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日大の付属高校はいくつあるか

[2021年9月20日 更新]
最も学生数の多い大学は日本大学。
その付属高校の数も全国一である。26校ある。
今回は日本大学の付属高校についてお話しする。

◆もっとも新しいのは2019年開始
東京にある日大付属校は8校。
日本大学第一高校
日本大学第二高校
日本大学第三高校
日本大学櫻丘高校
日本大学鶴ヶ丘高校
日本大学豊山高校
日本大学豊山女子高校
目黒日本大学高校

日大豊山は男子校、日大豊山女子は女子校。
他はみな共学校である。

最も新しいのは目黒日本大学高校。2018年度までは日出高校という名称だったが、2019年度から日大の準付属校としてスタートした。
なお「準付属校」とは、もともと日大とは関係ない学校法人が日大と提携した学校。佐野日大高校や土浦日大高校など「○○日大高校」という名称なのが準付属校だ。

◆中学校があるのは6校
付属の中学校があるのは6つ。
・高1から内部進学生と混合クラス
日本大学第一高校
日本大学第二高校
日本大学豊山女子高校
目黒日本大学高校

・高2から内部進学生と混合クラス
日本大学第三高校
日本大学豊山高校

付属小学校があるのは1校のみ。
千葉日本大学第一小学校が船橋市にあり、そこから付属の「千葉日本大学第一中学校・高等学校」または「日本大学第一中学校・高等学校」に進学することができる。

◆日本大学への進学率はバラバラ
どの中学校も日本大学の系列大学・短大等へ内部進学する制度がある。
しかし高校によってその制度を利用する生徒の割合はまちまち。
2020年春の進学状況は以下の通り。

日本大学豊山高校 78%
日本大学櫻丘高校 75%
日本大学第一高校 71%
日本大学鶴ヶ丘高校 69%
日本大学豊山女子高校 55%
日本大学第三高校 45%
日本大学第二高校 31%
目黒日本大学高校 13%
参照:パスナビ

目黒日大は付属校化してからの高校入学生がまだ卒業していない(2022年春に1期生が卒業する)
今後は日大への進学率は上がっていくと予想する。
京北高校→東洋大京北高校の時もそうだったから。

日大に進めるというメリットがある反面、「周りの大半が日大へ内部進学する中で、大学受験勉強を続ける」というのはそれなりに大変だ。高校生は周りに流されやすい。
メリット&デメリットをよく考えて高校を選んでほしい。


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