相棒が、薬の名前がいっぱい出てくるし勉強になるんじゃないかと薦めてくれた本を読みました。
またしてもJames PattersonのAgainst Medical Adviceという実話です。
彼の友達でHal Friedmanの息子Coryの発病から闘病生活を息子の目線で描いたもの。
Coryは5歳の誕生日を目前にTourette's syndrome(ツレット症候群;運動チック+発音チック)を発病、その後の社会からの偏見、ほかの子と同じような日常生活を送れない苦悩、前向きに頑張るCoryの姿、副作用の苦しみなどなど。
精神神経科のメジャーな薬は飲みつくしている状態。
薬が効果を表すまで4~6週間はかかるとか主な副作用を暗記していても、実際に服用している人にしたら、薬で症状が悪くなるのになんで飲まなきゃいけないんだ!と思うでしょう。言葉で見て覚えているのと症状を事細かに描写されるのとでは、受け取り方が全然違ってきます。
どうしようもないドクターや教師もいましたが、両親をはじめ、ちゃんとサポートしてくれる人もいて、奇跡的な回復を見せ、現在は最低限の薬のみを服用しているそう。
とにかく、壮絶な日々で、本人も両親も諦めて投げ出したくなったと思います。。。私が彼の立場だったら、ちゃんと生きていられただろうか?と考えてしまいました。
神様は乗り越えられない試練は与えないって本当かしら?
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