BLOG TOSHIBOUZ

大阪発全国向け。世の中を俺なりに分析させていただきます。同感するも良し反論するも良し。

アップルの勝訴にふと思い出す

2012-08-30 17:39:48 | コラム・批評
TOSHIBOUZ的にはオリンピックが終わったらテニスの全米オープンが始まってまして、またもや寝不足なんです。だからWOWOW入っちゃダメだって思ってたのに、案の定予想通りな展開。ども、オネムでしゅ~!


アップルvsサムソンのスマホ訴訟対決、大方の報道ではアップル側の全面的な勝訴な感じになってて、サムソンの株価が急落したり関連キャリアが揃ってプレスリリースしたりと結構話題になってますね。個人的にはもともとアップル(と言うかマックね)ユーザーだったし今でもアップルの商品コンセプトは優れているとも思うし、実際プロダクトデザインはちょっと他とは違う。アップルを見るとその昔流行った「INFOBAR」とか「どうなの?」て気もするw。

大方の報道では「アップルがサムソンに勝ったからスマホ業界は大変だ!」みたいな話なんだけど、俺が気になったのは訴訟の論点が極めてお互いアップル的&サムソン的だった事。つまりアップルはあくまで「プロダクトデザインの独自性」が主軸となった論調で、サムソンはどちらかというと「プロダクトファンクションの違い」を主軸とした論調。なにげに争点が違ってたのが面白いと思った。んで、自分が昔書いた記事をふと思い出した。

アップルの主張する「プロダクトデザインの独自性」の部分って、読めば「え~、こんな部分も知的財産の特許として入っちゃうんだ~」的な部分も多い。代表的なので言うと「プロダクトの角が丸みを帯びている」とか「アイコンがセンター配列になっている」とか「アイコンをスナップしたら勢いでちょっと行き過ぎて戻る」みたいな、みんなが「ああ、あれね!っつかあれってみんなそうなんじゃないの?」的な要素。言われてみれば以前のPDA端末とかWILLCOMの端末とかはそんなんじゃなかったかもしれないけど、正直「技術の塊みたいなスマホにおいてそこが争点なの?」みたいなとこ。

結果的にこの極めて「感覚的な部分の類似性」が「機能的な部分の独自性」を差し置いて「類似している」と認定された訳で、きっとお隣の韓国人には「理解できない」判決になった事は想像に難くないw。残念ながらここのところの韓国の色んな対応を見ている限りこの民族の文化民度を疑ってしまうところもあり、結果としての判決は気の毒だけど「まぁ納得はしないだろうなぁ、ククク(汗)」とちょっと溜飲が下がってしまう。そんな印象の「非常に民度を問われる判決」だと思った。で、ホントに5セントコインで賠償金払ったのかしらwww?

最新の画像もっと見る