<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「となり町戦争」

2012年09月20日 |  映画
2007年 邦画

おとなり同士の町が、行政で合議の上戦争を行う。
その戦争に、巻き込まれる男。
ただその町が便利というだけで引っ越してきたのに。

戦争が一部の人間だけで行われていて(徴兵ではなく志願)
静かな田舎町で、戦争が起こってる実感もなく
ただ、新聞に「今日の戦死者」と出ている・・。
本当に戦争は行われているんだろうか。


気持ち悪~い映画だと思う。
真剣に没頭してみることができず、後味の悪さだけが残った。
原作ものだけど、賞を取った作品なのかな。


「何故 この戦争をしなければならないの?」という疑問をほとんどの人は持たず
「話し合いで解決できないの?」という問いさえもなく
「宗教、習慣、人種、政策いろんな違いで戦争は起きてるのよ」という当たり前な返答が
ものすごく胸糞悪い。

そういう気持ちの悪くなる感情をきっと作者は呼び起こして欲しかったのかもしれないが
現実感のない戦争で人が死ぬ事実だけを突きつけるこの映画は
どうなんでしょう。
戦争絶対反対の私としては、映画としてはお勧めできない一本。

世界中で行われている戦争に対して、平和ボケしている日本人は
なんの関心も持たない。
それが実はどんなことなのか?を問いたい?

あまり解説する気にもならない。

ただ、単に気持ち悪くなるストーリーものは映画にする必要なし。
小説だけでお楽しみください・・・。

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