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版画鎌倉

掲載の版画は、鎌倉八幡様舞殿で踊る「静御前の舞」です。

 これらの鎌倉の風物詩、そして寺社伽藍、風景を題材として、当寺の広報誌に長年にわたって連載してきました。当寺は鎌倉とは少し離れていますが、主要な古道「かまくら道」沿いにあり、かまくらに関連した史跡・伝承も多いことからこの版画シリーズを続けてきたわけです。この夏号で20回目を数えました。

 
銭洗い弁天              由比ガ浜の水中花火

 これらの版画の作者は、北鎌倉に住む私の母方の叔父M氏です。長く教職に就き、趣味として版画の制作を続けて来ました。校長先生として、卒業記念に版画を贈ったとも聞いています。専門は体育で、学生の頃は野球のキャッチャーとして活躍したそうです。スポーツ全般に詳しく、楽しい見方も沢山教えてくれました。私のエキサイティングなスポーツ観戦の眼は叔父から受け継いだものでしょう。

 そんな叔父が、急に逝去されました。寺の仕事も沢山手伝ってくださっただけに、衝撃も大きいのです。
 幸い、作成された未公開の版画は残っていて、これからもしばらくはシリーズを続けるつもりです。でも、解説文がいただけないことは寂しいかぎりです。

 この場をお借りして、感謝の意を届けたいと思います。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
初冬にも増して・・・ (kenryu)
2006-11-26 08:58:56
しばらくです。叔父様の急逝、お悔やみ申し上げます。お母様の悲歎、如何ばかりかとお察し申し上げます。ただでさえ物悲しい晩秋から初冬の時期ですから・・・。遺稿集としての再編集、解説文は是非「あなた」が・・・・。
こちらは別事なし。そうそう、祖山のM副監院の下、三世様の文化事業を外からお手伝いすることになりそうです。
 
 
 
→kenryu兄 (tera)
2006-11-26 14:42:21
しばらくでした。もうクマさんはお山にお帰りになったことでしょう。代わりにまた、雪の季節ですね。

三世様の文化事業のお役の件、風の便りに聞いておりました。続いてご苦労様です。大変なことと思いますが、宗門としては正に適任で、ありがたいことです。

これから、海雲寺の大祭の随喜で出かけます。天候が気になるところです。
6日にお会いしましょう。
 
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