ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

スーちゃんが亡くなりました

2011年04月25日 22時14分40秒 | 日記
僕はもともとファンというレベルではなかったのですが、子供の頃の思い出として

解散の時のフレーズは今でも記憶に残っています。

でも、その中でもおっとり系だったスーちゃんが乳がんで亡くなりました。

19年も闘病していたんだそうです。

それと比べたらキャンディーズの活動の4年半というのは、どんなに短かったことでしょう。

僕らが思っていた通りに、おっとり系でもありますが、人のいい優しい人だったんですね。

でも、亡くなったスーちゃんは、今頃は天国で、おっとり系でみんなのために尽くしていることでしょう。


スーちゃんはがんに打ち勝つために闘病していたんだと思います。

余命宣告された人は、どれほどつらい思いをしたことでしょう。

余命宣告されて助かった人は、それこそこれ以上ないくらい幸せだったと思いますし

体験した人の気持ちは、いろんな形で知ることができます。

でも、余命宣告されて亡くなった人の気持ちを知ることはできませんから、

「本人は、こんな気持ちだったのではないかな?」といった想像でしか知ることができません。


僕も高次脳機能障害を負わされて、事故に遭うまでは、意識としては知っていました。

でも、それがこれほどまで辛いものとはわかりませんでした。

精神的な苦痛だけでなく肉体的な苦痛の頂点で、亡くなる人。

「死」がゴールですから、これほど辛いことはないでしょう。

でも、精神的な苦痛のゴールが、どこにあるのかわからないで進まなければならないのは辛いです。

僕が、余命宣告を受けて死んだわけではないので、どちらが辛いのかはわかりません。

でも、いろんな本を読むと、高次脳機能障害のゴールには「完治」がなく、

何か障害が残ることは分かります。

しかも、本人が書いたものではない本も多くあります。


僕は、精神障害者になってしまいましたが、退院直後よりも肉体的には悪化しているようです。

でも、記憶障害から、その記憶ははっきりとはありません。

これを、辛いと思う気持ちが、ないこと。

余命宣告を受けた人には及ばないかもしれませんが、それなりの苦しみがあるはずです。

でも、その精神的な苦痛を感じる感覚も無くなっているのが悲しいんです。

「たぶん、これくらい辛いはず」と辛さのレベルを頭で考えているんです。

これは、多分すごく辛いことなんだと思います。

辛さを直感的に感じないのが、救いなんでしょうけど。

なんだか、また、話がずれてしまいました。


スーちゃんは今頃、天国で幸せになっていると思いますが、ご冥福をお祈りします。