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野球、オリンピック出場へ

おめでとうございました。やりました。

久々に野球の面白さを見ました。一昨日の韓国戦。緊張の中にも、レベルの高い接戦は見応えがありました。

 作日の台湾戦、見事な集中力を発揮しての勝利だったと思います。甲子園の高校野球の究極版とでもいいましょうか、よりレベルの高い真剣勝負ですから見応えがあります。優秀選手を集めてもオールスターはお祭りですし、サッカーの日本代表の試合も、中田がいる頃は、海外組の借り物競走みたいで、一球にかけるチームの熱意はあまり伝わってきませんでした。サッカーと野球の違いもありましょうが・・・。ワールドクラッシックの時も盛り上がりましたが、オリンピックはまた特別のブランドなのですね。

 さて、昨日の7回の攻撃を振り返ってみましょう。プロの技のすごさを感じました。
1点のビハインドでの日本の攻撃。ランナーが1・2塁となって、星野監督はここで代走を、なんとキャプテン宮本。普通、代走といえば、若手の足の速い選手を送るところ、ここで宮本はシビレる。確かに経験豊富、足もいい。チームにとっても要。しかし、ここまで出番なし。ここで使う監督の潔さと選手との信頼関係。まさに卓越したチームとしてのプロの技を見ました。
 そして、次にその結果が証明してくれました。緊張の場面での冷静な走塁でした。里崎の送りバントは緊張でガチガチの中にも最低限の仕事としてのピッチャー前への転がし。宮本はすかさず三進。捕球したキャッチャーは三塁へ送球。タイミングは微妙。このとき宮本は自身のセーフよりも一塁ダブル警戒の送球阻止のスライディング。これが見事に決まりフィルダースチョイス。ここで試合の流れが変わった。
 この後、意表をつくスクイズで同点。そして、連打のタイムリーで試合を決めた。
星野監督は、ここの走塁こそ、オリンピックへの鍵と見て、判断力の能力が高く、信頼度の高い宮本にたくしたのかも知れない。正にプロの技です。

 スリリングな緊張の連続。ここまで最少失点でしのいできたダルビッシュも含め、全員のフォアザ・チームの集中力に尽きると言えます。

 いい試合を見ることができました。

 

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