「公立保育園の民営化」なるものが全国各地で推し進められています。
が、すんなり行っているところは全く皆無。
殆どの地域で色々トラブルが起り、実際裁判まで起っている所もあるそうです。
・進む保育園民営化
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20060531ok01.htm
・公立保育園の民営化
http://www.hoiku-fubo.net/cont/st6/mineika.html
郵政公社の件もそうですが、時代の流れは「官から民」。
その流れから見ればある程度は仕方ないのかも知れませんが、ここまで全国各地でトラブルが起きているのをみると、やっぱり「これが必要とされているものなのか?」と首を傾げずにはいられません。
そしてなんと・・・年明けの区報を見てびっくり。
実は私の住んでいる所でも知らない間にこの保育園の民営化の話が進んでいて、実際19年度には公立保育園の閉鎖に伴って新たに私立の認可保育園が出来るという話になっていたのだ。
そして、ここ2~3年の間で一挙に6園も民営化に踏み切ると明言しているのだ。ここでちょっと首を傾げてみる。
いつ決まったんですかね?そんな話・・・。
お役所のHPなどを検索してみたところ、随分前から(H17年4月より実施される次世代プランの中にはしっかり明記されているらしい)そう言う話があったらしいんですよね。
単に私達が聞き流していたのか、それともきっちり公開して検討する意志がお役所サイドになかったのか・・・微妙なところですね。
まぁ、気がつかなかったことを悔やんでも仕方ないので、ちょっとばかり考えたことを呟いてみたりします。
民営化に当たって問題になる事がいくつかあるそうです。
例えば、「委託先が決まらないと園の保育方針が定まらない。」などもその一つ。
そりゃーそうですよね。
公立の場合はどの園に入れても大体同じ保育を受けられるけれど、私立になるとその園の特色などが色濃く出るので、合う合わないなど色々親としても考えなくてはいけない事が多いと思うんです。
それがぎりぎりになるまではっきりしないんじゃ選びようが無いだろうってお話しなんです。
ちなみに、私が住んでいるところでは既に委託先が決定しているんですよね。
それって結構不思議じゃないですか?
だって、普通はいくつか「うちで保育園を運営します!」って企業が参加してコンペとか行って、それらの意見をお役所や市民が一緒に検討して最終的に一社に絞って委託する・・・って話になるはずなんですよね。
そんな風にしたって「問題」がたくさん起るのに、何故知らない間に委託先が決まってるんですかねぇ?
もう少し吟味したって良いんじゃないって思わず突っ込みを入れたくなりました。
で、ちょっと調べたところ。
実はその委託先は既に私達の住んでいる地域でいくつか幼保一元化を目指して作った保育園を運営している実績があるそうです。
ようするに、お役所サイドとしては「いきなり知らない企業に任せるよりは、すでに実績のある所にお任せした方が良いだろう」と勝手に判断して決定してしまったらしいのです。
しかしですよ。
その運営してる保育園で開園してからの3年間でなんと17人もの保育士が辞めているという嫌な実績があるらしいんですよね・・・。
それってちょっと異常だと思いません?
そんな状態で保育士の質の維持が出来るとはとても思えないんですけれど・・・?
何が原因かは分りませんが、そんなころころ保育士が変る保育園をどんどん増やされても親としては困るっていうのが本音です。
でも、一番私が気になるのはやはりぶーちゃんの様な「障がい児」というレッテルを持ってしまった子供の存在だ。
以前にも書いたことがあるが、ぶーちゃんの問題が発覚した当初から保健士や相談員の方に「公立の保育園に早く入れるべきだ」と言われ続けていた。
何故に「公立」の保育園なのか?
ちょっと疑問に思い聞いてみると、「私立の場合だと人員の都合とかで問題のある子供には対応してくれないところが結構あるから」と言われたのだ。
現在、ぶーちゃんには加配の先生が1人ついて下さっている。
公立の場合は保育園側がお役所に申請すれば加配の先生を回してくれるのだが、これが私立になると加配の先生を園で「雇う」必要が出てくる。
・・・つまり、それだけ園の負担になるって事なんです。
それを率先して受け入れてくれる理解ある保育園があればいいです。
でも、現実はそんな「障がい児」を受け入れると明言してくれる所なんて殆どないんですよね。(だってコストがかかりますもの)
そしてその後、ぶーちゃんを預けたいと思って「私立」と名のつく所に連絡をしたところ、予想通り殆ど「受け入れられません」とお断りを受けてしまうはめに陥った。
がぼーん
保育の民営化が進む一番の理由は「経費削減」とのこと。
この「経費削減」の言葉の元に、ぶーちゃんたちのような立場の子供がばっさり切り捨てられそうな予感がして怖いのだ。
そうならないことを願いたいし、そうあってはならないと思う。
その為にも、これからこの件に関しては注意深く見守っていこうと思っています。
皆さんの住んでいるところではどうかな?
知らないうちに変ってたら大変ですよ~(苦笑)
要チェックやって所で宜しくです♪
が、すんなり行っているところは全く皆無。
殆どの地域で色々トラブルが起り、実際裁判まで起っている所もあるそうです。
・進む保育園民営化
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20060531ok01.htm
・公立保育園の民営化
http://www.hoiku-fubo.net/cont/st6/mineika.html
郵政公社の件もそうですが、時代の流れは「官から民」。
その流れから見ればある程度は仕方ないのかも知れませんが、ここまで全国各地でトラブルが起きているのをみると、やっぱり「これが必要とされているものなのか?」と首を傾げずにはいられません。
そしてなんと・・・年明けの区報を見てびっくり。
実は私の住んでいる所でも知らない間にこの保育園の民営化の話が進んでいて、実際19年度には公立保育園の閉鎖に伴って新たに私立の認可保育園が出来るという話になっていたのだ。
そして、ここ2~3年の間で一挙に6園も民営化に踏み切ると明言しているのだ。ここでちょっと首を傾げてみる。
いつ決まったんですかね?そんな話・・・。
お役所のHPなどを検索してみたところ、随分前から(H17年4月より実施される次世代プランの中にはしっかり明記されているらしい)そう言う話があったらしいんですよね。
単に私達が聞き流していたのか、それともきっちり公開して検討する意志がお役所サイドになかったのか・・・微妙なところですね。
まぁ、気がつかなかったことを悔やんでも仕方ないので、ちょっとばかり考えたことを呟いてみたりします。
民営化に当たって問題になる事がいくつかあるそうです。
例えば、「委託先が決まらないと園の保育方針が定まらない。」などもその一つ。
そりゃーそうですよね。
公立の場合はどの園に入れても大体同じ保育を受けられるけれど、私立になるとその園の特色などが色濃く出るので、合う合わないなど色々親としても考えなくてはいけない事が多いと思うんです。
それがぎりぎりになるまではっきりしないんじゃ選びようが無いだろうってお話しなんです。
ちなみに、私が住んでいるところでは既に委託先が決定しているんですよね。
それって結構不思議じゃないですか?
だって、普通はいくつか「うちで保育園を運営します!」って企業が参加してコンペとか行って、それらの意見をお役所や市民が一緒に検討して最終的に一社に絞って委託する・・・って話になるはずなんですよね。
そんな風にしたって「問題」がたくさん起るのに、何故知らない間に委託先が決まってるんですかねぇ?
もう少し吟味したって良いんじゃないって思わず突っ込みを入れたくなりました。
で、ちょっと調べたところ。
実はその委託先は既に私達の住んでいる地域でいくつか幼保一元化を目指して作った保育園を運営している実績があるそうです。
ようするに、お役所サイドとしては「いきなり知らない企業に任せるよりは、すでに実績のある所にお任せした方が良いだろう」と勝手に判断して決定してしまったらしいのです。
しかしですよ。
その運営してる保育園で開園してからの3年間でなんと17人もの保育士が辞めているという嫌な実績があるらしいんですよね・・・。
それってちょっと異常だと思いません?
そんな状態で保育士の質の維持が出来るとはとても思えないんですけれど・・・?
何が原因かは分りませんが、そんなころころ保育士が変る保育園をどんどん増やされても親としては困るっていうのが本音です。
でも、一番私が気になるのはやはりぶーちゃんの様な「障がい児」というレッテルを持ってしまった子供の存在だ。
以前にも書いたことがあるが、ぶーちゃんの問題が発覚した当初から保健士や相談員の方に「公立の保育園に早く入れるべきだ」と言われ続けていた。
何故に「公立」の保育園なのか?
ちょっと疑問に思い聞いてみると、「私立の場合だと人員の都合とかで問題のある子供には対応してくれないところが結構あるから」と言われたのだ。
現在、ぶーちゃんには加配の先生が1人ついて下さっている。
公立の場合は保育園側がお役所に申請すれば加配の先生を回してくれるのだが、これが私立になると加配の先生を園で「雇う」必要が出てくる。
・・・つまり、それだけ園の負担になるって事なんです。
それを率先して受け入れてくれる理解ある保育園があればいいです。
でも、現実はそんな「障がい児」を受け入れると明言してくれる所なんて殆どないんですよね。(だってコストがかかりますもの)
そしてその後、ぶーちゃんを預けたいと思って「私立」と名のつく所に連絡をしたところ、予想通り殆ど「受け入れられません」とお断りを受けてしまうはめに陥った。
がぼーん
保育の民営化が進む一番の理由は「経費削減」とのこと。
この「経費削減」の言葉の元に、ぶーちゃんたちのような立場の子供がばっさり切り捨てられそうな予感がして怖いのだ。
そうならないことを願いたいし、そうあってはならないと思う。
その為にも、これからこの件に関しては注意深く見守っていこうと思っています。
皆さんの住んでいるところではどうかな?
知らないうちに変ってたら大変ですよ~(苦笑)
要チェックやって所で宜しくです♪