南部吟遊詩人の写真館

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ダムの内部

2015年05月13日 03時14分36秒 | その他盛岡市内の観光名所案内

四月末に「四十四田ダムさくらまつり」が開催されます。
出店や神楽のステージショーなどやっているのですが、


メインは、やっぱ何といっても、



「ダム見学」



ダムの中なんてめったに見られませんからね。



しかも、先着三十名のみの限定ツアーです。ええ、並びましたよ。先頭にね。



ここから入るわけです。



続けて入ります。



まず、下に降ります。





むき出しのコンクリートにパイプ。それにひんやりする室内。まさに「地下通路」って感じがしますな。





実際、こんなところを歩いているわけです。



水が来たら、溺れちゃいますよね…。





水といえば、さっきから、ずっと通路のそばに排水路があるんです。







ダムの中の水漏れを管理している漏水の排水溝なんだそうです。
どうしてもダムの中は完全密閉というわけにはいかないらしく、ある程度の水漏れはするそうなんです。
それを定期的に継続して排水し、また、異変がないように、水量を常に確認しているそうです。
壊れたら大変ですしね。


そんな説明を職員の方から受けて、ツアーは進みます。






建設当時の写真。

犠牲者が出なかったのは何よりです。



看板が、よく見えませんが、ダムも水の重みでたわむそうです。
こんな巨大なコンクリートの建造物もゆがむんですね…。
なんてこった…。








それにしても、中は本当にひんやりしているんですよ。この日は暑かったからよかったですけどね。









ようやく地上に出てきて、次は発電所内での見学です。


今は発電所は無人で、すべて遠隔管理されているそうです。ハイテクですね~~。


ダムの構造はこんな感じだそうです。



これがタービンです。高速回転しています。





水車です。



めちゃくちゃに頑丈らしいです。


でも、たまに流れてくる石で削られるらしいです。


このクレーンは十数年に一度メンテナンスのときに発電機や水車を引き上げて、釣り上げるらしいです。

その時の写真だそうです。

発電所内は高さがあります。そこを進んでいきます。




上から見たタービンも間近で見れます。


工具類です。ごっついです。展示じゃなくて現役のようです。


発電機です。高速で回っています。この四十四田ダムの発電機で、約2万世帯の電気を作っているらしいです。




めったに見られないダムの中身のツアーは大満足でした。

ちなみに、今回行ってきたダムの中身です。


【撮影日:2015/4/29】

ちなみに、桜のころはこんなんです。
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