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都立に入る!

歴史は「理由」と一緒に覚えよう

[2020年8月6日 更新]
今日は何の日か。
日本人なら絶対に知らなきゃいけない日。

むろん75年前に広島に原爆が投下された日である。
入試うんぬんではなく、知らなきゃいけない歴史と言える。

ではなぜ広島だったのか。
歴史建造物のある京都や、より人口の多い大阪・名古屋を選ばなかったのはなぜなのだろうか。アメリカ軍は原爆をどの都市に落とすかを考え抜いた上で決定したはず。広島を選んだ理由があるのだ。

調べたところ以下のような理由が考えられる。
・広島には軍需工場、造船所などがあり、戦争を進めるうえで大打撃を与えられるから
・広島は当時、無傷に近かったから(=一発の原爆でより多くの被害を与えられる)

ここで「広島をふくむ瀬戸内海には造船所が多いのはなぜだろう」と考えが膨らむ。
ぜひ考えてみてほしい。

参考までに、こんな資料を紹介する。
ここを読むとヒントが見つかるはず。
戦後日本における主要造船所の展開 (村上雅康)

◆1問1答だけではダメ
用語集などで1問1答形式で覚えることもあるだろう。
確かに入試だけを考えればやっておくべき事だ。

でもね、それって面白くはないよね。
もちろん勉強時間には限りがあるが、できるかぎり「なぜ」を考えてみてほしい。

・なぜ豊臣秀吉は朝鮮出兵をしたのか
・初期の総理大臣は薩摩・長州藩出身者ばかりなのはなぜか
・なぜ青森ではりんごの生産がさかんなのか

いまはネットで手軽に調べられる。
が、時間があるのなら図書館で調べることをお薦めする。

都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

hakusou_onlinechecker
そういう理由の連なりを書かせる試験が、東大・京大の二次試験で出される地歴科目。
理由の連なりを辿れば、赤門にも、折田先生像にも、辿り着ける。

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