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★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

西川司さんは発達障害のアスペルガー症候群だった

2017年12月20日 | ★育児
アスペルガーの自分を丸ごと受け入れた先生との出会い(-日経DUAL-2017.09.05)


パピーいしがみさんがおすすめしている本で
自叙伝の「向日葵のかっちゃん」を書いた西川司さんは、
実はアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)だったそうです。

なんと。

ケンと同じではないですか!?

この記事の最後にこんなことが書いてありました。


―― 自分の子どもに発達障害が見つかったり、その疑いがあるということで悩んでいたりする親御さんたちに、アドバイスをいただけますか?

西川:
自分の子どもなのだから、腹をくくらないと駄目ですよ。その子のいいところを見て、それを伸ばす環境をつくってあげる。
あとはハラハラドキドキなんだけど、腹をくくって見守るということしかないだろう、と僕は思います。下手に“転ばぬ先のつえ”を差し出そうとすると、それは子どもには重荷になってしまう。講演会をやっていると、自分の子どもに発達障害が見つかって、がくっとなっている親御さんがたくさんいらっしゃるけど、僕は彼らに、“でも、子どもはかわいいでしょう?”と聞くんですよ。かわいいなら、ただかわいがってあげればいい。

親に色々してもらうと、それは子どもを逆に苦しめてしまいます。そういう子は気持ちをうまく言葉にすることができませんから。そうじゃなくて、ただかわいがって、いいところを褒めて見守ってあげてください。そうすれば、その子はそれだけで幸せなんです。僕はそう思います。



パピーいしがみさんが、テキストやメルマガでいつも言ってくれていることですね。
そう。私はちょっと転ばぬ先の杖を差し出してしまっていたなって思いました。

宿題のことで色々言いすぎたり、強制したり、脅したりしていました。
これじゃ、ダメですよね…。

でも、ケンは自分でLDディスレクシアセンターに行くことを決めて、毎日続けています。自分自身で必要な事だって、ちゃんとわかっているみたいです。確かにLDセンターのトレーニングのおかげで、だいぶ読み書きができるようになっているから、毎日続けるのは大変だけど、その成果を実感しているんだと思います。私は続かない方なので、エライな~って思います。

たくさんの習い事も私が見つけてきたけど、やるか、やらないかは子どもたちが決めています。そして、忙しいから何かやめないかと聞いても、楽しいからやめたくないみたいです。

たくさんの習い事をしているけど、イヤイヤやっているわけではない。
どれもやりたくてやっている。それでいいのかなって。

学校の宿題をやらせるようにしていたけど、
本人に任せることにしました。

ケンに
「おれのこと、信用できないの?」
って言われてしまったからです。

確かに、そうだなって。
それに、私は宿題をしなかったではないか。
そして、今の学校の宿題の出し方に疑問をいだいているのに
やらせようと頑張るのは筋違いじゃないのかな?

だから、もう、宿題は本人の意思に任せることにしました。
困って助けを求めてきたらアドバイスはするけどね。

「認める、褒める、包む」

できるようにしていきたいです。
少しずつ。

ケン:認める、褒める、包むができているS先生

2017年12月18日 | ★育児
ケンの担任の女性教師S先生。
新卒でケンが通う小学校の教師になりました。

ケンが2年生の時に着任。
その当時が23歳だから、あれから2年。
今、25歳だと思います。

その若手教師、S先生はとてもすごいんです。

生まれながらにして
「認める、褒める、包む」ができていると感じています。
きっとご両親がS先生をそう育てたのだろうと思います。

個別面談ではケンの宿題のことで相談しました。
とにかく暴れます。でも、やらなきゃいけないからやっていくの繰り返しです。
どうしたら、すんなり取りかかってくれるのかがわかりません。

コウが宿題を始めると、
自分の宿題はそっちのけでコウの邪魔をします。
コウに怒られても、私が怒っても、やめません。

どうすればいいのか、毎日わからなくて
対応に困っています。

すると、S先生はケンに宿題のことを聞いてくれて
電話で連絡してくれました。

「ケンくんに宿題のことを聞いてみたんですよ。そしたら、正直にやりたくないと答えてくれました。宿題の内容が難しいの?と聞くと、そうだと答えてくれました。けど、やらなくちゃいけないと思うからやっているとも言っていました。やりたくないのにやってくるんだから、えらいねと言いました。個人面談で、別の教材でやって来てもいいですよと言いましたが
 私の方でB4のプリントを3枚ケンくんにお渡したので、1日1枚、ケンくんができたらやってきてください。もし、できなくても先生に「できなかった」と言ってくれれば、学習係の人に先生から言ってあげるから大丈夫だよ、と伝えましたから。」

と報告してくれました。
そして、ケンのいいところをたくさん伝えてくれました。

「ケンくんは、理科の実験をとても張り切ってやっていました。ケンくんは、理科の実験の時、グループみんなでできるようにしてくれているのがいいですね。私が図書館で借りてきて、教室に置いている本をケンくんが一番たくさん読んでくれているのでとても嬉しいんですよ。」

その言葉一つ一つが、お世辞で言っているのではなく
自然とケンの良いところを探し
伝えてくれているのがわかりました。


ケンは、ステキな先生に恵まれて、本当に幸せだね。
そして、私もね☆

クリスマス(ケン作詩)

2017年12月11日 | ★育児
クリスマス

イルミネーションがかがやいている

星みたいにかがやいている

いろんな色にかがやいている

雪みたいなわたがツリーについている

イチゴのように赤いリボンがついている

まつぼっくりもついている

かざりがたくさんついている

街の店もかざられている

いろんなケーキが売っている

サンタクロースにプレゼントをもらえる

うれしい気持ちになる

そんなクリスマスがとても楽しみだ

色々ありました

2017年12月06日 | ★育児
個別面談その後。

めちゃくちゃ色々ありました。ここに書きれないくらいあります。めっちゃ長くなるので、ご容赦ください。

担任のS先生が伝えてくれたのか、面談の次の日の夜にK教頭先生から、嫌な思いをさせてしまい、申し訳ありませんと電話がかかってきました。いつでも私の方にも相談してくださいと言ってくれました。そして、ケンをH先生ではなくI先生の学級に変更することを考えていると言っていました。校長先生も心配していますと言ってくれました。

私はその電話をもらう前に、市内のスクールサポートセンターに12月5日に相談予約をしました。
学校内だけだと、ちゃんと対応してもらえないかもしれない。外部の機関に話を聞いてもらった方がいいかもしれないと考えたからです。


12月1日(金) 小学校持久走大会
朝から少し雨が小降りで寒い中でしたが、開催されました。
おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に私は自宅から小学校まで15分ほど歩き、ケンとコウを応援しました。

コウは、1,2年生で22位(学年で14位)
ケンは、3,4年生で18位(学年で9位)でした。

ケンもコウも去年よりも走り方がとてもよくなっていました。
特にケンが早かった。最後スタミナ不足で、ラストスパートをかけた友達に負けてしまいましたが、最後までよく頑張りました。

金曜日なので、夕方はギターのレッスンです。
土曜日は、年一回のギターの発表会です。
レッスンをしていると、見慣れない携帯電話番号からの着信がありました。
出てみるとなんとH先生!

話をしたいのでこれから自宅に伺っていいかという連絡でした。H先生も何か言いたいことがあるんだなと思ったので、7時前くらいには自宅に帰るので、その頃に来てくださいと伝えました。

自宅に帰ると、H先生がすでにいました。
H先生と色々話しました。

朝までは、謝る気なんて全然なかったんだそうです。でも、幼稚園のS主任先生に、持久走大会の係をしているときに呼び止められ、私が泣きながら相談に来たことを聞いたそうです。その時は係りの仕事をしていたので、別の時間に詳しくS先生から聞いたそうです。話を聞いて、自分の言い方が悪く、言葉足らずだったと感じて、申し訳ないと感じたそうです。それで、担任のS先生に自宅に謝りに行きたいけどいいかと許可をもらってきたそうです。

H先生が、私の話を聞けなかったのは、ケンがあまりにも学校ではちゃんと勉強していて、筆算もできていたから、何をそんなにお母さんは心配しているのだろう、こんなにできるのにと思ってしまい、私の話が入ってこなかったと言っていました。まさか、学校と自宅でそんなにも違うとは思わなかったそうです。ケンが自分ではなく、別の先生のところに行くことを選んでもらっても構わないよと言ってくれました。今回のことで、おかげで視野が広くなったので、感謝している、勉強になったと言ってくれました。
年上の先生を捕まえてなんですが、自分の非をきちんと認めて謝罪に来て、さらにそのことで学べたことに感謝していると思うなんて素晴らしい人だなと思いました。
先生は簡単な気持ちで引き受けてしまったことの罰だったんだなと思ったと言いました。私はそれは違うと思うと伝えました。私は先生に、特別支援学級に入る前に研修を受けなかったのかを聞きました。講師という契約だから、受けなかったと言っていました。発達障害や学習障害のことを全く知らなかったら、私の話が入らないのも無理はないと思いました。私は教育委員会や文部科学省に要望書を出して変えてもらえるようにすると先生に伝えました。

先生も、生徒もしなくていい苦労をしないように、私はこの日本を良い方に変えたいのだからと。
こうして、H先生と和解することができました。

教頭先生がケンにH先生のクラスに戻るかどうか聞いたところ、I先生の方がいいとケンは選び、再びスマイルのケンちゃんになることになりました。

H先生に次の日にあるギター発表会にケンが出るのでよかったら来ませんかとお誘いしたら、それじゃあ、話題作りのために行きますと言ってくれました。


12月2日(土) ギター発表会
H先生が第1部の最初から最後まで聞いて行ってくれました。
ケンの独奏を聞いてくれました。


12月5日(火)
13時 市教育委員会スクールサポートセンターに相談

夫がちょうど休みなのもあり、二人で行きました。夫にもちゃんとケンの学習障害に向き合ってほしいと思っていたので、来てくれてよかったです。
相談に乗ってくれたのは、ケンが1年生の時にことばの教室でお世話になったS先生でした。S先生はケンのことを大きくなったでしょうね~懐かしがっていました。
今までのこと、宿題で困っていることなどを相談しました。もう10歳という年齢もあって、自分でどこまでやるか、いつやるかを決めさせてやらせるといいのではないかと言っていました。担任のS先生が宿題をだいぶ軽くしてくれたのですが、できないからとまったくやらないのもよくないような気がすると私が言うと、
「大人になった時にどうしても書くことがあるから、少しでもできるように書く練習をしておいた方がいいと思うよ。」
って伝えてみたらどうですかと言われました。
中学生までは義務教育なので、特別支援教育ができますが、高校はマチマチなので早めに進路を考えてあげると良いのではないかと言われました。
それから、小学校から中学校への引継ぎはどのようにいつくらいからするといいかを聞きました。3月くらいに一度して、それから、4月になって先生が決まってからするといいとアドバイスを受けました。また聞きだとうまく伝わらないこともあるのでと。S先生は親身に聞いてくれました。

17時30分 小学校会議室で相談
K教頭先生に相談できないかとアポイントを取り、この日時になりました。H先生とは無事に和解できたので、もう大丈夫になったのですが、これからのことがあるので、他の関係する先生方を教頭先生が集めてくれました。

K教頭先生
スマイル学級のI先生
特別コーディネーターのT先生
4年担任のS先生

そして、
私と夫の6人で、話しました。

T先生とS先生が遅れてくるので、I先生と教頭先生と雑談をしました。
I先生はケンくんはとても真面目ですね。集中して取り組んでいますよと教えてくれました。

しばらくして、T先生とS先生が来たので話し合いを始めることになりました。
まず、スクールサポートセンターのS先生が言っていたことを伝えました。私が作ったケンくんサポートブックに入っている色々な資料を過去から時系列で説明したことを伝えました。3年生の時にとったWISC-IV(ウィスク・フォー)の数値をみて、T先生が言いました。

全検査IQ 92
言語理解指数 117
知覚推理指標 89
ワーキングメモリー指標 76
処理速度指標 83

WISC-IVは100が平均値と見ます。

「一番高い言語理解指数と一番低いワーキングメモリーの差が約40もあるのは、かなり苦しいと思いますよ。言葉の理解がこれだけよくて、言っていることがすべてわかっているのに、うまくできないことばかりでもどかしく感じていると思います。」
と、今、まさにケンが苦しんでいる状況を言い当ててくれました。T先生はケンのことを直接指導はしたことがないのに、検査結果をみただけで、わかるんだから、よく知っているんだな~と思いました。するとI先生が
「そうですね。言語理解はとても優れていますね。“炒る”って言葉をコーヒー豆を例にして説明してくれましたから。私もよくそんな難しい言葉を理解しているな~って思ったんですよ。」
そう言ってくれました。
T先生とI先生は正職員さんなので、よくわかっていると思いました。

ワーキングメモリーが弱いので、覚えてもすぐ忘れてしまうでしょうから、少しずつ覚えられるようにしていきたいと言ってくださいました。言語理解が高いので、意味のある言葉なら覚えやすいそうですよと私は伝えました。

それから、漢字テストは、T先生が提案してくれた読みが多いものでお願いしました。
音読が苦手で、今は聞き読をしているといいました。

ケンが使っている音声付き教科書の案内は
こちら
 ↓
★音声付き教科書

自分で字を読んでいると、読むことで精一杯で内容が頭に入らないと言っていたと伝えました。すると、国語や算数のテストの文章問題は、読み上げてもいいとI先生が言ってくれました。

読み上げることを了承してくださるなんて
そんなことできないと言われるかと思ったら、先生の方から言ってくれました。
ただ、本人に確認しないとわからないので、それは先生からケンに聞いてくれるそうです。

私は、ケンが今、テストで100点を取るとか、カリキュラムをこなすかと言うことではなく、大人になった時にどういう力が必要かということを考えて、できることを少しずつ増やしていってほしいと伝えました。先生方は、わかりましたと理解してくれました。

ケンの小学校の先生方は、本当になんて素晴らしい先生ばかりなんだろう。
ケンも私も幸せ者だね。
感謝しています。ありがとうございます

ケン・コウ:個別面談

2017年11月27日 | ★育児
今日は小学校で個別面談の日でした。

コウは案の定、特に気になることはそんなにありませんでした。友達関係も良好。しいていえば、授業中に別世界に意識が飛びやすいそうです(笑)私もそうだったから、それはまぁ、いいかな。

問題はケンの方。通級指導教室の先生の言葉にものすごくモヤモヤして、腹立たしいやら、悔しいやらで、ぐちゃぐちゃな気持ちになり、小学校の駐車場の車の中で声を出して泣きました…。

昨日、ケンがまた宿題で大暴れしました。この世の終わりのように感じました。もう児童養護施設に預けないとダメかもしれないとまで思い詰めました。
一緒に家にいるとケンに私がさらに危害を加えてしまいそうだったので、イオンの駐車場まで車を走らせて泣きました。

辛くて、辛くて、解決の出口が全く見えなくて。

ありとあらゆる方法を探して、どうしたらケンのためになるか、それだけを探して毎日考えているのに。

通級のH先生の言葉は、その想いを踏みにじるような言葉でした。

「ケンくんは、教えても教えても、筆算の桁が揃わないんだ。すぐに忘れてしまうんだ。
お母さんが色々やらせ過ぎなんじゃないのか?本人も甘えているんじゃないのか?」

私は桁が揃わないのはディスレクシアのせいだと思うと言いました。

でも、先生は違うといい放つ。前はできていたのにできなくなった、と。

私だってそんなことわからない。なんで忘れてしまうのか。どうしたらできるようになるのか。

毎日毎日考えている。どうしたら、ケンが勉強しやすくなるのか。H先生よりも私は特別支援のことも、発達障害のことも勉強したと思う。それなのに、初めからできないのはケンのせいだと決めつけているようなことを言って、物凄く悔しくて、腹が立った。

私は先生に食って掛かった。でも、先生は理解しようとはしない。

障害のせいだから、このままでいいというのか?それならそれでいいけど、通級指導をやめてもらっていいとも言った。

そんなことは言っていない。私はケンのわかるやり方に合わせてあげればできると思うと言うと、
他に二人もいるからケンのためだけに何でもやってあげることはできないと言いました。

先生が協力してくれないなら、これ以上私にどうしろというんだと思いました。

それじゃ、そもそも何のための少人数の通級指導教室なんですか?!


私は小学校の裏にある幼稚園でお世話になった主任の先生に、泣きながら話を聞いてもらいました。

主任の先生は親身に話を聞いてくれました。

聞いてもらったおかげで、落ち着きを取り戻すことができました。

私は帰りに担任のS先生にもう一度会って、H先生に言われた言葉が悔しくて、腹が立ったことを伝えました。
S先生は、特別支援コーディネーターの先生に聞いてくれると言ってくれました。

ケンにH先生のことを聞いてみました。やはりやり方に不満があるようです。ほかの二人にかかりきりになって、満足に教えてくれなくて
「なんでできないんだ。」
と繰り返し言われているようです。
「そんなこと俺が聞きたいよ」
ってツッコミ入れたいでしょ?と聞くと、そうだと言っていました。

これでわかった。

宿題になると俺はできないんだとケンが暴れる原因。
先生が否定し続けるからだ。
ケンは優しいからだまって文句も言わずに「なんでできないんだ」の言葉を聞き流しているみたいだけど、本当は辛いんだよね…。

ケンだって好き好んでできないわけじゃないのに。
本当は勉強ができるようになりたいのに。うまく読み書きできないことがもどかしいんだよね。

来年度の通級指導はH先生じゃない方がいいとケンは言った。

私が育児で一番苦しむ理由

2017年11月10日 | ★育児
昨日、またまた、怒ってしまった。



最近、ものすごくエスカレートしている。
全然ダメな私。
自分でも、病的だと感じる。
もう精神科に行くレベルだろうか。



私を苦しめているものは何?

ちゃんと育てないといけない、という責任感
 ↑
育児プレッシャー


これだな。

そもそも、子どもにどうなって欲しいんだっけ?


「自分の力で幸せになって欲しい」


それじゃ、怒鳴り散らして
暴言を吐かれるのは子どもにとって幸せ?

虐待だよね、これ…。

ちょっとくらい早く寝ないからって
死んじゃうの?

ちょっとくらい勉強しないからって
すぐ困ることなの?

学校に遅刻したら、この世の終わりなの?





それってさ、別にどうってことなくない?




だって、子どもは生きているだけでいいのにね。




私だって、早く寝なかった。

宿題やらなかった。

遅刻どころか、登校拒否して、ボイコットしたよね。

でも、こうやって、
今、お母さんをして、仕事しているよね。

なんとかなってるでしょう?



何が私を苦しめているかって
私が私自身を苦しめているんだよね。



「ちゃんとしなきゃ」
「ちゃんと育てなきゃ」



その強すぎる想いが私と子どもを苦しめるなら
すっぱり捨ててしまってもいいんじゃない?


ダラダラしててもいいよね。

ちゃんとできなくてもいいよね。

私も、子どもも。



だって大切なのは生きていればいいんだもの。

生きていれば、なんとかなるもの。

どうせいつか必ず死ぬんだもの。


今すぐできなくたって
自分を信じる力(自信)さえあれば
いつかできるようになる。

だから、いいんじゃない?

親子でいられるのは今だけだし
もっとラクで、楽しく暮らせるように
考え方や、やり方を一緒に工夫したらどうかな?

私のルールが私を苦しめるのなら
そんなルール、捨ててしまえば良いんじゃない?


「ちゃんと、ちゃんと、ちゃんと…」


そんなの捨てちゃおうよ。

そしたらさ、楽しくなるかもよ。



どうしたら家族が楽しく生活できますか?



生きるのがつらいと思っていた私が変われた7つの考え方
https://kanawell.com/change-lifestyle/painful-to-live/


アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017

2017年10月21日 | ★育児
日本財団の2階の会議室で、アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017第1日目が開催されました。

ケンがお世話になっているLDディスレクシアセンター理事長の宇野彰先生が参加するという、NPO法人エッジのお知らせを見て、ぜひお話を聴きたいと思い、2日間参加することにしました。

明日は衆議院議員選挙なので、期日前投票をしてきました。

行きの電車では、ケンが通級教室で2年間教わったS先生とバッタリ会いました。
S先生はウィスクの講座が当たったらしく、やはり2日間学びに行くところだと言っていました。
相変わらず、勉強熱心だなぁととても感心しました。S先生がずっといてくれたらなぁと残念に思いました。
でも、同じ市内の小学校なので会いにいくこともできるので、たまに行こうかなと思っています。


フェスティバルでは、アジアのディスレクシア支援に関わっている方々の講演を聴きました。

ブータン、マレーシア、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、香港の方々が参加していました。

同時通訳のレシーバーを借りて、英語でのお話は、レシーバーで聴きました。

宇野彰先生
NPO法人エッジ会長:藤堂栄子さん
ディスレクシア当事者:藤堂高直さん
認定NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所:小野村哲さん

宇野先生のLDセンターの教え子のディスレクシア当事者の方
小学校で特別支援専門員をされている方
LD親の会をされている方
高校生のディスレクシアの方を支援している方
NPO法人エッジのスタッフをされている方

たくさんの方の貴重なお話を聴けました。

宇野先生も、私が最後まで聴いていたので、とても喜んでくださいました。

私が今できることは、ケンの学校に掛け合うことしかできないけれど、それが市内全体、茨城県全体、そしていずれ日本全国に広がって、
日本のどこにいっても、発達性ディスレクシアの子どもたちが同じ支援や合理的配慮が当たり前のように受けられるようにしたいと感じました。

それには、
保護者
先生
政策決定者
が一丸となる必要があります。
日本のディスレクシア支援はこれからです!

いつか政策を動かせる人になれたらいいな~と思っちゃいました。
やりたいことがでっかいな~(^_^;)

まだまだ経験値を積むために修行しないとね。

疎外感から感じたこと

2017年10月15日 | ★育児
サークルのママ友達と話をしていて、疎外感を感じた。

二人は中等教育学校の話をしていた。ママ友の一人はその学校に入れるつもりで一人息子を学習塾に通わせているという。
もう一人のママ友も一人息子の本人に選ばせて、本人が行きたがれば、できれば行かせたいと言っていた。

私は二人に合わせて話をしていたけど、ケンはその学校に行けないのは目に見えた。
比べても仕方がないのはわかる。ケンが悪いわけではない。だけど、突きつけられる現実。
長い付き合いのママ友がとても遠い存在に感じられて、住む世界が違う人に思えた。

発達性ディスレクシアのケンは、中等教育学校には入れないだろう。そもそも本人は行く気はないみたいだけど。地元の中学校に進むと言っている。でも、高校も、普通高校に進学できるかも今の段階ではわからない。

そんな先行きの不安と苦労と無縁な二人のママ友の話を聞いていて、正直うらやましかった…。

「同じ学校に行けたらいいね~♪」という話はできないから、なんだか悲しくもあった。

そんな気持ちで、地元のショッピングモールに行くと、同じ小学校のケンの同級生のママ2人と、同じ地区の子ども会のママに会った。いつもは知っている人にほとんど会うことはないのに、神様がまるで、会わせてくれたみたいだった。
「ほら、あなたには地域の仲間がいるでしょ」
と言っているみたいに。

サークルの二人の息子たちにはなくて、ケンにあるいいところは何だろう?

ケンはリーダーの素質があると親バカながら思う。
二人のママ友が息子を行かせようとしている学校が目指す、リーダーシップを取れる人に、ケンはすでになっている気がする。

責任感があるし、理不尽なことをする強いものに立ち向かい、弱いものを助ける勇気がある。
困難に負けないで乗り越える力もあると思う。
読み書き障害で学ぶ困難があって大変でも、頑張って学校に毎日通って学び続けるケン。
初めて出会った友達に優しく接する。
弟のコウとは本気でケンカするけど、常に気にかけている。
ケンは、本当の強さや優しさを持つ人に育っているんじゃないかな~って思う。

ケンは弟がいるから、一人っ子の彼らよりは、やっぱりお兄ちゃんらしいなって感じる。そこは兄弟のいる長子の特徴が出ていると思う。

これだけ人として良いところがあるんだから、中等教育学校にいけなくったって、別にいいよね♪
勉強ができることより、コミュニケーションが取れて、人として素晴らしければそれが一番だから。

今はちょうど入れ替わりの時期なのかもしれない。
古いママ友たちと波長が違ってきているのかもしれない。なんだか居心地が悪いんだよね。
私も時代と共に新しいステージに踏み出す時なのかもしれない。

世界で最も過酷な仕事 (字幕付き)

2017年10月05日 | ★育児
ケンの育児が毎日たまらなく辛くて、
「子育てやめたい」で検索したら、こんな記事を見つけた。

【体験談】子育てがしんどくて地獄のような毎日に「もうやめたい」子育てのしんどい時期はいつまで続く?


そこにあったこの動画…


世界で最も過酷な仕事 (字幕付き)


なんだか泣けました。

自分を褒めたくなりました。
私はよくやってるなって。

そうだよ。
私は本当にすごい仕事をしているんだね。


■基本的に週7日、24時間、365日休みなし

■ほぼ全ての時間、立ったまま作業

■給料は0円

■しかも非常に責任が重く、交渉力や交際力が求められる


休憩時間なんてない。
いつもどうしたらベストなのか、考えてる。

政治家なんかよりもすごいスーパーマンだと思います。

偉そうに物言わないでほしい。自民党。
世界で最も過酷なこの仕事をこなしてから
言ってほしいもんだね。












「お母さん」







自分のことをもっと誇らしく思っていいんだよ。
お母さんって本当にスゴイよね!

NHK発達障害プロジェクト意見投稿

2017年10月04日 | ★育児
NHKの発達障害プロジェクトに下記の意見を投稿してみました。

-------

発達障害プロジェクト」を興味深く拝見させていただいています。

私の息子は、自閉症スペクトラム障害と発達性読み書き障害があります。
発達性読み書き障害のためのトレーニングを受けるためにNPO法人LD・Dyslexiaセンター(市川市)に通っています。

その「発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)」関連で最近発売された本があります。

「うちの子は字が書けない~発達性読み書き障害の息子がいます」
著:千葉リョウコ/監修:宇野彰(筑波大学教授、NPO法人「LD・Dyslexiaセンター」理事長)
http://www.webasta.jp/serial/uchinokohajigakakenai/

今年の3月からWeb連載をし、アクセス数が好調だったため、7月7日に書籍になってポプラ社から発売されました。

発達性読み書き障害は40人学級中3人くらいいるという出現頻度が高い障害だと宇野彰先生はマンガの中で言っています。
ですが認知度が低いために、障害がある子は普通の子どもたちのやり方を強要されて、とても苦しい思いをしています。私の息子もしかりです。
しかし、やり方を合わせてあげることで学習ができるようになります。

そんな出現頻度が高いのに知られていないこの障害を多くの方々に知ってもらいたい、無駄に苦しい思いをすることなく、学習できるようになる子を増やしてあげたいので、どうかNHKで特集を組んでいただきたいと思います。

たくさんの方々に知ってもらうことで、いづれは国にもっと予算を付けてもらい、全国どこでもLD・Dyslexiaセンターのようなトレーニングを当たり前のように受けることができるようになり、どこの学校でも合理的配慮をすることが当たり前になってほしいと願っています。
ぜひよろしくお願い致します。