★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

必要にして善

2014年02月17日 | ★育児
ケンがしでかしてくれました。

日曜日
レンタルビデオ屋さんの駐車場で、私がドアを開けるから開けないで待っていてという言葉も聞かずに助手席に乗っていたケンは自分でドアを開けてしまいました。

風がすごく強い日だったので開けたドアは隣の車に当たってしまいました。

みると、青い車の車体に白い塗装がついてしまっていた。車にはちょうど人が乗っていて、ぶつかった音を聞いた運転手さんが降りてきました。

その人は悲しそうに
「この間車をなおしたばかりでへこんでいたのに…」

そりゃそうだよね。

「どうしましょうか…」
と聞くと
近くになじみの自動車工場があるからそこに行っていくらぐらいかかるか聞いて、なおしてもらいたいと言われました。

自動車工場の社長さんに金額を聞いてみると10万円はかからない金額だったので自腹でお支払いするから直して欲しいとお願いしました。

ケンにはぶつけてしまってすぐに
お母さんと一緒に謝ろうと一緒に謝りました。

なんてことをしてくれたんだ!

と思いつつ
これはいけないことをしたらきちんと謝ること、弁償することを教えるチャンスだとも思いました。

パピーさんがテキストか、メルマガに書いていたことを思い出しました。

親が謝っている姿を見せるといい、と。

そして、ケンにも被害者のおじさんに最後、もう一度一人で謝まるように言うと、ケンは謝りました。

今日、その自動車工場にお金を届けに行くと社長さんがケンのことをこう言ってくれました。

「いい子だよねぇ。ちゃんと謝って。なかなかできることじゃないよ。」

そう褒めてくれました。失敗したことはすごく嫌だったけど、そう言ってもらえてなんだか涙が出そうになりました。

社長さんは息子たちのためにライトが発電して光るミニカーをくれました。ありがたくいただきました。

帰ってきて、ケンにそのことを伝えました。ケンはとても嬉しそうでした。

してしまったことはいけないことだったけど、とても大きな大切なことを教えてもらえた気がしました。

これも必要にして善なのかもって思いました。
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