
高橋一家のお話
専業主婦の史子は、家庭を顧みない夫、少しぼけたかもしれない義母澄代、最近は口を利かない中学生の娘梓美、ぜんそくに苦しむ小4の息子智也を抱えて毎日苦労している。
お話は夫晃一が転勤とともに田舎の築140年の一軒家をすみかと決めたところから始まる。
夫の会社でのやむを得ないお付き合いも、断ってみると意外にうまくいく というのは、実際にそうだと納得してしまうところだ。
娘の心情は、なるほどそうであろう と思うところが随所に見られる。気が利く娘は意外なほど自分自信を曲解しているのかもしれないと感じた。転校に伴い届いたメールは現実にありそうで怖い話だ。
結局、自分が大層だと思っている人間関係も、難しく考えすぎだよ というメッセージを感じる。
本当にほのぼのとした一冊でした。
土浦市内では入手がかなわず、Amazonで購入と相成りました。
萩原浩著
愛しの座敷わらし
朝日新聞出版 ISBN978-4-02-250424-1
1,890円
専業主婦の史子は、家庭を顧みない夫、少しぼけたかもしれない義母澄代、最近は口を利かない中学生の娘梓美、ぜんそくに苦しむ小4の息子智也を抱えて毎日苦労している。
お話は夫晃一が転勤とともに田舎の築140年の一軒家をすみかと決めたところから始まる。
夫の会社でのやむを得ないお付き合いも、断ってみると意外にうまくいく というのは、実際にそうだと納得してしまうところだ。
娘の心情は、なるほどそうであろう と思うところが随所に見られる。気が利く娘は意外なほど自分自信を曲解しているのかもしれないと感じた。転校に伴い届いたメールは現実にありそうで怖い話だ。
結局、自分が大層だと思っている人間関係も、難しく考えすぎだよ というメッセージを感じる。
本当にほのぼのとした一冊でした。
土浦市内では入手がかなわず、Amazonで購入と相成りました。
萩原浩著
愛しの座敷わらし
朝日新聞出版 ISBN978-4-02-250424-1
1,890円
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