知れませんが、
    クリックして見て下さい。
    陶芸のランキングバナーもクリックしていただくと嬉しいです。

 
コメント