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YOUTH

青春とは人生のある期間ではなく 心の持ちかたを言う
by Samuel Ullman

増田明美著 カゼヲキル 2 激走

2008年05月20日 | 
「1助走」が出てからずいぶん時間がたちましたね。

美岬の天性のバネを活かした走りを惜しむ沢森監督は、地元の高校ではなく長倉高校への進学を勧める。この勧めに従ったのは、テレビで放映された駅伝を笑顔で突っ走るトップランナーの姿を見たから。

高校から親元を離れた寮生活。実は私もそうだったのですが、それは田舎の高校で通学に2時間もかかるため。美岬の場合は3時間。親元を離れて自由が得られるのと同時に、日常生活の不自由さが出てきて一時はホームシックになるものです。

それにしても1年先輩の青山恭子はものすごい精神力の持ち主。左膝下を4センチも切って縫合した翌日3000メートルで優勝するのですから! 
これはやり過ぎでしょ?

ケニアからの留学生問題、中学生も一緒に走る都道府県対抗女子駅伝 など、随所に専門家としての情報が組み込まれている。

第3弾は7月刊行と言うことなので楽しみにしたい。


増田明美著
カゼヲキル2激走
講談社 ISBN978-4-06-214516-9
1,365円


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