goo

永平寺、風害

ご無沙汰していました。久しぶりのアップです。
永平寺の話題をお知らせします。先月、授戒会中の鐘楼堂屋根破損の画像です。
(現地に居合わせた人による写真です)

4月末のお授戒も最終日の前夜。最もクライマックスを迎える時でありますが、夕の昏鐘が撞き終わって10分後だそうです。

 

この日は強風。突然、五代杉の山門に向かって右側、門から下方向へ3本目の杉の木上部が折れて鐘撞き堂の屋根を直撃。幸い当番の「鐘点」と呼ばれる雲水さんには被害がなかった模様。ただし、10分前は・・・・・。当番経験者の皆さんならおわかりですよね。怖かったことでしょう。

 
この写真で位置はおわかりでしょうか。山門上から見たところです。上山の折りに登る通路です。見事に遮断されています。

被害の大きさがわかりますね。

横から祠堂殿側を撮ったものです。

このことは、つまり他の数千本の木々にも同様の事態が起きる恐れもあるということですね。長い歴史の中で、このようなことが繰り返されて来たのかも知れません。あるいは最近の地球環境の著しい変化の影響なのでしょうか。

                  
他にもこんな画像がありました。ここは、永平寺のどこでしょう?

何れにしても、鐘楼堂の修復、大変なことでしょうね。主だった樹木管理については、赤外線などの利用による健康チェックが必要かと思います。当然、受所前の唐門に向かう木々にも老朽の危機は迫ってきているかも知れません。

あの聖域空間(一般の方は立ち入り禁止区間)を知り尽くす諸兄にとっては、ショッキングな画像ですよね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 絆の再生の場 新潟旅情 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。