<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「スノーホワイト」

2013年05月23日 |  映画
2012年 アメリカ・イギリス映画
白雪姫を題材とした、ダークファンタジー。

まず、一番に白雪姫のイメージが・・・。
まるでジャンヌダルクのような配役がぴったりな厳しい顔立ちの主演「クリスティン・スチュワート」
確かに美しいけど、真っ白な肌と真っ赤な唇の・・・
やっぱりディズニーアニメのイメージが残っているのかもね。

童話の「白雪姫」とはまったく違うダークなお話。
画面がダーク・・。
お姫様スノーホワイトの顔だっていつも汚れてるの。
高い塔に子供のころからずっと幽閉されて、
逃げ出したのはいいけど、黒い森に逃げ込んで大変なことに。
木の化け物が出てきたり、妖精が出てきたり、CGも盛りだくさんだけど
どうも暗いイメージがつきまとい、
子供に見せたら泣くよね・・と思いました。
小人たちもかわいくない><。

魔女役の「シャーリーズ・セロン」はもうぴったり。
いつまでも美しいですねー、この人は。

でも、この映画の本当の主題は童話「白雪姫」とはまったく違うもの。

美しく心が清らかなスノーホワイトは、呪いを解く力も持っている。
でも、それだけでは魔女に乗っ取られた王国を取り戻すことができない。
自分の身を守るため、相手の心臓を一突きにするんだ、と教えられても
「そんなことはできない・・・。」と言っていた彼女が
最後になって
「やっぱり立ち上がるしかない!」と言うのですよね~。

なんてアメリカ的。
国を守るのは結局武力行使しかないってこと?

ということを実にわかりやすく描いた映画と言えるけど、
すごくヒットしたのは何故かな~。



にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自然の色 | トップ | 「海の上のピアニスト」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事