Nasebanaru

アメリカで趣味と生活を綴る

白人至上主義

2017-09-19 17:22:41 | 気の向くまま
2017年の夏は今の所暑かったと感じたのは日本に一時帰国していた時だけでこっちに帰ってきた8月9月はどうも冷夏の様。

一ヶ月家主のいなくなった掩体壕は帰ってきてみると蟻の帝国に。屋外にある作業小屋は何かと手がかかりますね。薬を撒いたり床から全て浮かせたり。最近ラジコン関係の記事が少なくなったことの一因でもあります。

ラジコン記事が少なくなりそうな理由のもう一つがこの間書いた通り帰国の意思の為なんですが妻にはなんとかメイスターゼロだけはやって見たら、と言われております。

さていざ帰ろうか、と思うと色々と思うことあり。本帰国はまだ先ですがそれまでこの気の向くままカテゴリーに書くことが増えるかも。自分がその時何を感じていたかを残すって意味で。

最近日本のどの報道を見ても違和感を覚えるのが白人の白人による白人の為の黒人差別問題。日本では差別と言うと江戸時代の階級制度から単に「差別」と言う言葉を使いますがこっちに20年以上いて思うのが今アメリカにいる通常の義務教育を受けた白人は日本で報道されているような、人をただ単に肌の色で「差別」する事は滅多にありません。

「じゃあ何であんな暴動にまで発展するのか?」と言う疑問が湧きますが一番今の日本の人にわかりやすいのが、日本人の韓国に対する感情と似ている、と表現するのが一番近いかもしれません。すぐ隣にいるのにおい互い理解し合うのに非常に苦労する。と言うか理解しようとしたけどやっぱり分からない、と言えばいいのかな。



わたしが支持する人種間の融和に関する考え方は黒人俳優のモーガンフリーマンさんのそれです。ウィキからのコピペです。

フリーマンはアフリカ系アメリカ人のコミュニティーが主催する「黒人の歴史月間」に対して公式に、それらのイベントに参加しない姿勢をとっている。『黒人の歴史はアメリカ合衆国の歴史である』というのが彼の理由である[2]。彼の強い主張によれば『黒人差別を無くすには、その話をしないことだ』と語っており『アメリカに「白人の日」は無い』と述べている。CBS放送のドキュメンタリー番組に出演した際にはインタビュアー(白人)に対し「私はあなたを「白人」とは呼ばない。そして私はあなたにお願いする、私を「黒人」と呼ばないように、と」と述べた[2]。また、アクターズ・スタジオ・インタビューでは司会者が「映画『ディープ・インパクト』では黒人の大統領を演じました」と発言したのに対し、「私は黒人だ。黒人を演じているのではない」と返し、聴衆はその言葉に拍手を送った。



つまり「差別を」存在しないものとして扱う事、と言う事でしょう。これを初めて聞いた時はまさにこれだ!、と思いました。








今回死者まで出る暴動になったバージニア州シャーロッツビルにはどう言う縁か、私も1年ほど暮らしたことがあります。その時はホールフーズで寿司を販売する仕事をしていましたが従業員同士、お客さんも含めて黒人白人双方にお世話になりましたし白人至上主義むき出しの人にも出会いませんでした。出会っていれば私なんか黒人以下に見られているのですから当然攻撃されたことでしょう。

あのシャーロッツビルのリー将軍の銅像撤去を持ち出したのは黒人の議員だったそうです。もしモーガンフリーマン氏の理念に共感する人ならあの「議員さん」の提案は非常に残念なものに映ります。

そこに悪いことに現在の日韓関係でお馴染みの相手を全く理解できない機運が結構高い所まで来ていてあの事件です。

集会の一集団 「歴史を見ろ!お前が悪い!謝れ!」

集会の他の集団「十分謝っただろ。今でも色々と政府はマイノリティーを補助している。これ以上どうしろってんだ、どうして前を向かない!?」








シャーロッツビルでの出来事にトランプ大統領は「どちらも悪い」とコメントしました。あの人は好きではありませんがあのコメントには賛成です。


おまけ


その名もジャパニーズスタイルピーナッツ。

世界の他の人たちは日本をどう見ているのか、参考になりますな。ちなみに味の方は全く日本っぽくありませんでした。
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