当寺桃源郷にて撮影
コスモスがあちらこちらで咲いています。品種も各種あるようですが、かなり長い期間観賞できる花でもありますね。 コスモスに因んだ話をご紹介します。『いのちのことば』という本に出ていた話です。
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「コスモスは、そうやって見たんじゃだめ。
しゃがんで空と一緒に見なくちゃ・・・。」
当時私は小学校長でした。庭園の草取りをしていたら一人の一年生女児が、「先生、来て！コスモスがきれいよ」と私を呼びました。私はそばへ行って「本当だ。きれいだね」と言いました。するとその子が「コスモスはそうやって見たんじゃだめ。しゃがんで空と一緒に見なくちゃ・・・」と言いました。私は言われるままに腰を屈めて見上げました。なんとそこには、ピンクのコスモスが底しれぬ青空をバックに実に鮮やかに揺れていました。
あれから二十年、私は花を見る度にあの言葉を思い出して眺めています。見る位置によって全く違った世界が醸し出されるのです。
単にその物だけでなく、他の物に支えられてこそより輝きが増してくるのです。視線、更には心の持ち方次第で、その物がつまらなかったり輝きを増したりするんです。
私は「負うた子」に教わりました。
広島市東広島市
本谷正輝 75歳
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この言葉は、かなり私の中でも重要な言葉になっています。視点を変えること、どちらかというと自己チュウになりがちな毎日ですが、見る視点を変えて見てみると、気がつかなかった輝きが見えることがあります。(tera)
この言葉が出ていた本は、兵庫県但東町の教育委員会が発行した次の冊子です。
東井義雄賞『いのちのことば』第１回
～私を支えてくださったあの先生のあの一言～
連絡先 東井義雄記念館 兵庫県出石郡但東町出合150
電話 ０７９６－５４－１０２０
おすすめブログ
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視点を変えることで、ちがった世界が見えてくる。自分に固執していると、成長はありませんよね。反省するところです。
実はいま、宇宙のつながりということを考えていました。そこでブログを開いたら、コスモスのお話が・・・。コスモスは、同音で、「宇宙」を表現する言葉として使われます。ご縁の不思議に感謝です。いいお話をありがとうございました。
りょうさんもブログ始められたご様子。是非、アドレスお知らせください。斉藤兄も、ここを訪ねていただいていますし・・・。
私も宇宙とのつながり、よく考えます。実は、鞍馬寺も宇宙とのつながりが深いんです。
「尊天（そんてん）とは、『宇宙の大霊であり大光明、大活動体』であり、私たち人間をはじめ万物を生かし存在させてくださる宇宙生命・宇宙エネルギーであって、そのはたらきとは愛と光と力となって現れる・・・」
と、パンフレットに書いてあります。ちょっと毛色？の違ったお寺なんですよ。
お言葉に甘え、アドレスを添付させていただきました。
ブログって楽しいですね。誰かが読んでくれてると思うと頑張ろうって気になる。
バーチャルの「大衆の威神力」って感じですね（笑）
齋藤様のコメントは私も拝見させていただきました。開山忌の様子もとても興味深かったです。
某子さん、鞍馬寺の知識をありがとうございました。修験道の系統なんでしょうね。
最近ハッブルの撮った天体写真を眺めるんですが、なんとも言えない不思議な気持ちになりますよ。永遠を感じます。お勧めです。
へぇー、鞍馬寺には、そういう世界観があったのですね。何度も京都行きのときは、行って見たいと思っていたところです。
いつも、耳寄りな情報有難うございます。瑞岳院さんのことも有難うございます。
りょうさんのポリシーいかんなく発揮されてますね。
ぜひともブログの世界をお楽しみください。仲間が増えますよ。すでに、コメントすごいですね。人気ブログになりますよ。
宇宙・天体にひかれるのはわかります。小学校で理科教えていた時、自分がハマって、天体望遠鏡買ってしまいましたもの。