南部吟遊詩人の写真館

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岩手県公会堂からお伝えします。(後編)

2009年07月20日 22時57分07秒 | その他盛岡市内の観光名所案内
さて、前回の続きです。
岩手公会堂の中央塔の中身はどうなっているのか?

結論からいえば、こうなっております。(結論早っ!!)

階段です。要は展望台なので、櫓(やぐら)みたいになっています。

「立ち入り禁止」の先に行くと…(もちろん、撮影の許可を取って案内してもらっています。特別です。)

こんな感じの所に出ます。

昔は何かが置かれていたのでしょう。大きな箪笥が両側にある踊り場(いや3階かな?)に出ます。
こちらは右のタンス。

で、こっちは左のタンス。

耐震補強なのかつっかえ棒がしてあります。(謎)

で、この壁の裏にある階段を上っていきますと…、

こんな感じの階段になるのですよ。階段が急で、手すりも低いため、安全が確保できないという理由で「立入禁止」になっているそうです。自分も撮影しながら、落ちないように気をつけました。もっとも、当時の建築がしっかりしているおかげで、コンクリート(セメント?)自体には目立ったひびも全くなし。かなり頑丈に作られています。実に躯体のしっかりした建物です。

板の床が出てきました。古いです。ホコリ積もっています。

そっけない感じの窓と壁と天井と電球。

そして壁には心ない落書き。勝手に侵入してくる阿保はどこにでもいるのですな…実に品位がない。落書きで「SEX」と書きたがるのは全国の中学生共通の病気なのでしょうか?

頂上に着きました。登って左手にはなぜか謎のソファーがあります。

南側を望むと、こんな景色です。

南側に視線を落とします。森の向こうには盛岡城です。

西側には県庁があります。県庁をこの角度から見れるのはこの公会堂の屋上からだけでしょう。

東側には合同庁舎と市役所が見えます。さんさ踊りがもうすぐですね。(8月1~4日)ここからさんさ踊りを見たら、さぞかしいい気分でしょうなあ…。(そんなこと書くと、本当に侵入する人が出るかもしれない…。おっかないなあ…

以上、岩手県公会堂からお伝えしました。

実に歴史的に立派な建物です。岩手県はこれを当時の様子そのままにして完全再現してほしい!!
球戯室や浴室も復活させて議場や傍聴席、当時のレストランもそのままに再現してほしいなあ…。(ノスタルジーマニアからの意見。)


↓↓↓そんなわけで、公会堂の位置はこちら。係員の方にお願いすれば、展望台見られるかも!?(安全には本当に注意してください!!)





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