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★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

Jupiter over... 明日

2005年03月03日 | ★人生いろいろ
昨日、ちょうど発売日だった、「K」という人が歌う「over...」というマキシ・シングルCDを買いました。この曲は、毎週木曜夜10時より現在放送中のTBS系ドラマ「H2~君といた日々」 の主題歌です。

ドラマを見ているうちに、いい曲だなぁと感じてきて、買いたくなってしまいました。
タッチのDVDを買ったときにたまったWonderGooというお店のポイントで買ったので、タダでした。ラッキー☆

なんか、せつな~~い感じの素敵な曲です。ハイテンポの曲が苦手な私にはこういうゆったりした優しいメロディが合っています。歌っているKさんも、なかなか甘い声でいいですねぇ。しかし、「K」というアルファベット一文字の名前って珍しいですね。
ジャケットに写真が載っていましたが、なんか「海東健」になんとなく似ているような感じがしたけれど、よく見ると違いますね(笑)

ちなみに「H2」をご存知ない方に豆知識。
「H2」は、あだち充原作の野球漫画です。

ヒーロー、2人
ヒロイン、2人ということで「H2」

比呂と英雄。
春華とひかり。
みんなイニシャルが「H」で2人ずつだから、「H2」と題名が付けられたようです。


それから、平原綾香の「明日」と「Jupiter」も買いました。
これももちろんWonderGooのポイントなので、タダです。ムフ☆

だけど、平原綾香の声は私はあまり好きな声ではありません。私はもっと澄んだ声が好きなのですが、日本の今の歌手でそういう方って最近少ないですね。それから息継ぎの音が少し大きいのがちょっと気になります。ファンの方、ごめんなさいネ。
なので、CDを買うのを迷ったのですが、これをカラオケで私流に歌ってみたい!と思ったので、ポイントもたまっていることだから買うことにしました。「Jupiter」の原曲は昔、聴いたことがあるのですが、その曲に載せて書かれた歌詞がまたいいですねぇ!

最後の方の「ありのままでずっと愛されてる」、「望むように生きて輝く未来を」というフレーズや「宇宙(そら)」と読ませたり、「果てしない時を超えて輝く星が」など、宇宙を想像できる言葉が出てきて、宇宙好きの私にとって、たまらないです。あと日本語の美しい響き、「御胸(みむね)」や「静寂(しじま)」などもいいですね。
そして、「夢を失うよりも悲しいことは、自分を信じてあげられないこと」が一番グッと来ますね。

総合した歌詞や曲の内容も、私のこれから生きていきたい様を描いているような感じで、まさにぴったりの曲です。結構、相田みつをの詩や藤沢優月さんが書かれている本に共通している部分が多い歌だなぁと思いました。なので、かなり気に入りました。今井美樹の「PEACE OF MY WISH」に続く、2代目の私の人生歌にしようかなぁと思いました。

犬と人間の子ども

2005年03月02日 | ★人生いろいろ
私のウチでは、ずっと犬を飼っています。この犬は、4代目の「うづき」といいます。たぶんこの3月で、3歳になりました。もともとは捨て犬でした。円らな瞳に見つめられてしまった父親があまりの可愛さにアイフルのお父さん状態と化し(笑)、拾ってきちゃいました。

私にとって犬は、かけがえのない存在です。犬と一緒にいるときは、ありのままの自分でいられます。愛情をあげると、それに応えて笑顔を返してくれます。犬は私の心を本当に癒してくれます。

言葉は話せないのに犬の気持ちは、顔の表情やしぐさでとてもよくわかります。
私にはバウリンガルなんて機械は必要ありませんね。

犬も人間の子どもも同じようだとずっと私の中で仮説を立てていたのですが、この間それがだいたい証明されました。犬を構っている要領で人間の子どもを構うとだいたい同じような感じに応えてくれます。犬も、人間も、余り大差ないなあと感じました。
その子のお母さんにも
「いつも子どもとよく接しているんですか?」
と聞かれ、不思議に思われるくらいその子に好かれちゃいました(*^_^*)

一人の父親としての皇太子さま

2005年02月23日 | ★人生いろいろ
今朝、皇太子さまが愛子さまについて語られたインタビューを観ました。
愛子さまをこれからどのように育てていくかをどれだけ熱心に考えられているのがとても伝わってきました。


愛子の養育方針ですが、愛子にはどのような立場に将来なるにせよ、
一人の人間として立派に育ってほしいと願っております。
愛子の名前の通り、人を愛し、そして人からも愛される人間に育ってほしいと思います。

Sankei Web:皇太子さま45歳誕生日 人格否定発言「両陛下に申し訳なく」(02/23 08:26) より引用>

これを聞いたとき、皇太子さまはなんて素晴らしい考えを持っているんだろうと感動しました。そこには、「女の子だから」どうこうという考えがまったくなく、「一人の人間として立派に育って欲しい。」という言葉がありました。それはまさに、私が母にそう育てられたのと同じ言葉と考えです。皇室の方がこのような考えを持ってくれるなんて、本当に嬉しいです。私の母の育て方は間違いではなかったと改めて皇太子さまが私や母を後押してくれたような嬉しい気持ち、認められた気持ちでいっぱいになりました。

さらにスウェーデンの中学校の社会科の教科書「あなた自身の社会」という本にドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者のつくった「子ども」というこのような詩があるそうです。




 批判ばかりされた子供は、非難することをおぼえる

 殴られて大きくなった子どもは、力に頼ることをおぼえる

 笑いものにされた子どもは、物を言わずにいることをおぼえる

 皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心の持ち主となる

 しかし激励を受けた子どもは、自信をおぼえる

 寛容に出会った子どもは忍耐をおぼえる

 賞賛を受けた子どもは、評価することをおぼえる

 フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる

 友情を知る子どもは、親切をおぼえる

 安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる

 かわいがられ、抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じ取ることをおぼえる

Sankei Web:【皇太子さま45歳誕生日 ご会見全文】(3-1) (02/23 08:26) より引用>


まさにそうです。私も皇太子さまと同じくとても感銘を受けました。なんて素晴らしい詩なんだろうと思いました。「あなた自身の社会」というこの本を購入して読もうと思います。感想については後ほど、また記事にしたいと思います。

そして、この詩に関して皇太子さまは、このようにおっしゃいました。


子供を持ってつくづく感じますが、この詩は人と人との結びつきの大切さ、
人を愛することの大切さ、人への思いやりなど、今の社会でともすれば忘れられがちな、
しかし子供の成長過程で、とても大切な要素を見事に表現していると思います。
非常にこの詩には、私は感銘を受けました。
家族というコミュニティーの最小の単位の中にあって、
このようなことを自然に学んでいけると良いと思っております。
また愛子にはいろいろな経験をさせたいと思います。
私自身、幼少のころから両親である今の両陛下に、
いろいろな場所に連れて行っていただき、
そのなさりようを見ていたことが、今日でも、とてもよかったと思っております。
その意味でも愛子が公務を始めるというのではなく、
私たちがやっている姿を見せることも大切と考えます。

Sankei Web:【皇太子さま45歳誕生日 ご会見全文】(3-1) (02/23 08:26) より引用>

本当にまさに「これだよ!そうなんだよ!」っていうことをおっしゃっていました。
幼いころの色々な経験というのは本当に大切だと思います。大人になってからでは吸収できないことも子どもであれば、いとも簡単に吸収できます。そして、子ども時代でしか、体験できないこと、感じられないこと、というのはあると思っています。

今の日本という国の教育に足りないものは

「人と人との結びつきの大切さ、人を愛することの大切さ、人への思いやり」

という道徳だと思います。
世の子を持つ親たちも、このような考えを根底として子どもを育てて欲しいと思いました。もし、私が親になれる機会や子どもに接する機会があったら、子どもたちにそんなふうに接して、育ててあげたい、教えてあげたいとも思いました。

そのような教育を受けた愛子さまが将来、天皇になってくれたら、きっと国民も社会も国も、さらには全世界まで、よい方向にに変化してくれるのではないか、男女や人種、生まれの差を問わず、人類が新たな素晴らしい本物の精神的豊かさの世界を作れるのではないかと思いました。

良き伝統文化は残しつつ、皆が一人の人間として、結びつき、愛し愛され、尊重し合える温かい人間関係を築ける夫婦、親子、家族、友人、社会、国。私は、世界中の誰もがほんとうの幸せを感じられるような、そんな温かい世界になって欲しいです。そして、あらゆる戦争がなくなり、平和がいつまでも続いて欲しいと思います。

皇太子さまの言葉を聞いて、

選択的夫婦別姓が法制化されるのもそう遠い夢ではない。
近い将来、「男だから」「女だから」という固定観念で、
やたらに型にはめられるのはなくなるかもしれない。
人と人とのつながり、尊重し合うこと、違いを認め合うことができる
本当の精神的豊かさを持つ人間、社会、国になれるかもしれない。

この皇太子さまの誕生日のインタビューを観て、
そんな新しい時代の風が吹いて来そうな素敵な予感を抱きました。

というわけで、
皇太子さま、お誕生日おめでとうございます

「しあわせ」のかんじかた

2005年02月18日 | ★人生いろいろ
少年犯罪について記事を書こうと思い、「少年犯罪」をキーワードにして検索をしていたら、
「 天国と地獄の境目:美輪明宏と細木数子 」という記事にたどり着きました。
この記事を読んで感じたことがあったので、コメントで書こうと思ったのですが、長くなってしまったので、せっかくですから自分のBlogで書いて、トラックバックすることにしました。機能を活用、活用!

私は細木さんより、美輪さんの言っていることの方を支持しています。

この記事の中で、「細木は偉そうでムカつく。」と言っていますが、細木さんファンには申し訳ないですが、これは私もすごく思います(笑)

細木さんが言っていることは、確かに的を得ているときもありますが、その根底にある「男は仕事、女は家事育児」という決めつけた考え方がどうも私の考えと合わないので、言っていることに納得できないときがあります。それに、女が母親に戻れば少年犯罪が減ると言っているようですが、この問題はそんな簡単なことではないと思っています。少年犯罪は色々なことが絡んで起きていると思いますから。それは今後の記事で書きたいと思います。
そして、細木さんの言葉で一番気になるのは「自分は幸せじゃない。」とたまに言うこと。その巨万の富を得て、色々な人に頼りにされ、囲まれていながら、今を幸せじゃないと感じている人に色々言われても説得力に欠けるのではないかと思います。

美輪さんは、自分の人生経験を元に言っている言葉なので、本当に説得力や納得がいくことがとても多いと感じます。美輪さんの言葉はそよ風のように心にすうっと優しく入ってきます。そして、「ああ、そうだなぁ。」と心から思えます。その根底にあるのは「あなたはあなたらしく、本当に感じる幸せを求めて生きなさい。」ということかなと思います。これは詩人・書家の相田みつをの詩にも通じるところがあるなぁと思います。
美輪さんは、昔から色々な人に「男のくせに女の格好をして気持ち悪い。」「妖怪がいる。」「化け物だ。」などと罵られながらも、これは私のスタイルで私が好きでしていると、自分らしさを全面に出して、「私は今とても幸せよ。」と言っています。

細木さんは、どこか無理をして生きている。
美輪さんは、楽しんで生きている。

そう感じるのは私だけ?(by だいたひかる)

人間は、自分のこころで幸せを感じたとき、生きていてよかったと思えるのではないでしょうか。

 しあわせは
 いつも
 自分のこころが
 きめる

 (相田みつを)

地震だぁ~!!

2005年02月16日 | ★人生いろいろ
いやはや、今朝はびっくりして飛び起きました。10月6日におきた震度5弱以来の大きな地震でした。下妻は、気象庁発表では震度4でしたが、私が感じた地震の強さは10月に感じた震度5弱にかなり近かったです。家が倒壊してしまうかと思いましたが、「なんとか持ち堪えてくれー!」と思っていたら、揺れがそこまでひどくなかったので、壊れたり、何かが倒れたりすることもなく、無事でした。でも、もし震度5強以上の揺れがきたら、危ないかも…。それで家が倒壊してしまって、こんな南東北な(笑)極寒の地で外にいなければならなくなったら、凍死しそうですよぉ…。
画像はつくばにある職場の私のデスクです。なんと今朝来たら、揺れで勝手に開いてました。変わったことと言えばそれくらいで、私の周辺では特に被害もなく、よかったです。道路も通常どおりでした。
ただ、ここのところずっと忙しくて残業続きで、昨晩も帰りも寝るのも遅かったのに、暴走族の爆音で睡眠が妨げられ、強風の風切り音で妨げられ、さらに今朝地震で起こされてしまったので、ほとんど寝てません(-_-;)

ねむい~~!

St.バレンタインデー

2005年02月14日 | ★人生いろいろ
今日は、バレンタインデーですね☆

私は職場のお世話になっている上司や同僚に今朝さっそくチョコをあげました。
同僚は女性ですが、いつもお世話になっているのであげました。
何も「バレンタインデーは女性から男性にあげるもの」と決めつけなくてもいいのでは?
と思ったので、日頃表せない感謝の気持ちをこめて、男女の区別なく、皆さんにプレゼントしました。

ところで、チョコを買っているときって、自分も食べたいなぁ~と思ったりしませんか?
バレンタインデーのチョコレートってすごくおいしそうですよね(笑)
なので、少しでも喜んでもらえたら嬉しいなと思ったので女性にもあげることにしました。
そしたら、思いのほかみんな喜んでくれてよかったです。
女性はまさかもらえるとは思っていないから、余計に嬉しくなるのかもしれませんね。

そして、そして。。。
もちろん、忘れちゃならない本命の彼氏さんにも(*^-^*)♪
彼氏さんには日頃の感謝と私の愛(照)を一緒にチョコ&メッセージカード付きで。

というわけで、みんな喜んでもらえて、ホンマよかったよかった☆
こんなチョコ(笑)っとのことで、幸せな気分にさせることができるなら、あげる側もあげ甲斐があります。
人の嬉しそうな顔を見ると、なんだか自分も嬉しくなりますね。

ハッピーバレンタイン♪

最悪の憲法改正

2005年01月25日 | ★人生いろいろ
筑紫哲也のニュース23を見ていたら、自民党の憲法改正のニュースをしていた。
歴代の首相がならび、中曽根が「世論が改正を求めている声が多いから。」などとよく分からない事を言っていた。いつ誰がそんな世論を言ったのか?誰もそんなこと言ってないけど。

こんなダメな日本にしてしまったのは、そもそも自民党ではないのか。
あんな人たちが作る憲法なんて恐ろしくてたまらない。

このニュースを見た途端、こころがまっくらになってしまった。
明るい未来さえ、見えなくなってしまった。とても悲しくなった。
またバカな戦争に荷担して、国民をたくさん殺すつもりなのだろうか。
愛する人を失わなければならなくなるのだろうか。
憲法からはずれた行動をすると非国民と言われるのだろうか。

自民党はもうだめだと思う。政権交代して、いっそ民主党が与党になってくれればいいのに。
国民主権なのに、どうして国民は首相を選べないし、衆議院を解散させる力がないのだろうか…。
天誅でもおこらないかぎり、分からないんだろうか。
私は自民党の権力を握っている人たちのことはどうも信じられない。

本当の民主主義には、一体いつになったらなるのだろうか。
リンカーンが言っていた、「人民による人民のための政治」は一体だれが行ってくれるのだろう。

超少子化とダメ男

2005年01月21日 | ★人生いろいろ
夫婦別姓に興味を持ったことからはじまり、少子化問題にも興味を持ちました。

毎日新聞の東京朝刊では、
「未来が見えますか:人口減時代の日本 第1部・少子化の風景」
という連載が11回シリーズで昨日の朝刊まで掲載されていました。

毎日新聞のホームページで検索できた号だけをリンクしました。
ご興味のある方はどうぞ↓
[ 第2回 第3回 第6回 第7回 第9回 第10回 第11回 ]

夫婦別姓問題は少子化にも少なからず影響を及ぼしているのではないかと考えています。
下に、なぜ少子化が進行しているのかその要因を自分なりに考え推論を立ててみました。

推論1.少子化には晩婚化、非婚化が背景にある。
推論2.晩婚化、非婚化するのは夫婦別姓にできないのも要因の一つである。
推論3.婚姻届を出さずに子を産むことに対する婚外子差別のせい。
推論4.結婚したいと思えるようないい男性がなかないないと多くの女性が思っている。
推論5.多くの男性が結婚することを重荷に思う。
推論6.結婚すると、女性は仕事と家庭を両立することができない。
推論7.結婚することで男女とも抱える負担が多すぎる。
推論8.一人っ子が多く兄弟姉妹が少ないため、どちらも跡継ぎになってしまう。

この推論に答えてくれそうな2冊の本を読みました。

鈴木りえ子著 : 超少子化-危機に立つ日本社会

この本には、少子化が進む原因は専業主婦と働く女性の税金の格差の問題、結婚による男女の役割分担の決め付けからくるお互いへの依存に対しての負担感が、結婚への魅力をなくしているのではないかと書かれていました。
これからの時代は、「男だから」「女だから」という価値観にとらわれず、お互いが自立した一人の人間として、さらによき人生のパートナーとして協力して生きていくことが結婚ということであり、また夫婦が子を持つ持たないという選択を自由にできることが大切だと述べていました。産みたい人には産みやすく、産みたくない人は産まなくても生きやすい社会を作ることが少子化を止めることではないかと書かれていました。

私はこの本にの内容にとても同感しました。

男女ともみな「男だから働け。」「女だから家事、育児をしろ。」「男は強くなければいけない。」「女はおしとやかでなければいけない。」などという決め付けに対してかなり窮屈だと感じているのだと思います。
そんな価値観をいつまでも押し付けている限り、結婚というものの魅力がますます薄れ、家族を作ることがわずらわしくなり、結婚を遠ざけている原因になっていると私も思っていますし、私も実際そう感じています。
夫の家政婦になるために、夫の家に取り込まれるために結婚するなら、そんな結婚は私は願い下げです。男性だって、稼いだお金をすべて持っていかれ、小遣いをもらうにもいちいち文句を言われ、稼ぐことが妻に当然だと思われるような結婚なら自分の趣味にお金を全部使える方がどんなにいいかと考えるのは当然だと思います。
既に結婚している男女の多くに、男は働いて当然、女は家事をして当然というお互いの依存関係や感謝の気持ちがない人がいることにとても疑問を感じています。また、そういったことに関して特に女性が疑問を感じ始めたために、熟年離婚が増えているのではないでしょうか。
やはりお互いが自立して、お互いを人生のパートナーと思うことが大切だと思います。そのためには、夫婦別姓を選択できるようにすることも必須事項です。なぜなら社会で働くためには氏名はとても重要な役割を果たすからです。

また、男女が仕事と家庭を両立できるような支援体制や施設が整っていないことも原因だと思います。働かないと食べていけませんが、だからと言って子どもを預かってくれるところがほとんどありません。そうなることで、しわ寄せがくるのはたいてい女性ということになります。男女とも仕事も育児も両立できるようにすることが先決だと思います。

私が勝手に考えた対策ですが、企業や施設を問わず、託児所を必ず設置し、学校には必ず学童保育施設を設置すればいいのではないかと思います。また、学童保育所は高齢者のデイケアセンターも兼ねてもいいのではないでしょうか。ただ、この場合、認知症(痴呆症の新しい言い方です)の方の受け入れが難しいですが、暴力を振るわない程度の方なら一緒にしても問題ないと私は思っています。
子どももお年寄りも孤独にならずにすむし、子どもたちは色んな年齢の人たちと関わりあうことができ、社会性やコミュニケーション能力が培われ、お年寄りも子どもたちに刺激され、認知症を発症する確率を低めたり、進行を緩和できたりするというような相乗効果があるのではないかと考えています。


岩月謙司著 : なぜ母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか

なぜこの本を手にしたかというと、以前関わった男性がまさにこの本に書かれているような人間だったからです。そして、世間で言う「いい男がいない。」という原因はここにあるのではないかという推論から、読んでみようと思いました。

この本によると、母親が息子をダメ男にしてしまうのは、息子に対してドメスティック・マインド・コントロール(略してDMC)をしているせいだと書かれています。それでは、そのドメスティック・マインド・コントロールとは何かというと、「おまえは幸せになるな。私(母親)を幸せにしろ。」というものです。
その母親はどうして、自分の息子にそんなことをしてしまうかというと、自分自身の不幸を認めようとしないところから始まるのだそうです。
「母親を悲しませるオマエは悪い子だよ。母親を悦ばせる子がいい子なのだ。」というサインを送り、無言の圧力をかけます。すると子どもはそのDMCを受け、母親のいいなりになっていきます。
本来、母親は子どもの感情に共感してあげるべきなのに、DMCをする母親は共感などできないので、子どもは「見捨てられ不安」を覚え、常に不安でたまらなくなってしまうのだと書かれています。

そんな風に、本当の愛情を与えることができない母親に育てられた息子はダメ男に、娘はダメ女になるでしょう。日本社会にはそういう男女がたぶんたくさんいると思います。そして、そのことで苦しんでいる人はかなり多いと思います。DMCは目に見えない児童虐待だと私は思います。その後のその子の人生を狂わせてしまうのですから。
昔、関わったその男性は、母親からかなりDMCされていたように思います。私と一緒にいるときは私の意見に従い、母親に言われると母親の意見にすぐ従うような人で、自分がどうしたいのかがまったくない人でした。母親がどんなにおかしくとも反抗などしないのです。いえ、DMCされているがために恐ろしくてできなかったのでしょう。その母親は息子が稼いだ給料を勝手に引き出して、家のローンに使ってしまったりするような人でした。それが当然というような顔をしていたようです。あなたのお金は私のお金でしょと言わんばかりの感じですよね。その男性はいつも喪失感で苦しんで、どんなに私が愛情をかけてもそれを受け取ることができず、いつも誰かともめ事を起こし、さらに理解されず孤独を深めるようなとても可哀想な人でした。

そんなことを言っている私も多少、母親にDMCされている気がしています。本を読んでいて私自身にも当てはまるところがありました。けれど仕方ありません。私の母は、その母親である私の祖母や母の姉である私の伯母に、DMCされていたのですから。それなのにその虐待の連鎖を少し軽くしてくれただけでも感謝しています。もし私が子どもを産むことができるのなら、私の次の代には連鎖しないよう、私でDMCは完全に断ち切りたいと思っています。

本を読んでいて、女性差別撤廃のための障壁は、実は男性ではなく同じ女性だったりするのかなぁと思いました。自分さえよければいいと考え、人に気配りが出来ない女性が多いことがとても気になります。その女性の多くは夫婦別姓とは無縁の方々です。

例えば、自動車。駐車場などの渋滞で並んでいる時、女性は入れてくれない人が多いです。男性の方が譲ってくれます。こちらが譲った場合、男性はお礼をしていく人が多いですが、女性は無礼者が多いです。そして、車間距離は女性はやたらに狭いです。止まれないくせにその狭さはハッキリ言って怖いです。その狭さで相手を不快にさせるかもしれないという気遣いが全くできていません。男性の方がよっぽど気遣いができているようにも感じます。それでいて「私は女だしぃ~。」と女を振りかざされた日には「コイツ、いてこましたろか?!」とキレそうになります。

そんな風に夫婦別姓の実現に立ちはだかる本当の壁は、長男が跡を継ぎ、長男の嫁は自分たちの面倒をみるものだ、お墓を守るものだという家制度を信じて(信じるのは勝手だか)それを人にも押し付け、子離れせず、家事もせず、夫が働いて稼いでくるのを当然だと言う顔をして、そのことに感謝もせず、自分のお金のように夫の給料を平然とたくさん使っているような完全に依存しきった女性たちなのかもしれません。その利己主義な女性たちがこの社会に男尊女卑思想、自分勝手をするような男性や子どもをたくさん作り出しているように思えてきました。

男女平等の壁は、実は女性自身?
オバタリアンの増殖が日本を滅亡させるかもしれない…。

女性の権利と自立

2005年01月12日 | ★人生いろいろ
紳助「複雑」な復帰、TV生出演でおわび (日刊スポーツ) - goo ニュース

島田紳助さんの「行列のできる法律相談所」の生放送出演のテレビ放送を見ました。
とても悔いているように思いました。暴力をふるってしまった罪を誠心誠意償って、今後も頑張って芸能活動をしてほしいと思っています。あれだけの才能を持った方がいなくなってしまうのはとても惜しいことだと思います。

被害を受けた吉本興業の女性マネージャーは怪我をされ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症されているそうで、そのことに関しては本当にお見舞い申し上げます。

しかし、私は思ったのですが、この女性マネージャーが紳助さんを「引退させてやる!」とまで言ったことに対しては、これは果たしてどうなのだろうと思いました。紳助さんをそれほどまでに怒らせた女性マネージャーのその行動にも反省すべきことがあるのではないでしょうか。紳助さんだって、全く何もなくて殴るまで怒らないと思います。確かに殴ったことは絶対にいけないことです。いくら償っても許されないことだと思います。けれど、自分の無礼な行動を棚に上げて、ただ感情的に「引退させてやる!」と言っているなら、それはお門違いではないでしょうか。
さらにそこに「女である、か弱い私に暴力を振るうなんて許せない。」という思いで、すぐに「女」を持ち出して抗議するのはいかがなものかと思いました。もし殴られた側が男性であれば殴られたことを訴えたとしても「引退させてやる!」まで言わないでしょう。
どうして女性はすぐに「女なんだから」と保護の権利を振りかざし、自分自身のひどい行動を省みず棚に上げるのでしょうか。その行為の方が私は同じ女性として逆に許せないし、恥ずかしいです。

近頃は女性の権利がたくさん認められ、昔に比べだいぶ女性の地位が向上してきました。私はそれを肌で感じ、私の考えていた時代がやっと来た(笑)、やっとこの「女」という性別を恨むことなく、変に型にはめられたり、押さえつけられることなく自分らしく生きられる、生きやすい世の中になってくれて、本当にありがたいことだなぁと感謝しています。

しかし、大切なその女性のための地位向上や保護の法律を、自己中心的な考えで悪用する女性がなんとも多く存在しているように思います。

「私は女だから、か弱いの。だから守ってね。」
「私は女だから重い荷物なんて持てな~い。」
「私は女なんだから男が養う(おごる)のが当然でしょ?」

などと自分に都合のいいことばかり言って甘え、仕事をさぼったり、楽しようとしたり、得しようとしたり、男性を陥れ、利用し、金品をたかるような女性が年齢問わずなんと多いのかと思っています。

さらに、配偶者控除などで、控除の範囲内でしか仕事をせず、しかもそういう女性に限っていい加減に仕事をする人が本当に多いです。「仕事をなめるんじゃねぇ!」「人に迷惑ばかりかけ自分で責任を持たないような仕事するなら、働くな。」と言ってやりたいです。足を引っ張られるこちらの身にもなってほしいです。そういう女性たちの行動や考え方が、
「だから女はダメなんだよな。やっぱり使えねーよ。」
と結局男性に言われたり、思われてしまう原因を作っていると思います。夫や国からの養護を利用し、悪用し、実際はお金をもっと稼げるにもかかわらず、国から控除を受けられるからと控除の範囲でテキトーに仕事をして、そのお金で日々遊びほうけている甘ったれた考えの女性たちが多く存在する日本という国。それがこの国が衰退している要因の一つではないでしょうか。

そもそも国が優遇の仕方を間違えているのだと思います。というか、きっともう時代に合っていないのでしょう。少子化で子どもをもっとたくさん産んで欲しいなら、子どもの教育や医療にかかる負担金を減らす措置をとったらどうでしょうか?中高の義務教育の授業料や、義務教育の間の子どもの治療費を無料にしたらいいのではないでしょうか。とにかく子どもを育てるためにかかるお金に対してのすべてを控除したり、優遇したりしてあげた方がいいと思います。もちろん保育施設も充実させることも。女性を優遇するのではなく、子どもを国の宝とし、一人前の人間に育てることに関して優遇していくべきです。

子を持つ親にお金で支給すると、子どものために使わず、親が自分たちのために使ってしまっているようです。そして、そういう優遇措置を逆手に取り、「楽をするために専業主婦になる。」という発想が女性たちに少なからずあります。このもたれかかった考えがそもそも間違っていませんか?男性にお金を稼がせ、自分は家事もせず、ウチでゴロゴロ、色々なところで遊びほうける。結局それって、女性版「ヒモ」ですよね?男性が「ヒモ」をするととがめられるのに、女性はいいだなんておかしいのではないでしょうか。男女平等を振りかざすならなおさらです。

こんなことを書いていると世の専業主婦の勝ち犬女性から総攻撃に合いそうですね。あんたは負け犬だからそんなことを言うのだろうと。しかし、誤解のないように付け加えますが、私は専業主婦がいけないとは思っていません。その心の持ち方を考えて欲しいと思っています。養ってもらっていることに感謝し、ちゃんと夫を支え、敬い、子育てや家事をしっかりしている専業主婦の勝ち犬さんたちもいらっしゃるので、その方たちは立派だと思っています。

そうではなく誰かにもたれかかることが当然で、感謝もなく自立しようとしない、何かと夫や国をやたらに頼るくせに頼っている相手を敬わないその態度、行動の数々。そういう心を持つ専業主婦の女性たちが多いことが問題だと思います。そんな状態でさらに女性の権利を主張されては、男性はたまったものではないのは当然ですよね。そういう女性のせいで、仕事もして家事もしているような女性たちにとっては、そのような浅はかな女性の行動は、女性の名誉に関わることで本当に迷惑千万です。

私は、細木数子という人は好きではありませんが、その細木数子が、女性が男性をバカにする行為や男女平等をやたら主張するくせにそのときばかりは女の武器をつかって仕事を取ったりする行為をとがめていました。私もそれには同感しました。さらに自分の親の面倒も、夫の親の面倒もみないと言い切った芸能人がいました。「さんざん育ててもらって感謝もせず、しまいには自分の親すら面倒みないだと?ふざけるな!」と思いました。誰にここまで育ててもらったと思っているのでしょうか。自分一人で育ったように思うその心が間違っていると思います。
私は、自分の親も夫の親も、一から十まで「面倒を見る」と言ったような考えではなく、何か困ったことがあったら助けられる人間になりたいと思っています。どこの家庭も子どもの少ない今「嫁は夫の親の面倒をみなければならない。」ではなく、これからの時代は「夫婦で協力し合って、それぞれの親をいざというときには助けてあげよう。」という考えがいいのではないでしょうか。

男性も確かに同じような人がいますが、それ以上に責任放棄、感謝の心がない女性が多すぎます。夫や親をなんだと思っているのでしょうか。この世の中をダメにしてしまったのは、男尊女卑をする男性ではなく、そもそもそういう依存度が高い女性ではないでしょうか。そんな女性が育てる子どもたちが果たして、親や先生、周囲の人々に感謝するようになるでしょうか。

もし、この女性マネージャーが自分のそういう行動をまったく悔いていないのなら、紳助さんは引退する必要はまったくないと思います。「引退させてやる!」と紳助さんを責め立てる前に、それほどまでに怒らせ不快にさせるその行為、マナーや礼儀がなっていない自分を十分反省して欲しいと思います。

私もマナーや礼儀には気をつけないといけないと常日頃思っています。なるべく他人を不快にさせるような行動や言動は慎むべきだと思いますし、心地よい行動や会話ができるようになりたいです。
このことは男女の区別は関係ありません。人間として社会で生きていく上での必須条件ではないかと思います。今の日本はきっとこの「あたりまえだけど、大切なこと」が欠けてしまっているのだと思います。

女性が金銭的にも精神的にも自立してはじめて、本当の男女平等になり、夫婦別姓の意義も見出せるのではないかなぁと思います。

女性が男性に頼り切る時代はもうすぐ終わるでしょう。これ以上はきっと無理です。国も男性も、女性を金銭的にも精神的にも支える力は残っていません。だから、これからの女性は、自分の力でお金を稼ぎ、周囲の人々と助け合い、自分でも生きていく努力をしなければいけないと思います。その法整備はだいたい整いました。

男性たちはいままで、働きづめで疲労し、力や元気がなくなってしまっています。これからは女性の力で社会的に男性たちを助ける時代が来ていると思います。男性たちに何もかも負担を負わせるのはもうやめにしませんか?

これからの日本の進むべき道は、女性たちも社会に出て、男性たちに協力し、お互いが助け合ってよりよく生きていける国や社会をつくっていくことではないしょうか。

謹賀新年

2005年01月01日 | ★人生いろいろ
2005年(平成17年)が明けました。今年は生まれて初めての雪の正月です。

昨年は、ブログを始めたり、夫婦別姓のことを色々と調べたり、別姓の会に参加したりしました。
ブログでは、たくさんの方々がトラックバックやコメントをくださいました。
このようなつたない文章で、かなりな独断と偏見が入っていますが、
それにもかかわらず、ご覧下さり、本当にありがとうございます。

しかし、このブログを始めてからここまで、私はすごく突っ走っりすぎてしまったように感じています。
記事を書きすぎて、頭の中で文章がぐるぐる回るようになってしまいました(笑)
文章がとてもまとまりのないものになってきたなぁと感じてきています。
魂のエネルギーを少々使いすぎたせいなのか、
文章に魂がこもらなくなってきてしまっているようにも感じます。
これはいけないなぁと思いました。ちょっと疲れているのかもしれません。
もう少し充電しながら、いろいろな事をじっくりゆっくり考えて、
また記事を書いていきたいなぁと思っています。

私はどう生きていきたいのか。
どんなにんげんになりたいのか。
結婚とは?夫婦とは?名前とは?夫婦別姓とは?
夢とは?子どもとは?男女とは?生死とは?
このブログで何を伝えたいのか。

色々な問題疑問があって、
一生かかってもすべての結論が出るかどうかはわからないですが、それでも考えていきたいです。

今年からは「いま、ここ」をもっと大切に生きたいです。
そして、自分の心にウソをつかず、
周囲の大切な人たちやいろんな出逢いに感謝し、
さらに大切していきたいなぁと思っています。

 一生感動
 一生青春
 一生不悟

本当に、相田みつをの言葉はいい言葉です。
今年も自分なりの答えを一つ一つ見つけながら、自分らしく生きられる道を見つけて、
一歩一歩、歩んでいき、自分の中のたくさんの夢をひとつずつ叶えていきたいと思います。

そんなわけで、今年もどうぞよろしくお願い致します