15日は役付きの芸能団体の奉納が終わると、ひと通りの終わりとなり、
21日(土)が神輿渡御、22日(日)還御で、
その22日には遠野南部流鏑馬、境内での芸能奉納です。
また21日は遠野駅南側の町中では午前10時半から夜の8時半辺りまで、
町のいたるところで芸能が観られます。
人の頭が邪魔で観られないということはないと思いますし、其々の芸能は出番以外の時間は
町中で門掛け(門打ち)をしているので、ひとつの団体を追いかけるのもいいでしょう。
と、今週末の告知をしたところで、特別公演の長野獅子踊りさんです。
一般的な通り踊りや華踊りをした後、
雌獅子狂い
コロナ前の秋、長野獅子踊りの地元のお祭りで、この演目を踊ったことがありました。
私が見たのはそれ以来です。
岩手内陸の幕踊り系しし踊りの演目に、共通して見られる雌獅子狂い。
これをメイン演目に据えているところが多いようですが、同じ幕踊り系でも
遠野は事情が違います。
遠野では柱がかりをメインに据えているところが多いのは、ご承知の通り。
争う内容がハレのお祭りに好まれないとよく云われます。
他の地域の人には、どう映るかわかりませんが、はばかることなく言い争うことを
良しとしない風潮がある地域なのかもしれません。
かくして、メインから遠ざかっている雌獅子狂い、
他のしし踊り団体でも滅多に見る事が無いだけに貴重な披露となりました。
出来ることなら廻りの人たちも一緒になって、激励の声をかけてあげれば最高だったかな?
この日も結構な暑さで、子獅子も少し具合が悪くなったようでした。
今週末の天気を見ると今のところ二日とも良いわけではないようです。
最高気温も20℃ちょいと云うことで、少し寒いかも。
出る人も観る人もそれなりの対策が必要かもしれません。
観て損はない遠野まつり、ぜひ、どうぞ!笑
お祭りのスケジュールや駐車場情報は遠野市観光協会のHPにあります。