★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

不登校ビジネス

2024年08月18日 | ★育児

「登校すれば幸せ」とは限らない 不登校対策で民間業者と「連携」した板橋区の迷走 政治家の影もちらついて:東京新聞 TOKYO Web

不登校対策を巡り、東京都板橋区でドタバタ劇が展開された。不登校児童・生徒の支援をする民間企業が区教委との連携を発表。ところが約1週間後...

東京新聞 TOKYO Web

 


私がなぜ「スダチ」のサービスを危険視するか。
一歩間違えば子ども命を奪い、心を壊しかねないからです。

スダチの支援は50万円、その支援を受けると子どもの心のコップは壊れ、家族は崩壊する | KIDSカウンセリング寺子屋-所長のひとりごと-

実際に被害を受けている方がいます。

もしも私が不登校の不安解消にこのサービスを使ってしまったら。。。

きっとケンの命は今なかったでしょう。
失われた命はけして戻りません。
取返しがつかなくなってからではもう遅い。

私も判断一つ間違えたら、危ないところでした。
私に「登校することが幸せではない」と教えてくれたのは、当時、登校するふりをして家を出て、自〇したケンと同じ年齢の中学1年生のニュースでした。それは2020年6月のことでした。彼は身をもって教えてくれました。でも、そんなことはけしてあってはならないことです。

だけど、日本の社会はそれを大変なことだと考えてくれていません。2022年では小中高生が514人も自ら命をたっているのに、どうしてこんなにも大人たちは悠長なのでしょうか。

子どもの命を平気でないがしろにしていられるその神経の方が私は恐ろしいです。
2023年もすでに500人の命が失われているようです。
病気でもないのに、戦争でもないのに。

去年の小中高校生の自殺 前年に次ぎ過去2番目に多い見通し | NHK

だからこそ、短絡的に「再登校で解決」と宣伝することをやめてもらいたいと思うのです。

サービスは多い方がいいですが、
明らかに命の危険が伴うようなサービスが
果たしていいのでしょうか?

もし、このサービスを使って
子どもの命が失われた場合
一体誰が責任を取ってくれるのでしょうか?

だから、慎重になってほしい。

政治家が言ったからと簡単に信用しないでほしい。
親自身の不安から、判断を誤らないでほしい。

私はそう願っています。

再登校をさせることで
「不登校の人数を減らすこと」
が目的にならないでほしいと思っています。

本当の不登校支援とはなんなのでしょうか?

子どもたちが安心安全で
自分らしく学び成長できる環境を
子どもが選択できるようにしていくことではないでしょうか?

「スダチ」のサービスで、たった一人でもひどい目にあっているのなら、それはそもそもあってはならないことではないですか?

選ぶの失敗しちゃった~テヘペロ

ではすまないと思います。
そういうたぐいの失敗ではないと思うのです。
だから、私は怒っているし、騒いでいるんです。

でも、私がどんなに騒いでも
誰かが死なないとわからないんでしょうね。

交通死亡事故がおきてから、信号機がつくようにね。。。

自分の子どもの命を守りたいなら
親自身が賢くなってください。

私は頼りにできるところがなくて
いろんな知識を自分で身につけていきました。

本物かどうか、よ~~く見て選んでいます。

本当に子どものことを考えているのかどうか。
本質を見抜く力をつけてください。
上っ面の口当たりのいい言葉に惑わされないように。

魔法のような解決方法など存在しません。
そんなに簡単に解決できるのであれば
こんなに苦労しないのですから。
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