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行茶(ぎょうちゃ)

先日の参禅会で、行茶を行いました。行茶とは、お茶会のようなものです。茶道のように抹茶を立てるのではなく、普通のお茶とお菓子をシンプルにいただくだけの作法です。本山などの修行道場では、節目の日や、特別な行事の日に行われますが、地方の道場では、毎日、顔合わせや打ち合わせを兼ねて行う寺院もあります。

日本でのお茶の起源は、禅宗に由来するので、このような飲み方が、古くから行われていたようです。作法はあくまでもシンプルで合理的。無駄な動きがないように洗練されています。いただくお茶の量も、自分の責任でいただき、無言で飲み干します。

原則としては、すべて無言で進行されます。楽しく歓談する和やかさも大切なことかと思いますが、食事にしてもお茶にしても、無言で集中するという作法に慣れてくると、静かな安らぎというか、他に気を使わなくて良い安心感というか、不思議な連帯感みたいなものを感じて落ち着くものです。茶道にしても華道にしても、○○道と付くものは、基本はこの静寂にあるように思います。前回の応量器と同じく、息子の友人の方々にお手伝いいただきました。
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コメント
 
 
 
様子がよく伝わってきます (某子)
2005-07-08 14:17:39
坐禅の後のホッとする?ひとときでしょうか。



私が参加している坐禅会では、12月の成道会のときに行います。行茶ひとつ取っても、やはり応量器の扱いと同じく、無駄な動きがないですよね。



何百年と連綿と続いている秘訣でしょうか。
 
 
 
行茶 (minomusi)
2005-07-09 08:05:15
3日の座禅会にわ参加できずざんねんでしたまたのきかいを楽しみにしています7.8日わ農協で湯西川温泉.吹割の滝方面の旅行に行っ敵増した
 
 
 
→minomusiさん (tera)
2005-07-10 08:01:48
湯西川ですか、いいですね。緑が綺麗だったことと思います。お疲れ様でした。



業務連絡!・・・上の駐車スペースに砕石敷きが進んでいます。11日には、仕事は無いかも知れません。



次回、参禅会はヨガですよ!
 
 
 
→某子さん (tera)
2005-07-10 08:10:31
坐禅のあとのお茶は緊張がとれてホッとしますね。



成道会のあとの行茶もいいですね。道場によっては、故事に因んでミルクティーを飲むところもあるようです。



簡単にできるということが、長続きする秘訣かも知れませんね。
 
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