高野 光二郎です !!

高知県選出の参議院議員として、国の実情を地方の視点から綴って参ります。

長宗我部人気沸騰。大分県大野川合戦祭り!!②

2011年11月17日 18時13分54秒 | 日記

昨日、久しぶりに本屋に行くと、群像物の書籍(歴史的なif物)に「長宗我部戦記」と「いごっそう戦記」と言う新たな本が出ており、二つとも長宗我部信親が主人公で、天下人豊臣秀吉に戦いを挑むと言う内容のようです。


さて、続きを、翌日はわざわざ大野川合戦祭りの作りあげた責任者の方に長宗我部ゆかりの地をご案内頂きました。



信親公が1.000人の部下と共に終焉されたとする地に碑が建てられています。


地元の利光地区の皆さんと長宗我部一族の子孫の方が建てられたそうで、知っている方の名前もありました。



鶴賀城天守閣。



素晴らしい眺めです。写真奥側から四国連合軍が、手前に島津軍のおとり部隊に誘われて囲まれて全滅という説明を聞きながら、いろんな思いがこみ上げます。



徳島、十河家のお墓。そしてすぐ隣の少し上の段には、




戦死者を祀り。




合戦があったとされる河原。



大野川合戦祭り。凄いイベントでした。


何よりも歴史や文化を大事に守り続けている住民の方々と、市役所の職員さんが団結して今やこれだけの規模のイベントになっています。


合戦祭り自体で感じた事は、とにかく凄い演出。会場に一体感が生まれています。お年寄りから子供達まで楽しそうに騒がずに集中してイベントを見られています。


また、どう見ても余りお金がかかっている雰囲気がありません。


最後の何千人も対象にしている抽選会でも景品は、お米でパンを焼く機械であったり、3万円分の旅行券で会ったりと規模の割には随分質素です。


武具や甲冑を揃えたり、開催当時は県の補助も受けてお金がかかったそうですが、今は市から460万円程度+地元の商工会(新聞広告など)+自治会、驚いたのが一世帯100円ずつ支出しているらしいです。合計で800万円~900万円が延べ2万人。しかも農村部です。


私の知る県内外の地域の大イベントは、とかくお金がかかっています。公的な予算だけでなく、各企業や団体さらに個人までも(付き合い)の持ち出しも大変なものです。


さらにやたら派手で、次代の変化といいつつ文化とか伝統が進化ではなく、変化、たまに歪曲している物も目につきます。


その時はそれで良くっても結局、年々集客や参加人数、経済波及など先細りしている実態もあります。


又、年齢層や地域性でも、市内のお祭りなら、その市内の方たちだけ。若者のイベントなら若者だけ。


そして一つのイベントの中でも、メニューやも催し物が乱立、分断、そして会場全体がイベントの目的や楽しみを共有できていないものが殆どではないでしょうか?


大野川合戦祭りに学ことは山ほどあります。


 


 


 


 


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長宗我部人気沸騰。大分県大野川合戦祭り!!①

2011年11月16日 10時53分56秒 | 日記

11月12日~13日 長宗我部連絡協議会の事務局長として、県立歴史民俗資料館、南国市の職員さん達7名で、「戸次川の戦い」を題材にした「大野川合戦祭り」に実行良委員会からご招待を受けて行ってきました。

 

因みに424年前に激戦を繰り広げられた戸次川は現在なくなっており、本流の大野川での開催で大野川合戦としています。

 

戸次川の戦い

 

→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E6%AC%A1%E5%B7%9D%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

 

毎年、高知から招待されていますが、私は初参加です。

 

大野川合戦祭り

 

→ http://www.geocities.jp/kassen2006723/index.html

 

 

長宗我部元親公、大友家を島津家の猛攻から守ろうと殉死した長男の知勇兼備で将来を嘱望されていた元親公長男の信親公(烏帽子親は織田信長公)は、別格のヒーロー扱いです。

高知県でも毎年、長宗我部元親公に馴染んだイベントを各団体や関係者が開催していますが、マンガやゲームでも頻繁に長宗我部元親公が取り上げられており、年々、その人気と勢いを増しています。

今回の大野川合戦祭りを調査して、今後、高知側とのイベントのコラボや交流の拡大発展を目指しています。

 

 

2009年のポスターは、元親公の銅像。

 

南国市にある県立歴史民俗資料から朝8時にワゴン車に乗って出発。愛媛県の三崎から佐賀関まで(31㎞)フェリーで九州に渡りました。

 

 

会場近くは、幹線道路はしっかり整備それているものの何ら変わりのない農村部です。しかし、大分市街や別府市は近く、利便性がとても良いです。

 

ついた早々、地元の「利光地区婦人部」の皆さんが私達をご接待したいとの事で、島津軍2万人に取り囲まれた大友側の鶴ヶ城(城将 利光氏3千人)のすぐ下にある成大寺でご接待を受けました。

 

 

皆さんは、一年に一回、長宗我部信親公をお祭りし敬っていてくれているそうで、自分たちの先祖を助けに来てくれた長宗我部氏に大変感謝をされていました。

 

反対に、四国連合軍で長宗我元親公、阿波の十河存保氏の慎重論(島津の釣りのぶせを警戒し、秀吉の支持どおり豊臣本軍到着待ってから出陣)を功の焦りから無理やり突撃させた軍艦であり責任者の仙石秀久は、信親、存保、が戦死して、勝手に自分だけ逃げ帰ったと歴史通り低評価です。

 

 

鶴ヶ城で籠城した将士

 

 

当時から食べられていた郷土料理でもある保存食「じり焼き」。小麦粉を焼いて塩味がきいています。

 

そして、いよいよ大野川(一級河川)の河川敷の会場へ。

 

 

会場は、それぞに出し物や小間、ステージが点在しているのではなく、とても一体感がありました。会場全体が河川敷沿いに500mくらい駒があり、一段下がった河川敷には、自然に来場者の注目をひく位置にメインステージが良いバランスで設置されています。

 

その規模に唖然です。

 

 

小間もプロの方々、商工会の方々、地元の団体と様々で非常に楽しい雰囲気です。

 

複数のよさこいチームが舞台で乱舞。

 

「土佐ぁーの、高知のー、はりまや橋しー。」と聞き慣れている音楽が響いています。

 

 

大友軍の甲冑組。

 

 

 

 

 

騎馬隊 早すぎです。写真で追えません。

 

 

国崩し。すごい迫力の音でした。

 

 

火矢隊。地元の高校生だそうです。

 

 

 

 

 

釘宮 磐 大分市長も大野川合戦祭りを主要観光事業と位置づけをして意欲満々。

 

会場は、これ。

 

 

主催者の推測では、延べ2万人。

 

色んな方とお話をさせていただきましたが、高知から来たと言うと大変喜んで歓迎ムードでした。

 

すると主催者でもある戸次川合戦研究会の清松事務局長から、「高知から来てくれた皆さんをご紹介します。」と突然言ってくれて、

 

 

国会議員や地元名士の中で代表して長宗我部連絡協議会の事務局長として挨拶させていただきました。

 

スポットライトが強くてハッキリ見えませんでしたが、ステージに注目してくれていた参加者は、四国連合軍6千人より多かったと思います。

 

今までにない大きなステージに少し、ビビりましたが、高知県人として長宗我部を敬って頂いている事に対して感謝を申し上げました。

 

私の左となりにいらっしゃるご夫妻は、十河存保公の子孫の方です。

 

 

 

大分市長と。

 

イベントの締めくくりは、

 

 

大野川合戦祭り。想像をはるかに超えていました。

 

企画の多さ、質、まとまり。音響やナレーションのレベルの高さ。見事なまでの地元の住民と行政との連携と役割分担、自然との調和。

 

200人を超える甲冑軍団と鉄砲と国崩しの爆音。

 

子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまでが楽しそうに連れ添い、地元のお祭りとして発展的に前進しています。

 

ナレーションや企画の中で何度も長宗我部公を敬いながら、その果断な勇気に感謝をしてくれていました。

 

すぐとなりで子どもたちがちゃんばらをしていて「我こそ、長宗我部だー。」とか微笑ましいじゃれあいも見ました。

 

単なる一過的なイベントではなく、歴史と文化を敬い次代に引き継ぎ、地域の活性化を地元ぐるみで取り組まれ、そして県内外に発信されている継続的な活動を垣間見て、感激しました。

 

すごい人気です。長宗我部(ほぼ祭りの主人公)。

 

これが高知でも出来ないかと。参加者と興奮しながら次の日を迎えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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光揚会 発足!!

2011年11月14日 14時07分50秒 | 日記

平成23年11月11日


いつも大変お世話になっている高知市内の企業経営者の方を中心に「後援会」を立ち上げてくれるとの事で、その方々からの人望から拡がった高野光二郎の新たな後援会が立ちあがりました。


お願いをしたわけではなく、今までご本人もおっしゃられている通り、政治には関心があったものの、政治家(不信感)とはあえて距離を置いていた方ですが、参院選後、趣味から大変親しくさせていただき、しっかりした信頼関係が築けました。


 高野の為にと本当に自発的に仕事上だけの関係ではない、お仲間を集めて頂きました。



勿論、中には以前から面識を頂いている方もいらっしゃいますが、発信して下さる方の魅力により、人脈の輪が別の角度から拡がっていきます。



何を話そう?


 自分の政治信条と理念を思いっきりお話させていただきました。


今の政治だからこそ、自分が信じる道(方向性)、そしてそれを実行する為に当事者としての覚悟と責任を示す事が大事だと、今の政治を客観的に見て、現場の第一線から離れているからこそ強く思います。


名づけてくれた会の名称は、「光揚会」



本当ありがとうございます。


必ずその期待に応えれるべく研鑽を積みます。


これからも皆さん一緒に力強く生きてください。

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高知県知事 無投票当選

2011年11月12日 07時07分38秒 | 日記

平成23年11月10日

44歳の尾崎正直高知県知事が二期目の選挙。無投票で当選しました。

高知県知事選挙では、歴史上始めての無投票当選。全国でも鳥取県の一例しかないようです。

無投票により、予算が3億円浮いたそうです。

無投票については色んな是々非々の世論を聞きます。

私は、尾崎知事の真摯で熱い「高知を何とかしたい!!」と言う思いと、産業振興計画や教育や福祉政策などその着実な政策実行力は評価しています。

私は知事が就任当時から二年間、県議としてその仕事ぶりを見てきました。

本当に良く頑張ってくれています。さらにその仕事ぶりはだんだんと熟度、精度ともにバージョンアップし続けている印象があります。

風やパフォーマンスやイメージより、純真な熱意と責任感と覚悟を感じます。され+能力+資質。

政治家は、色んな事を言われ、求められます。しかし、どんな事があっても真正面から受け止めて、行動する勇気を尾崎さんは備えています。

今の高知県知事は尾崎さんしかいません。そう思います。

 

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TPPについてこう思います。

2011年11月07日 16時10分04秒 | 日記

 テレビや新聞では、政治家や識者、そして元官僚?(何故現役が出てこない。)がTPPの交渉参加の是非について毎日のように露出しています。

なぜか? 賛成派と慎重派に分けて。何故、反対派ではないんだろう。

また、自治体や地方議会でも賛否について意思表示をしています。

私も県下を回り県民の方との話題は「TPP」の是非についてが最も多いです。

メディア情報だけでなく、私も色んな情報を集めていますが、難しく混乱します。

結果、「総論 反対! 各論?」です

まず、国家の戦略がまるで見えません。ないじゃないかと思うほど。

対象になる24項目や個別の解説や検証は、それぞれの思惑も見えすぎるのであえてシンプルに自分の考えを述べます。

政府は「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に日本が加盟した場合の経済効果をめぐり、政府が示した「10年間で2.7兆円」と試算。

10年間で2.7兆円? 小さすぎるし、成長した場合の国内の需要と国民の負担の割合を勘案すれば、どうなる?(幸福度)

24の項目でどの項目がTPPにより影響が出る。

「農業、医療など-。自動車や電機など輸出産業は+・・・?」

+としている産業、企業群にそれぞれ関税撤廃の場合、御社に取ってどれくらいのメリットがあり、メリットを掴む為に設備投資を含め、どんな実効的な経営戦略を描いているのか?

超円高の中 大きな経済関係団体が交渉参加の後押しをしているなら、(大企業だけでも)それぞれに聞いてみたらどうですか?政府。

おそらく、聞き取る対象外とされそうな中小企業が8割を超える日本。大企業の戦略にどれだけの波及効果を含む計画があるのか?

また、大きなくくりで考えると。

FTA・EPA・FTAAP・ASEAN+3など他の経済協定の枠組みとの有益性を考えると、中国と組むか? アメリカと組むか?

(一部のメディアのまったく無責任な評論家の)とか単純には考えずらい。

 特別TPPを推進するに当たっては、最低でも24の項目に関連する企業や、団体の意見をくみ取り、「対話」をしてこの国が「成長分野」とする項目、そして食料や自然、エネルギー、社会福祉など「守らなければいけない分野」への影響を慎重に精査し、それぞれ政府としての投資(政策、金、情報、技術、人など)策を立てなければ行けないと思います。

他力本願でTPPにより日本は良くなる? 過剰なまでに賛成する国会議員も間接的に後押し、国民の判断材料に大きく影響しているマスコミや評論家も「本当の責任と覚悟」を持って事にあたってるのか?

とりあえず、「私達の仕事、私達の住んでいる地域、私達の生活」が良くなりそうだから・・・。今までと違う期待感がある・・・。と言う雰囲気を漂わせて交渉入りをするレベルであれば、国益を失うと考えます。

 

明確な国家戦略がないまま、交渉に入り、いざと言う時に参加を見送るような事があってはいけません。

又、参加しないなら、他の経済協定やグローバルな経済政策をこれからの日本の選択肢として国民に提示すべきです。

幼稚な意見かも知れませんが、東日本大震災を受けてよくよく考えなければ行けないと思います。

この国にとって「何が大切で何を守るのか?」その為に「どのような社会構造を創っていき、持続的に繁栄をしていくのか」を。今の政治にその研鑽した判断と決断と行動を求められています。

 

 

 

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